知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『フウチョウ(風鳥)・ゴクラクチョウ(極楽鳥)に、大昔に遭遇』ーニューギニア島のゴクラクチョウと、小笠原島だけに棲むメグロに―

2020-04-27 16:43:55 | 野鳥

『フウチョウ(風鳥)・ゴクラクチョウ(極楽鳥)に、大昔に遭遇』

ーニューギニア島のゴクラクチョウと、小笠原島だけに棲むメグロに―

     

 半世紀も昔のことです。 昔お世話になった会社の香港事務所に駐在していた時に、香港島の中央部の中腹の堅尼地道にある円筒形の豪華なマンション、ここに、お住いの所長宅にご招待頂ました。 

 少し脱線しますが、簡単に地理的な位置関係です。 香港のヴィクトリア港が香港島北側の中央に位置、海岸に平行に幹線道路は、東西に走っています。 現地代理店の社長によく聞かされたのは『昔、龍和道は明治道りと変えられ!、「ココより上には、犬と○○人は入るべからず」と、立て看板があった』そうです。

 幹線道路は海岸から順に上に;
  龍和道(日本占領時代、1941-1945、明治通り
  夏愨道(日本占領時代、1941-1945、大正通り)
  堅尼地道(日本占領時代、1941-1945、昭和通り)

 マンションの駐車場からも、リビングルームからも、ヴィクトリア港が良く、見下ろせましたのを覚えています。 その時に、リビングルームのサイドボードの上の、ガラスケースに、優雅に羽根を広げて、収まった『ゴクラクチョウ(極楽鳥)』の剥製に遭遇しました。 この鳥が、フウチョウ(風鳥)と総称され、別称が、ゴクラクチョウ(極楽鳥)と知りました。 持ち主も、『フウチョウ(風鳥)』とは、ご存じなかったようです。
  ウキぺデイアより引用
 

ここで、ウエブ情報です。
 オーストラリア区の熱帯に生息し、特にニューギニア島には多数の固有種が生息する。 雄の成鳥が美しい飾り羽を持ち、繁殖期に多彩な求愛ダンスを踊ることで知られる。雌の成鳥は地味な外見をしている。 フウチョウ(風鳥)と総称される。 ゴクラクチョウ(極楽鳥)の別名でも知られるが、正式な和名としては採用されていない。、

 (少し残酷な言い伝えですが、敢えて引用しました。) 16世紀、ヨーロッパに初めてオオフウチョウが、もたらされた時、各個体は交易用に足を切り落とされた状態で運ばれていた。 そのため、この鳥は一生枝にとまらず、風にのって飛んでいる bird of paradise (天国の鳥)と考えられた。 また、昔、風をえさにしていたとされることから「風鳥」と名づけられた。

 この経験以来、この熱帯・ニューギニア島に棲む『ゴクラクチョウ(風鳥)』と、小笠原島だけに棲む『メグロ』は、自然の野生の状態で見てみたいと、想い続けて半世紀がたちました。

                                                       (20200427纏め #160)


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