知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『6度目の大絶滅はおこるのか(地球のこと・知らない方が幸せ!)』 ―今日多くの生物種が絶滅しているが人類のせいではないか?-

2024-09-05 07:28:50 | 地球・火山・地震・津波

     『6度目の大絶滅はおこるのか(地球のこと・知らない方が幸せ!)』

         ―今日多くの生物種が絶滅しているが人類のせいではないか?-

 

地球史上初の人為的な大絶滅がすでに始まっています。 繰返しになりますが、生物の殆ど、70%以上が絶滅したのは、5回の五大絶滅(ビッグファイブ)だけです。

過去の五大絶滅の原因は、『自然的な、隕石・小惑星・彗星の衝突、超大陸の形成と分裂、超巨大噴火、地磁気逆転等』が、有力視されるが、五大絶滅(ビッグファイブ)は、14回は超大陸の形成と分裂と関連の超巨大噴火5回目は隕石衝突説が最新説.

 

最初の大量絶滅「オルドビス末期」

地球史上最初の生命大量絶滅は、今から約44千年前の「オルドビス紀」に発生した。この絶滅で地球上の生物の85が死に絶えたという。

 

2度目の大量絶滅「デボン紀後期」

今から約37千万年前のデボン紀後期に発生した。 この絶滅の特徴は海洋生物のみに起きたという事。 しかしながら、この絶滅で地球上の生物の82が死に絶えたという。

 

3度目の大量絶滅「ペルム紀末」

今から約25800万~25100万年前のペルム紀末期に発生した。 ペルム紀の大量絶滅は短期間に2度発生したと考えられている。 ぺルム紀に発生したふたつの大量絶滅が、地球史上最大規模の絶滅とされ、地球上の生物の実に96が死に絶えたという。

ウキペデイアから引用

2億年前(三畳紀)の世界図 : ゴンドワナ大陸は南半球を中心に広がっていた。 北方はローラシア大陸。

 

4度目の大量絶滅「三畳紀末」

今から21千万年前の三畳紀末に発生した。 地球上の生物の76が死に絶えたという。 この絶滅についても様々な説があるが、有力なのが隕石衝突説。

 

5度目の大量絶滅「白亜紀」

絶滅といえばコレ!恐竜が絶滅した白亜紀の大量絶滅。 5度目の大量絶滅で、今から6550万年前に発生した。 恐竜を始めとして、地球上の実に70の生物が息絶えたという。

 

ウキペデイアから引用

原因が、ほぼ確定されているのが最も新しい6,600万年前の大絶滅で、隕石衝突説(小惑星衝突説)が、ほぼ定説です。 この大絶滅の『二の舞』と予測されるのが、『人為的な環境破壊』による温暖化によるゆっくりと、進行する大絶滅です。 謎とされていた、一億年以上も繫栄した恐竜絶滅説の理由は、今では、隕石衝突説(小惑星衝突説)が最有力です。

近い将来に確実に起こり得る『人為的な海水温上昇に起因する環境破壊による大絶滅』です。 『比熱のもとっも大きい水の惑星・地球を冷やす』ことは無理です。

6度目の大絶滅に関する、ウェブ情報の抜粋です

英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表された。 人類の活動による自然環境の破壊が進む現在の地球の状況は、過去の大量絶滅の原因となった気候の激変と類似していると分析。 「生物は急激に変化する状況への適応が間に合わず、絶滅する」と。

 

過去の大量絶滅の原因となった気候の激変を着実に積み重ねているのが、私たち人類です。 一方、別の見方ですが、これから起る大絶滅は、五大絶滅の原因とは、異なり、爆発的に増加する人間の生活レベル向上に起因する温暖化による自然破壊・温暖な水の惑星の海水温上昇につきます。 この『温暖化による海水温上昇』が諸悪の根源です。

 

『温暖化による海水温上昇』は、海水温安定に最も有効な『深層流』にも悪影響が出ていることが、最近、解って生きました。 

 

深層流のウェブ情報です。

南極の凍る海で生まれた冷たくて重い海水は、深い海の底に沈みこんで南極の外へ流れ出す。 深層流は千年以上かけて地球の海を回っていて、地球の気候などの環境に大きな役割を果たしていると考えられている。 深層流の上部の流れは、黒潮など表面の海流とは違う流れだ。

 

地球は、冷やせません。 唯一期待の『木を植えよう』も、万能に非ずです。 樹木も、枯れて朽ちれば・加工されれば・燃やせば、CO2を出します。 CO2削減の困難さが、6度目の大絶滅回避の困難さです。

 

人類は、霊長類の時代を含め、数百万年の歴史ですが、現在は、繁栄の頂点にいます。 が、決して地球には優しくはありません。 反面、この人類の『叡知』に対して、恐竜は、隕石衝突の大絶滅なかりせば、1億年以上も繁栄し続けたであろう『DNAを持ってましたが、地球上から、大絶滅で消えました。 それでも恐竜の方がずっと地球には優しかった。 この正反対の両者を育んだ地球は、やはり『奇跡の星』です。

 

昔の中国人が思った『杞人天憂(杞憂)』は隕石であったのかもしれませんが、現在進行中の、人間の自然破壊は全く別物で恐ろしい・・・。 

                           (20201119纏め #249)


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