原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

私が70歳過ぎたら… vol.2

2025年01月26日 | 人間関係
 (冒頭写真は、2021.1.26付公開の我がエッセイ集に掲載した写真を再掲載したもの。)



 先程 冒頭表題エッセイを、我がエッセイ集内に発見した。

 
 早速  2021.01.26付同題目エッセイの一部を、以下に再掲載しよう。
 

 冒頭写真の某週刊誌記事を、考察して行こう。

 「70過ぎたら “やめること” “捨てること” “離れること”」との見出しだが。

 私の場合、既に20代で郷里を捨て親を捨て上京して親から経済面で独立し自由の身となっている立場にして、今更それを実行せねばならない立場ではない。
 結婚・出産が遅かったこともあり、自由奔放に生きた時代が長い感覚だ。

 そのまま現在にまで至った挙げ句に、義母・実母に依存される身だが。
 ただ、両人共に施設暮らしを選択してくれている関係で、トラブルすら無ければ特段我が生活が乱されることもない。(このトラブルが一旦発生すると、心痛を抱え込む事となるのだが。)

 “きょうだいの縁”ねえ。
 これも我が40代に、思い切って米国の姉との縁を私側から切った。

 “友人との縁”。
 これに関しても私の場合、嫌な奴らとの縁は既に自然に切れていると判断できよう。

 “子どもとの縁”。
 これに関しては、私にとっては世の中で一番に可愛い娘と(2021年当時)同居中だが、これぞ我が人生を最大に充実させてくれている源とも言えよう。
 (おそらく結婚を望まないであろう??)娘との縁が今後も長く続きそうな事態が、私にとって今後の一番の生き甲斐となろう。

 えっ、なになに??
 “嫌いな嫁” に、“知らない甥” に財産を渡さないと決める???
 私の場合、“嫁”には一生涯縁がなさそうなのはラッキーだが。

 実は “知らない甥”との財産分与は、既に経験・解決済みだ。
 詳述は避けるが、義理姉が膵臓癌で63歳の若さにて亡くなった後に、今まで一度たりとてお会いしたこともなかった義理姉の3度目のご亭主の“甥”と名乗る方より、自身も遺産の取り分がある!との主張が我が亭主の下に届けられた、との事件に遭遇している。
 この際の我が亭主の采配ぶりに私は感動した。 きちんと法制度に従った計算を施し、それを実行に持ち込み一件落着させた。 あの事件の時ほど、我が亭主の力量に感激した事件は未だかつて無かったため、いつもその案件を思い出しては亭主を褒めてやっている。😁

 この私が「老人ホーム」に入る気が無い事に関しては、再三再四表明している。
 何分、徹底的に“集団嫌い”の私だ!
 義母と実母の高齢者施設を訪れる機会があるが、たとえ普段は個室暮らしとしても、食事は皆で一緒等々の風景を見る都度、私には絶対的に無理感を抱かされるばかりだ。

 「人間ドック」に「サプリ」???
 そんなもの原左都子でなくとも、正式な医学教育を受けた人材がそれに依存するすべもなし!
 それと「運動」とを一緒くたにする過ちを犯してはならない。
 要するに、他力本願の「運動」との意味かな? それならば納得だ。

 最後に、「見栄」ねえ。
 興味深い課題だが。
 高齢者が“見栄を張る”場面とは如何なる場面なのだろう。 無い能力をあるがごとくに見せようとする高齢者が多いとの事実だろうか??
 そう言えば、我が郷里実母が施設内でそれを常にやってしまっている電話を受けるなあ。 例えば、娘自慢とかねえ。(特に米国暮らしの姉の自慢をよくやらかしているようだ。 かの過疎地に於いてはそれのみで自慢になり得る!と未だ信じている実母こそが哀れですらあるのだが…)

 等々と自由感覚で記述してきたら、既に3000字オーバーのようだ。

 (以上、「原左都子エッセイ集」バックナンバーより一部を再掲載したもの。)



 上記エッセイを公開してから、ちょうど4年の年月が流れている。

 4年が経過した今現在尚 高齢者施設暮らしが続く実母・義母共々が、相当老いぼれてしまっている事実が痛い。😫 
 それでも 両者共々特段の致命的疾患が無く まだまだこの世に生存しそうなのが、返って今後の我が不安材料でもあるのだが… 😖 


 「70過ぎたら “やめること” “捨てること” “離れること”」との見出し。

 これに関して 今まさに私自身が70歳を迎えようとしている身にして、今こそ真剣に考察するべきだろう。

 ただ 原左都子の場合、“捨てること”“離れること”に関しては、随分と早い時期にそれを実行に移している立場である事実に気付かされる。

 まず「親」だが。 私が20歳前半期に単身上京することにより、早くもそれを実行に移せている。

 「兄弟との縁」は既に“縁切り”実行済みだし。 

 「子どもとの縁」に関しても、我が娘側から独り立ちを申し出てくれ 既に親元を離れている。

 「人間ドック」に「サプリ」???
 これに関しては、繰り返すが。 そんなもの原左都子でなくとも、正式な医学教育を受けた人材がそれに依存するすべもなし! だ!!


 そうすると。

 この原左都子の場合は、 70歳を迎えずして。 
 当の昔から  “やめること” “捨てること” “離れること” のすべてを、段取り良く実行(処分)できている身であることに気付かされる。

 これ、我ながら自分を褒めたい思いだ!! 😃 


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