本日(8月29日)実施された民主党の代表選挙は、海江田万里氏と野田佳彦氏の決戦投票にもつれ込んだ結果、野田氏が新代表として選出されるという結果となった。
実は本日午後この記事を綴り始めた段階で、私は海江田氏が決戦投票で勝利するものと予測してそれに沿ったエッセイを書き進めていた。
先程午後3時のNHKニュースを見聞して野田氏が勝利した事を知り、その意外性に驚いた私である。 (即刻綴ったエッセイを削除して、今一度書き直すはめとなったのだが…。)
民主党の黒幕親分である小沢一郎氏の退陣消滅を願う原左都子にして、何故海江田氏が勝利すると予想したかについてはそれなりの理由がある。
海江田氏には小沢氏の息がかかっていることは私も重々承知している。 そして、今回の党首選においては党内最大派閥である小沢グループ及びそれに迎合している鳩山グループ等が、元環境省大臣である小沢ナンタラ氏の立候補を断念させてまでも海江田氏の支持を表明した。
どうやら、これが海江田氏にとってはあだとなったのか?
確かに海江田氏は党首選に臨むにあたり、その公約骨子として黒幕小沢氏が提唱して票を勝ち取った2009年総選挙のマニフェストの理念を充実させ達成することを挙げている。“子ども手当て”に関しても、来年度からの廃止に対して憂慮し存続させるべく発言をしているのを私もニュース報道で見聞した。 一方海江田氏は原発に関してはその依存度を減らす方向で、原発新規建設に関しては原則凍結との公約であった。
黒幕小沢氏の退陣引退を一貫して願う私であるが、海江田氏に対してはある程度の期待感があったことは確かだ。
と言うのも単に私の推測の域を超えていなかったのだが、今回の民主党代表選挙においては前原氏と海江田氏の一騎打ちになるであろうと私は予想していたのだ。
その場合、元より民主党支持派ではなく特に一貫して反小沢派である原左都子としては、前原氏の勝利を願うのが筋道であろう。 ところが、前原氏は東日本大震災勃発の前に不祥事により外務大臣を自らそそくさと辞任している。 この人物は東日本大震災の復興に向けて国民のために何一つ尽力していないことが明らかである以上、今回のポスト菅党首選挙において菅さんが退陣させられた経緯を鑑みると、常識的に考えて前原氏が勝利する事は困難なのかとも推測していた。
一方海江田氏に話を戻すと、氏が菅政権の下経済産業大臣に任命された後、ニュースや国会中継等で閣僚としての氏の言動を見聞できる機会が増えた。 メディアを通じて垣間見る、汗をかき涙を流す(国家の閣僚たる者、国民の面前での“お涙頂戴”は顰蹙であろうが…)海江田氏の姿に実直な人物像を垣間見た思いの私である。
東日本大震災勃発直後の3月11日の夜中にも、海江田氏は菅総理と共に体を張って一睡もせずに対応した様子を後に私はNHKテレビの特集番組で見聞している。 そして本日の代表選挙直前の演説においても、海江田氏は汗まみれになりつつ東日本大震災の被害者と共に歩みたい意向のメッセージを実直に伝えておられた。
やっと、本日民主党党首に選出された野田佳彦氏の話に移ることにしよう。
原左都子は、どうもこの手の人物を好まない。
54歳と言えば私よりも若いが、どうしたのだこのメタボ体型は!と言いたくなるほどに野田氏のメタボの現状は否めないであろう。 自分の体型を自分自身で管理不能な人間が、国家を統率できるとは到底考えられないぞ!
それは辛うじて許すとしても、野田氏は治療ミスにより死者を出した事で世間の物議を醸した東京都に位置するいかがわしき美容整形外科医院より政治献金を得ているという話もある。 それをどのように始末して今回党首選に臨んだのであろうか??
極めつけは現職財務大臣の地位にありながら、現在の経済不況の元凶である円高対策を未だかつて実行出来ないでいる事である。 メディアの会見に際しても誠心誠意応えるでもなく、「世界の動向ですから」だとか「たかが民間の評価基準に反応するのは愚かだ」等々、逃げてばかりだ。 一大臣の立場でこれ程実行力のない人物が、国家を牛耳れるはずもないと考えるのが原左都子の野田氏不支持の第一の理由である。
本日昼間の党首選挙の直前に行われた候補者演説に於いても然りであった。
海江田氏は額に汗を流しつつ、震災地の人々を守りたい、総理官邸は一般国民にも開放するから来て欲しい等々、自らの率直な訴えを全面に出していた。
これに対して、野田氏は相も変わらず(私に言わせてもらうと)煮え切らない小声でボソボソと、自分の過去の武勇伝や家族の話が長引いたのだ。(こんなメタボおじさんのプライバシーなど聞きたくもないのにねえ…)
党首選挙というこんな場で自分の身内に関する視野の狭い話を展開するなど、男にしての野田氏の小国民さを原左都子など蹴り飛ばしてやりたい思いだ!
それから、野田さんは政治家になるために過去において確かに苦労したのかもしれないが、今この時東日本被災地の皆さんのご苦労を慮ることが出来るのならば、テレビ生放映がなされているこの場でちっぽけな我が身の苦労談を展開する事の意義を検証してみろ! とも言いたい私である。 ここは海江田さんのごとく少しは大人になって、党首選の行方を見守っている被災地の皆さんに思いを馳せてみてはどうなのかと言う事である。
結果としては、こんな未熟で小粒な野田氏との政治家が民主党党首に選出されたという厳しい現実を突きつけられた国民の我々である。
まあ原左都子としては、とりあえず黒幕親分小沢氏を排除できるのかな、という意味合いにおいては賛同すべきかとも思うのであるが……
それにしても相変わらず大震災復興は叶いそうもないし、引き続き政権短命が予想される我が国の国政でもあるよね~~。
実は本日午後この記事を綴り始めた段階で、私は海江田氏が決戦投票で勝利するものと予測してそれに沿ったエッセイを書き進めていた。
先程午後3時のNHKニュースを見聞して野田氏が勝利した事を知り、その意外性に驚いた私である。 (即刻綴ったエッセイを削除して、今一度書き直すはめとなったのだが…。)
民主党の黒幕親分である小沢一郎氏の退陣消滅を願う原左都子にして、何故海江田氏が勝利すると予想したかについてはそれなりの理由がある。
海江田氏には小沢氏の息がかかっていることは私も重々承知している。 そして、今回の党首選においては党内最大派閥である小沢グループ及びそれに迎合している鳩山グループ等が、元環境省大臣である小沢ナンタラ氏の立候補を断念させてまでも海江田氏の支持を表明した。
どうやら、これが海江田氏にとってはあだとなったのか?
確かに海江田氏は党首選に臨むにあたり、その公約骨子として黒幕小沢氏が提唱して票を勝ち取った2009年総選挙のマニフェストの理念を充実させ達成することを挙げている。“子ども手当て”に関しても、来年度からの廃止に対して憂慮し存続させるべく発言をしているのを私もニュース報道で見聞した。 一方海江田氏は原発に関してはその依存度を減らす方向で、原発新規建設に関しては原則凍結との公約であった。
黒幕小沢氏の退陣引退を一貫して願う私であるが、海江田氏に対してはある程度の期待感があったことは確かだ。
と言うのも単に私の推測の域を超えていなかったのだが、今回の民主党代表選挙においては前原氏と海江田氏の一騎打ちになるであろうと私は予想していたのだ。
その場合、元より民主党支持派ではなく特に一貫して反小沢派である原左都子としては、前原氏の勝利を願うのが筋道であろう。 ところが、前原氏は東日本大震災勃発の前に不祥事により外務大臣を自らそそくさと辞任している。 この人物は東日本大震災の復興に向けて国民のために何一つ尽力していないことが明らかである以上、今回のポスト菅党首選挙において菅さんが退陣させられた経緯を鑑みると、常識的に考えて前原氏が勝利する事は困難なのかとも推測していた。
一方海江田氏に話を戻すと、氏が菅政権の下経済産業大臣に任命された後、ニュースや国会中継等で閣僚としての氏の言動を見聞できる機会が増えた。 メディアを通じて垣間見る、汗をかき涙を流す(国家の閣僚たる者、国民の面前での“お涙頂戴”は顰蹙であろうが…)海江田氏の姿に実直な人物像を垣間見た思いの私である。
東日本大震災勃発直後の3月11日の夜中にも、海江田氏は菅総理と共に体を張って一睡もせずに対応した様子を後に私はNHKテレビの特集番組で見聞している。 そして本日の代表選挙直前の演説においても、海江田氏は汗まみれになりつつ東日本大震災の被害者と共に歩みたい意向のメッセージを実直に伝えておられた。
やっと、本日民主党党首に選出された野田佳彦氏の話に移ることにしよう。
原左都子は、どうもこの手の人物を好まない。
54歳と言えば私よりも若いが、どうしたのだこのメタボ体型は!と言いたくなるほどに野田氏のメタボの現状は否めないであろう。 自分の体型を自分自身で管理不能な人間が、国家を統率できるとは到底考えられないぞ!
それは辛うじて許すとしても、野田氏は治療ミスにより死者を出した事で世間の物議を醸した東京都に位置するいかがわしき美容整形外科医院より政治献金を得ているという話もある。 それをどのように始末して今回党首選に臨んだのであろうか??
極めつけは現職財務大臣の地位にありながら、現在の経済不況の元凶である円高対策を未だかつて実行出来ないでいる事である。 メディアの会見に際しても誠心誠意応えるでもなく、「世界の動向ですから」だとか「たかが民間の評価基準に反応するのは愚かだ」等々、逃げてばかりだ。 一大臣の立場でこれ程実行力のない人物が、国家を牛耳れるはずもないと考えるのが原左都子の野田氏不支持の第一の理由である。
本日昼間の党首選挙の直前に行われた候補者演説に於いても然りであった。
海江田氏は額に汗を流しつつ、震災地の人々を守りたい、総理官邸は一般国民にも開放するから来て欲しい等々、自らの率直な訴えを全面に出していた。
これに対して、野田氏は相も変わらず(私に言わせてもらうと)煮え切らない小声でボソボソと、自分の過去の武勇伝や家族の話が長引いたのだ。(こんなメタボおじさんのプライバシーなど聞きたくもないのにねえ…)
党首選挙というこんな場で自分の身内に関する視野の狭い話を展開するなど、男にしての野田氏の小国民さを原左都子など蹴り飛ばしてやりたい思いだ!
それから、野田さんは政治家になるために過去において確かに苦労したのかもしれないが、今この時東日本被災地の皆さんのご苦労を慮ることが出来るのならば、テレビ生放映がなされているこの場でちっぽけな我が身の苦労談を展開する事の意義を検証してみろ! とも言いたい私である。 ここは海江田さんのごとく少しは大人になって、党首選の行方を見守っている被災地の皆さんに思いを馳せてみてはどうなのかと言う事である。
結果としては、こんな未熟で小粒な野田氏との政治家が民主党党首に選出されたという厳しい現実を突きつけられた国民の我々である。
まあ原左都子としては、とりあえず黒幕親分小沢氏を排除できるのかな、という意味合いにおいては賛同すべきかとも思うのであるが……
それにしても相変わらず大震災復興は叶いそうもないし、引き続き政権短命が予想される我が国の国政でもあるよね~~。