知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『アイルランド ダブリンの思い出(ゴルフとピーターラビット)』―プロゴルファーA氏も、真っ青の、強烈な海風と、ヒースのラフ― 

2020-04-29 21:46:11 | 外国

『アイルランド ダブリンの思い出(ゴルフとピーターラビット)』

―プロゴルファーA氏も、真っ青の、強烈な海風と、ヒースのラフ―      
 

 今度のテーマでは、冒頭から脱線です。 『カバン持ち』を国語辞書で調べてみると、次のようにありましたが、自分の場合は、そのどちらとも、微妙に違っているところがありました。

❶《主人の鞄を持って供をする人の意から》秘書や助手など。
❷上役にへつらい、いつもついて回る者を軽蔑していう語。

 昔、お世話になった会社で、上司(凄いあだ名で○○天皇)のカバン持ちで、4カ国(仏・独・英・アイルランド)、訪問先7社を、日本を日曜出発・日曜帰国の一週間の『ハードスケジュール』で海外出張しました。 当時は、大らかなもので、中間管理職でもビジネスクラスが使えました。 

 当然ですが、この『ハードスケジュール』には、成田を夕方発、パリに夕方着を予約して、到着日の翌日早朝から予定消化に備えていました。 時差が8時間もありますので、訪問先7社の幹部との『5日間連続してのアポとり』は、毎晩、21時から24時の間に国際電話でやりました。 出発前から疲労困憊で『風邪気味』でした。

 この上司は、某航空会社のグローバル会員でしたので、出発の前々日に突然『エアフランスのファーストクラスがとれたので変更してくれ』と来ました。 一瞬『エアフランスのファーストクラス』の魅力に傾きましたが『出発前から疲労困憊で「風邪気味」』の状態ですので、即、お断りしました。 凄いあだ名の上司のこと、今まで、こんな断り方をされた、経験がなかったようでした。 その後、稀にお会いする酒の席では、ずーっと、このことを言われました。

 さて、本題に戻ります。 この出張中に、上司とは別に、アイルランドのダブリンのB&Bに泊まりました。 B&B:ベッド・アンド・ブレックファスト(英: bed and breakfast)とは、イギリスや北米、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリアなど、主に英語圏各国における(多くの場合小規模な)宿泊施設で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できるもののこと。

 ダブリンには、ゴルフ場が沢山あります。 米国のトランプ大統領もここにゴルフ場を持っており、エピソードもあります。 『トランプ大統領の会社は当初、海岸、2.8キロメートルに幅20メートル、海抜5メートルの工事を予定した。 しかし「地元住民と環境団体の反対」を受け、2016年12月に約625メートルと約250メートルの護岸工事に計画を修正』と。

 この出張時、休日にプレーした海岸のゴルフ場の名前は、どうしても思い出せません。 ご一緒にラウンドして頂いた、某商社のダブリン支店長、曰く『プロゴルファーA氏も、真っ青の、強烈な海風と、フェアーウエイ以外はすべて、ヒースのラフ』を一番ホールですぐわかりました。

ウエブ情報(アイルランド・ゴルフ紀行 その①ダブリン)より引用

 ヒースのラフからの悲惨なアウト(脱出)の苦労の洗礼を受けたのは自分でした。 日本のススキの背丈を短くしたようなヒースは、痩せ地『ヒース』に、しがみ付くようにびっしりと茂っており、よほどの腕力、膂力があっても、アンプレイアブルで脱出するのが普通ですが、ニッポン男子ですので、トライ、3打でアウトできました。

 日本のゴルフのように、アウト・インの間に昼食は入りませんので、当然『スルー』でプレイになりました。 たしか、10番ホールで、凄いあだ名の上司が、ヒースのラフにつかまりました。 数度、果敢にトライするも、脱出できずに、ローカル・ルールならぬ、オマケの仲間ルールで、アンプレイアブルとして、次の11番ホールに進みました。

 この11番ホールには、次の2枚の写真とはかなり違いますが、将に童話の世界の可愛い『ピーターラビットの群れ』、十数羽の群れが、100ヤード付近と190ヤード付近に、二つおりました。 草を食むやつ、背伸びをして警戒するやつと、まったく絵本の世界でした。  

 


ウエブ情報(ピーターラビットの群れの画像)から引用

 オナーの自分が、『可愛いピーターラビット』に、普段いつもやってる『テンプラ』や、『ゴロ』での直撃が心配で、逡巡していると、ダブリン支店長から、『「テンプラ」、「ゴロ」どちらで直撃しても全く当たりません、彼らは簡単にかわします。 大丈夫です。 どうぞ』と。 ダブリン支店長も、自分も二つの群を、軽くオーバードライブしました。 

 凄いあだ名の上司は、『可愛いピーターラビット』を気にし過ぎたのでしょうか、運悪く連続OBでした。 前のホールのヒースのラフの大タタキで、参ったのでしょうか、『ウサギにも馬鹿にされた、もう上がろうと』と、アイルランド ダブリンの思い出のラウンドは、11ホールのドラマで終わりました。
                          (20200429纏め #161 )


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