アケミーナ 

イタリアでホームステイをしていた野菜とワインのソムリエ⭐︎アンチエイジングに取り組んでいます♪

カルニバーレにお肉を!

2012-02-24 | 産地見学

「レンジで簡単ローストビーフ!」

本日は、日本ではなくイタリアの話です。
今時期、毎年日程は変わりますがイタリアでは「謝肉祭」が催されます。
水の都、イタリア ヴェネツィア(ヴェニス)の観光の目玉、「仮面に象徴される”お祭り”」は世界的に有名ですよね。

さて、実際に私がベネツィアにいたのは、その時期よりも後、しかもあいにくの雨天で広場や階段が浸水している日。
「ハレの日に来ればロマンチックなのに…」と現地の人は、私に残念顔でした。

ベネツィアンガラスで有名な島、ワインのソアベ、魚介のフリット、ゴンドラの上で唄…ツアー旅行ではそうですよね。
私はというと、冷たい牢獄、拷問の内容、広場の水没。そして、千歳あめのような棒キャンディーを食べました。
(一応…レストランでも食事してます)
「トローネ」という、チロルの中に入っている白いヌガーのような飴。
柑橘系のフルーツが入っていて食べやすいものが普通なんでしょうが、
寒さで非常に硬く、石壁に叩きつけて砕いて舐めました。
お祭りとは結びつかないカーニバルの後のヴェニスでの話です。

さて、私はトスカーナで留学していましたので、カーニバルのお菓子といえば「キアッケレ!」
下の写真は、日本で行ったなった「カーニバルパティー」です。
24歳の頃でしたか?…2年連続で催しました。
お帰りのお客様を撮りたいのだと思い、レストランスタッフとしてその邪魔をしないつもりでしたが写ってましたね(^_^;)
「キアッケレ」とは「おしゃべり」という意味。
花の都、トスカーナ フィレンツェでは、その形状から「チェンチョ=雑巾」と呼ばれます。
小麦粉の生地を薄く延ばして、油で揚げたお菓子です。
素朴で薄いかりんとうのようなもの。
揚げた後に粉砂糖を振りかけて、おしゃべりしながらつまみます。

他にも、アマレットリキュール(杏仁の香り)のクッキーやココアの風味のパンプリンリンゴのトルタetc…様々なお菓子を食べます。

40日後のイースター(復活祭)が来る頃には、待ち望んだ春が来ます。
フィレンツェ2月は日本人の低い鼻(私の鼻)では呼吸をするのも痛く、鼻水が凍るほどの寒さでした。
毎日、勉強、勉強!そしてロングコートでも厳しい冬だったから、春の訪れが待ち遠しかったです。

本来は、キリスト教で四旬節という断食のもののような時期の前にある、羽目の外せるハレの期間のこと。
キリストの受難に供え、肉を断ち慎み深く過ごす期間でしたが、
飽食の現在では、それは修道院でしか守られておらず、”お祭り”の風習のみ残ったようです。
その昔は、肉を断つ前に、思う存分ごちそうを食べて騒ぎ、備える意味があったのでしょう。
ヴェネツィアでは、15~16世紀頃から仮面を付けて自由を楽しむようになりました。

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自家製ラードでシンプルチャーハン

2012-02-23 | 素材

温かくなったり寒かったりの日々で、なかなか調子が整いませ~ん☆
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
こんなときは、トマトカレースープと具の少ないチャーハンでホットに行きましょう!(^^♪

チャーハンに使った具は、卵にニンジン、ちくわ…いたってシンプル。
ラードの深い味わいと風味が効き、ビタミンが豊富です。
ここに魚醤のナンプラーやジャコを足すと美味しさが増します。

ところで皆さんは、脂の多い豚ばら肉の脂をどうしていますか?
わたしの父はチャーシュー麺が大好きで、今では自分で「ええころあんばいの適当チャーシュー」が作れるほど。
麺は、おさななじみの製麺店から分けていただき、ラーメンは父が作ります。
他の者が手を出すとイラつきを見せます。

そんな父の作り方は「余計なものは捨てる!」
水から茹で、冷えて固まった浮き油を取り除く。

一方私は・・・先に表面をじっくり炒め、出てきた油を再利用!
脂が溶け出してたっぷり量のラードが作れます。
保存しておいたのがこちら↓

出所のわかっている安心感のあるラード、それをガサツに使用しています(笑)
餃子や、中華まんの具に混ぜこんでもいいんですよ~

では、写真の他の一品「トマトのカレースープ」
カレー粉は市販のS&Bを乾煎りして使用します。
こうすることで少量でも風味と辛みが生き、低カロリーにできますよね!
カットトマトと炒め玉ねぎ、ミンチ肉。お好みのスパイスを足せば立派なものです。

本日は朝ごはんを食べ、また寝ます。こんな生活の繰り返しで、栄養吸収のみ順調で太りつつあります。
おやすみなさい(-_-)zzz

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金ごまのきんぴらさん

2012-02-22 | 素材

きんぴらを普通に作るのは面白くないと思いまして、大変薄味に仕上げてました。
アチェートバルサミコの酸味でエレガントにし、色や香りの強い金ごまの風味でいただきます。
美味しかったです。

ところで、「世界番づけ」での国民性の話。
いい加減で、スケベでもっともキスをする国。チャック全開のレポーターがいたら指摘する国ナンバーワン!
一体どこでしょうか?

答えは、イタリアです(笑)。
その影響か、私も結構いい加減なもので…使い分けているつもりなんですぅ…ホント~???

【イタリアモデナ産の「黒っぽいブドウ酢」↓ 市販のアチェートバルサミコ】
このブドウ酢は、煮詰めてお肉のソースにしたり、サラダにかけます。熟成され、まるく旨みのある味です。

他に甘くトロミのついたタイプもありまして、そちらはデザートに使われることが多いです。
ベリー系と相性がよく、初めてアチェートバルサミコの「セミフレッド」を食べた時の衝撃は、いまだに忘れられません。

イタリアでは脂肪分の少ないジェラートがポピュラーですが、セミフレッドには生クリームをたっぷり使います。
泡立てた脂肪分の高いクリームをいれると、凍らせてもジェラートほど固くなりません。
※セミ=半分、フレッド=冷たい・凍った

金平さんについて 明美節(アケミぶし)
金平ごぼうのゆえんは、
私は、「切ったごぼうの様が、金太郎のように荒々しく見えるから」と聞いたことがあるんです。
そして、私の祖父は「荒太」という名前でした。

以下、ウィキペディアからの引用をどうぞ。

繊切りにした材料を砂糖・醤油を用い甘辛く炒めたもの。
材料はゴボウ、レンコン、ニンジンなどの根菜類が一般的だが、厚めに剥いたダイコンの皮や、ヤーコンなどで作っても美味しい。
味付は味醂(あるいは日本酒、砂糖)、醤油を基本とし、好みで鷹の爪、ゴマなどを加える。また、鰹節を使うやり方もある。

金平という名前は金太郎としても知られる坂田金時の息子・金平から名付けられたという。江戸時代はゴボウは精の付く食べ物と考えられていた為、強力の伝説で知られていた金平に仮託したもの。


以上デス(^^)

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業務用乳製品 軒並み高値!&リゾット

2012-02-21 | 出張料理教室

【柑橘のリゾット】
イタリアでは野菜に属するお米。
バターで軽く炒め、まわりをコーティングし、それから炊きあげました。
気持ちアルデンテ、歯にあたる固さです。

バターとパルメザンチーズ、柑橘の香りが程よくマッチした、とても美味しい一品となりました。
上にのせているのは「はっさく」で、ニコちゃんマークをイメージ。
いかがでしょうか(^^)

有良 明美の今日のエピソード
普段のお料理から、成果・製パンなどにと幅広く使われるバター。

昨年末から「グリーンコープ」でバターを注文しても届かないことが多いんです。
抽選で当たらないと、配達できないそうで…。

そこで、今日はスーパーに買いに行きました。そうしたら、なんと残りの1個!
2年前の猛暑が原因だそう。
生乳が減少→乳用牛の受胎遅れ→現在、飲用牛乳を優先している状態…

バレンタイン前に、ピュアココアが売り切れているのを見た時には
あら~、手作りで気持ちを伝える人は多いんだわ~とほほえましく思いましたが、
この度は心況がちがいます。
皆さん、困りましたね。



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太もやしのお好み焼き

2012-02-20 | 素材

様々な種類があるもやし。
市販のもやしは、大豆や緑豆、ブラックマッペなどの若芽。
若芽ゆえ、「○○のスプラウト」とネーミングされていることもあります。

このもやしは、シャキシャキとした食べごたえがあり、太くて短い「太もやし」です。
下の根の部分がモシャモシャして気になることもあるので、
よく、地味に1本ずつ根切りをするんです…が…この度はしていません。
濃い味のソースのせいか?それとも、ホットプレートだからでしょうか。
根の繊維を全く気にせず、おいしくいただきました。

このお好み焼きのポイントは、もやしの種類もさることながら、イカ天を入れているところです。
おつまみで食べる、平たいイカのおやつを天かすの代わりに小さく切って入れています。
お肉を敷き、天ぷら粉をゆるく溶いた生地をかけ、もやし→イカ天→最後にネギの広島風。

もやしは火通りも早く、経済的です(^^♪
水分が出てベタッとしない様、蓋やホイルをかぶせず、高温で水分はとばしていきましょう!
作ったらすぐ召し上がってください。


※以前アップした「彩ビビンバ(イロドリビビンバ)」には、
青ミルクっぽい豆の味と黄色みの強い「豆もやし」を用いています。


前触れもなく、ブログ日記をしばらくお休みいたしまして、誠にすみませんでした。
毎日チェックしてくださった方、大変ありがとうございます。

まずは、先3日分だけ書かせていただきます

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