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『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 3)』 『複雑極まる、グループ・型・株では、スペイン風邪対策同様の自然終息待ち?』

2022-04-14 11:30:14 | 政治・経済・時事

『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 3)』

『複雑極まる、グループ・型・株では、スペイン風邪対策同様の自然終息待ち?』    

傘寿世代としは、貴重な余生を、3年近くも、活動を制限された生活を強いられています。 特にボケ防止に有効な『カラオケ』は、いくら勇気があっても家族からは厳禁で、諦めています。 表題を久しぶりに備忘録にしました。

 

この度の本当に厄介な感染症は、日本では『新型コロナウイルス感染症』と呼ばれ、報道されていますが、世界中で、WHOの定義、病名が『COVID-19』、ウイルス名が『SARS-CoV-2』で使われています。 感染予防を徹底させるには、関係者は状況を、PPM(パーツ・パー・ミリオン)数値とその傾向・経緯を、一部の他国との比較で報道したらいかがと思います。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の感染者数推移(2022/04/12)

感染者数は、中國、韓国、日本、ドイツの急増が心配。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(2022/04/12)

死者数は、韓国の急増と日本の増加が心配。

 

『COVID-19』は、スペイン風邪対策が参考になるかと思い、調べてみました。

スペイン風邪の世界的な流行は、大きく分けて、1918年の春にはじまる第一波、1918年の秋にはじまる第二派、1919年の春にはじまる第三派という三つの流行の波に分かれていく形で感染拡大が進行、スペイン風邪による死者の多くは、ウイルスが『強毒株へと変異』した後の第二波と第三波の感染拡大の時期に発生することになったと考えられています。

 

防疫対策などを通じて人間の社会における社会活動が停滞していくことにより、ウイルスが次第に効率的に感染を拡大する場を失っていくことによって、スペイン風邪の流行は徐々に終息へと向かっていくことになっていったとも考えられることになるのです。 (この度は、このような楽観視はできないようです。)

 

感染者が第六波で急増したが第七波を抑え込んでいる台湾は、当初、中国武漢から最も近いにもかかわらず、成功したように『ITによる徹底した水際対策と、陽性者把握・隔離と、三密回避』が必須と思えます。

 

いろいろな統計表や、グラフが発表されていますが、このCOVID-19は強力で、第1波から、第7波まで、簡単には判断できないほど、世界中の各国・地域に各々、複雑な展開をしています。

 

イギリスの民間団体が、台湾の人口密度は1平方キロメートルあたり639人で、世界で2番目に高いとの調査結果を発表。 それによると、世界で最も人口密度が高いのはバングラデシュ、1033人/K㎡。 2位台湾、639人/K㎡、3位韓国、484人/K㎡となっている。

 

台湾の人口は、2354万人で、韓国の5165万人の半分弱で、人口密度も大差はありませんが、コロナ禍が始まったころは、韓国も、台湾・ドイツと並び、優等生でしたが、最近は、『韓国』が急増です

 

古い情報で恐縮ですが、(20200805付け)日経新聞マーケット総合欄に載っていました『もぐらたたきの限界』の抜粋・引用です。 

 

今までやってきたことが『もぐらたたきの限界』と言われる所以ですが、『歌舞伎町だ、昼カラオケだ、と標的が姿を現すたびにたたく。 警察の力を借りて封じ込めに必死だ。 だがこうした戦術はちょうどもぐらたたきのようである。 感染経路不明の若者や保育所内、家庭内、企業内の感染も増え全国の拡散している。 敵はもはやどこに潜んでいるかわからない。 顔を出してからたたくのでは遅い。 もぐらたたきの限界である。  

 

 死亡率低下は朗報だが、必要なのはやはり感染者の組織的な早期発見である。 どこでも、誰でも、何度でも――。 欧米でも見られる希望者全数検査を検討すべき時だろう。 国は医療崩壊阻止のため国家資源を集中投入するときだ。 仮に年間数兆円要しても、人々に安心を与え経済が回復するなら安いものである。』

 

台湾は『COVID-19』対策の見本、台湾政府の副総統、陳建仁氏が公衆衛生の専門家でした。 マスク不足による混乱を避けるためのシステムをいち早く導入し、日本でも「台湾の天才IT大臣」などと報じられた唐鳳氏でした。 有能で個性的な閣僚や官僚の活躍も印象的です。

 

以前は、日本も『日本のコロナ対策はミステリアス』、「ジャパンミラクル』とか言われていますが、今は,一部の海外の関係者から、日本の関連数値に疑問が出始めています。

 

この記事内容を思い出して、今迄の対策の『総括的評価』をやって頂き、最近、急に、日本で猛威を奮っているのは、どの、グループ・型・株、でしょうか。 厚生労働省HPには、各種の数値が発表されていますが、さて、この度の『COVID-19』は、浅学菲才のズブ素人には、ただ混迷だけです。 関係者の皆様には何卒、台湾・韓国・ドイツのいいところは、ご参考にしていただき、更なる対策と改善をせつにお願い致します。    

(記事投稿日:2020/08/15、最終更新日:2022/04/14、#519)


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