知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『AI・人工知能は人間を超えるか 1(人類の位置はどうなるのか)』ー『ノーベル賞が消える日』20XX年のノーベル賞は、AIが独占かという記事がー

2021-01-17 23:47:01 | 技術

          『AI・人工頭脳は人間を超えるか 1(人類の位置はどうなるか)』

ー『ノーベル賞が消える日』20XX年のノーベル賞は、AIが独占かという記事がー


11月4-6日の日経朝刊にシリーズで『AIと世界』が特集され、その中に『ノーベル賞が消える日』というショッキングな見出しで、20XX年のノーベル賞は、AIが独占かという記事がありました。 

影の声、日経新聞までも、この表現!

 

既に、2014年6月7日、英レイティング大学が実施した『コンピューターに知性があるかどうか』のテストに、ウクライナ製のコンピューターソフト『ユージーン』が、史上初の合格となった。

 

その前後に、AIが人を超えたのは、具体的にいろいろありました。

 

❶1997年5月にIBMの『ディープブルー』という、チェスのコンピューターソフトが、チェスの世界チャンピオンに勝利

 

❷2012年の日本の将棋電王戦ではコンピューターソフトが3勝1敗1待ち将棋(引分け)で勝利。 その前に米長プロが率先して挑戦を受け負けています。

 

❸2016年3月にグーグルのコンピューターソフト『アルファ碁』が韓国の天才棋士・李世に勝利。 韓国人の間に『AI恐怖症』蔓延。

 

この李世棋士同じ現役の李昌の実績、世界戦での21勝に次ぐ18勝

 

『囲碁においては、あと10年は、AIは人間に勝てない』と言われていました。

今回の勝利、『囲碁の謎』を解いたグーグルの超知能は、AIの進化を10年

早めた。

 

『囲碁においては、あと10年は、AIは人間に勝てない』を裏付ける一言。

 最近、日本囲碁で7冠達成の井山裕太プロも この李世棋士との対戦、2連敗の後、こう言っていました『囲碁の長い歴史のなかで、李世さんは、もしかしたら人類最強かもかもしれない。 李世さんがコンピューターに勝てないなら人類は永遠に勝てないかもしれない』と。 李世棋士は、コンピューターに負けたことで引退も考慮と。

 

掲記のテスト『コンピューターに知性があるかどうか』が想起させたのが、AIが人間を超える、転換点・特異点(シンギュラリティ)が2045年で『2045年問題』となります。 米国の発明家・未来学者レイ・カーツワイル氏の提唱

下記は、現時点での専門の方々の見方です。 人類の叡知で『2000年問題』と同様に解決できると・・・。 余談ですが、『2000年問題』の比ではないと思うと同時に、なぜ、2045年とピンポイントで指摘できるのか。

 

❶AIで東大合格を目指す、新井紀子氏

 日本の人口が減ることを前提に、人とAIが一緒に働くモデルを。

 

❷光明寺僧侶、松本紹圭氏

 AIは先人の死生観を学び、人とAIの死生観を変え、死の意味合いが変わる。

 

❸パラリンピックランナー、高桑早生氏

 積極的に、AIを体に組み入れは、したくないが、共に生きる相棒に。

 

❹日立製作所、東原敏明氏

 AI思考は人間より深く広いが、最終的経営判断は人の直感だ。

 

❺米スタンフォード大教授、ポール・サフォー氏

 技術の進化は加速する一方で、人の倫理や文化がついていない。 予想外の、

 ことに対応できる、より強い仕組みと規律が必要だ。

 

❻中国のSF第一人者、王普康氏

 AIは人間より信頼できる。 文化大革命のような過ちはせず、新しい共生

 関係が生まれる。

 

❼仏哲学者、シャンガブリエル・ガナシア氏

 機械がある日突然、人間抜きで、自主性を持つというのは幻想だ。 

 

❽シンガポール投資家、ジム・ロジャーズ氏

 私はまだ、AIには負けない。 この『2045年問題』を解決するAIは発明されていない。

以上、お国柄がよく出ています。

AIにノーベル賞を与えざるを得ない、受賞させようとする、人々の意見は「『大量に発表される論文を読み込み、超高速で膨大な仮説を作成し、繰り返し、検証を続けることができるのがAI』、ひらめきや偶然が生み出す、人の大発見に対し、AIは、圧倒的なスピードと量で臨む」から。

 

ここで、凡人の一言を言わせてください。 『AIを作るのも人、AIを使うのも人だ』と、いう人も居るが、『AIがAIを作り、AIを使う。 さあ、どうする人である皆様』が『2045年問題』という大問題なのです。 

 

この問題解決への『人の頑張り』を自分は、全部見られないことを残念に思うこの頃です。

                   (20161106纏め 20181230改 #047)


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