『世界の超高層ビル、どこにある トップ50の半分は中国に!』
『世界有数の超高層ビルが複数ある中国政府は、国内の比較的小規模な都市における「超高層ビル」建設に関する規制を最近発表』
『虚栄心を満たすことが目的の建設プロジェクトを減らすのが狙い、石油成金の中近東のUAE、サウジアラビアでも、人類も気づいた!』
先日(2023/11/20)の日経新聞Bizランキング欄にありましたのが表題『世界の超高層ビル、どこにある トップ50の半分は中国に』です。 内容は、
世界の建築家などの専門家が集まる「高層ビル・都市居住評議会」のデータベースで、2023年時点で「完成」に分類される超高層ビルを比べた。 高さ上位50の物件を国・地域別の内訳でみると、中国(香港を含む)が最多の25棟で、米国の8棟、アラブ首長国連邦(UAE)の4棟を大きく引き離した。
と、ありましたが、建築費の坪単価は、ビルを高くしても、土地単価の影響の低減はどんどん小さくなり、それなりに、建設コストは増加し、超高層ビルの坪単価を低減できるとは思えません。
ウエブ情報から引用
超高層ビルは中国で増加、米国では減少方向です。 石油成金の中近東でさえも、増加してゆきそうもない。 一方、中国が超高層ビルの高さ制限をはじめましたので、やっとこの世界は落ち着き始めたようです。
高層ビルが林立する上海
ウエブ情報から引用
テレビ電波塔の高さは別ですが、ビルの『高さ競争』は如何なものかと思います。 アラブ首長国連邦ドバイにある、世界一高い超高層ビルはブルジ・ハリーファ、828ⅿです。 なお、ジッダ・タワー、1,008ⅿは、サウジアラビアのジッダで建設中のハイパービルディングです。
このビルの、英訳別称のキングダム・タワーは2019年に完成予定でしたが、完成は2025年頃を想定しているが、2022年6月時点では労働問題やCOVID-19パンデミックの影響などもあって開発が停滞しており、実際に完成まで漕ぎつけられるかまたその時期について見通せない状況にある。 当初は高さ1,600mで計画され、その高さにちなみ「マイル=ハイ・タワー」(Mile-High Tower)という名称であった。
ドバイやクウェートなどペルシャ湾岸では2008年ごろ、高さは1キロ(マイルではなく)を超えるビルの計画が相次いで発表されたが、世界的な金融危機の影響で『高さ競争』は一時落ち着いている。 『高さ競争』は人類にとって、どのようなメリットがあるのか、考えさせられます。
人類がすぐにやらなければいけないことは、超高層ビルの高さ競争ではなく、
掛け替えのない地球に人間がいつまでも住めるように毎度の祈りですが、温暖化対策は、みんなでやれる『できるだけの節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂く、温室効果ガス排出削減は次のビッグ3『発電業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。 みんなでやる『節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』も、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小につながります。 『規模縮小』以外に打つ手がない、限界のある狭い地球ですので、頑張りましょう。
(記事投稿日:2023/11/20、#701)
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