本日のテーマは、おなじみ朝日新聞「悩みのるつぼ」より拝借した。
早速、2025.01.18付朝日新聞「悩みのるつぼ」より、60歳女性相談者による「寿命を迎えるまでの老後が不安」と題する相談内容の一部を、以下に引用しよう。
男女雇用均等法第一世代で、大学卒業後様々なあつれきの中ずっと働いてきた。
幸運にも正社員で数回転職し、現在の企業で勤務して20年余り。 役職定年を経て現在はシニア社員として働いている。
32歳の時に結婚。 1年足らずで離婚、そのまま独身だ。 (中略)
シニア社員としてだんだん仕事の量や質が低下し居場所がなくなったうえ、子育て中の女性に囲まれ日々傷心でいっぱい。
仕事だけの人生から仕事が無くなったときの空虚感は、子育てに専念していた母親が子離れをするのと同じような状況なのだろうか。
仕事一筋の割には大して出世もせずに定年を迎え、親戚付き合いも無く子供もいないため老後が不安な私は、寿命を迎えるまでどのような人生を歩めばいいのだろうか。
(以上、「悩みのるつぼ」相談より一部を引用したもの。)
今回この相談に回答されているのは、社会学者の上野千鶴子氏だが。
「おひとりさまフレンズをつくりしょう」との回答題目だ…
原左都子の感覚だと、それが出来る人格的能力や魅力がこの相談者に備わっているのならば、この相談者が「悩みのるつぼ」に相談を寄せる必要が無かったように、私は推測する。
とにかく「暗さ」に苛まれてがんじがらめになっている相談者の姿が、原左都子には見える気がする。
上野氏は、「あなたには会社以外の人間関係や活動の場があるでしょう? なかったら今からつくりましょう!」と声を掛けられているが。
原左都子の視点では、この女性は人間関係の素晴らしさを何ら経験せずして現在に至っている感を抱かされる。
32歳で結婚に至ったらしいが、1年足らずで離婚したとのことだし。 結婚相手が女性がフルタイムで働くことに好意的ではなかったために離婚に至った、とあるが。
“女性がフルタイムで働くことの良しあし”等々の結婚条件とは、婚姻前に2人で十分に話し合ったはずだ。 婚姻時に32歳だったのならば決して若気の至りの結婚ではあり得ず、そんなの常識としてお互いに自身の生き様を語れただろうに… 何故、たったの1年足らずで離婚に至ったのかが理解不能だ。
しかもだ。
相談者の職場には、ワーキングマザーが多数在籍しているとのこと。 働く女性にとって好意的な職場であろう事実が読み取れるが。
どうして、この相談者は自身もそうあろうと努力するでもなく、自身を責めつつ生きてしまっているのだろう??
この相談女性は、現在60代との事。
原左都子の推測では、おそらく60代前半期の女性であろう。
まだまだやりたい事満載であって、何らおかしくない年齢層だ!
どうか、早めに発想の転換をして。
上野千鶴子先生がおっしゃるように、フレンズを作るのも良し!
晩婚再婚目指して、ネット上でその種の業種に登録して“出会いパーティ”に出席するも良し!! (今時、高齢者相手のその種の“出会い系サイト”がうだる程存在するようだ!)
仕事の専門が不明だが、職業によっては再就職がまだまだ可能な職種もあるのではあるまいか!?!?
とにかく 不安感にばかり苛まれていないで、行動を起こしましょうよ!
行動することにより 人間とは活性化され、活気づくものです!!😃 😁