『日本は凄い・日本人は凄い 1(折り紙のこと)』
『「ミウラ折り」宇宙で衛星用太陽電池パネルの輸送時のコンパクト化が実現』
折り紙の起源はハッキリしてないようです。 中国やスペイン説もあります
正式にわかっていないのが現状のようです。 最近では、韓国が名乗り上げていますが韓国の折り紙は、ハサミや接着剤も使っているので、日本の伝統の折り紙とは全く違うと言われています。
日本の折り紙の凄さは三浦公亮東大名誉教授が考案した『ミウラ折り』です。 『ミウラ折り』では、縦の折り目にジグザグに傾斜をつけることによって、折り目が重ならずコンパクトになる。また、折り畳んだ一端を引くだけで、全体を一気に開けるという特徴があり、衛星用の太陽電池パネルの輸送時の驚異的なコンパクト化が実現しました。
ある方から入手した、折り紙のゴジラです。 その精緻さには驚くばかりです。
カラフルな折り紙
無骨者・不器用な傘寿爺にはとても折れない折り紙五態
折り紙の歴史のウェブ情報からの抜粋です。
7世紀初めに大陸から紙の製法が日本に伝えられたのち、日本人の工夫によって薄くて丈夫な紙、「和紙」が生まれました。 はじめ写経や記録が紙の重要な用途でしたが、神事にも用いられるようになり、神への供物など様々なものを紙で包むようになりました。やがて供物や贈り物を包んだとき紙に折り目がつくことに着目して、包みを美しく折って飾る儀礼折が生まれてきます。
室町時代(14,15世紀)に入ると小笠原家や伊勢家によって様々な礼法が整えられ、紙包みの礼法(儀礼折)もそのころ考えられたものです。今も使われている熨斗包みや雌蝶・雄蝶などの折り方はその名残です。
やがて礼法や決まりから離れて、折り方そのものを楽しむようになったのが「折り紙」です。江戸時代に入ると紙の生産量も増え「折り紙」はいっそう庶民に親しまれるようになりました。寛政9(1797)年には世界で最も古い折り紙の本「秘傅千羽鶴折形」が出版されています。
明治時代に入ると、「折り紙」は幼稚園教育にもとりいれられ、小学校では手工や図画でも教えるようになり、ますます盛んになりました。現在では、「折り紙」は世界各地に広まり、折紙愛好家の団体がいくつもできて盛んに活動を続けています。
折り紙の歴史からも、折り紙の設計図描きを想像する時、日本は・日本人は、やはり凄いです。
(20181218纏め、20210220追補、#040)
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