原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

旅先での和会席の夕餉 - vol 2 -

2015年02月08日 | 旅行・グルメ
 前回エッセイの続きだが、写真は(おそらく)和会席7品目の 「地元牛の焼しゃぶしゃぶ」と心得る。


 この一品、飲兵衛の私にとって一番美味しかったと高評価申し上げる。
 何せ、地元産牛肉が新鮮だった事を飲兵衛にしても理解可能だった。

 (それに比して、次に出された“ズワイガニ”はおそらく冷凍物と判断した…。)
 それもそのはず、今回旅した地は海に面していないはずだ。 それでも顧客の満足度を充実させるために、ホテル現場で魚介類の冷凍物を活用せざるを得ない事であろう。


 その後もまだまだ会席料理が運ばれてくるのだが、申し訳ないことに我が親子共々既に量的にギブアップ状態だった。
 最後に提供して頂いた「蟹いくら釜飯」やデザートを完食せぬまま和会席処を後にしたことを、ここで再びお詫び致します。

 今回旅したホテルの和食処でお世話になった (私が名付けて)“石川マッサン”さん、 誠にありがとうございました。

 貴方が外食処に於いてご自身が今まで築き上げたその分野の専門力をもって活躍し続けたいご意向を、重々理解申し上げました。
 今後共素晴らしい顧客サービスを提供されつつマッサンが更にご活躍される事を、私も応援します!!

旅先での和会席の夕餉 - vol1-

2015年02月08日 | 旅行・グルメ
 原左都子母娘東北新幹線利用の旅物語を、旅程初日に戻そう。


 昨日も書いたが、今回の旅の主たる目的は大学にて「食関係」分野を専攻している娘の“舌を肥やす”事が第一義だった。

 ホテル2連泊旅行に於いて、一泊ごとに和洋中から好きなジャンルの夕餉を選択予約出来るとの恵まれた条件の下、初日に選択したのが和会席だった。
 老酒(ラオチュウ)熱燗を日頃より嗜好している飲兵衛の私にとっては中華も捨て難かったが、ここは娘の好みを優先し和会席を一泊目の夕餉とした。

 残念ながら「御品書き」を持ち帰る事を忘れるまでに酔っ払ってしまったため、私の記憶に頼って料理内容を説明しよう。
 (何と言っても和食はフレンチに比してマナー上の自由度が高いが故に、飲兵衛の身としては必然的にどんどん酒類を注文してしまうというものだよねえ…???


 今回の和会席は全11品の料理の数々を(酒の肴に)次々と頂いた。

 そのうち上記写真に掲げたのは、3品目の「お造り」と記憶している。
 昨日紹介したフレンチに勝るとも劣らぬ美的感覚に訴える日本料理の数々を、おそらく我が娘は視覚からも堪能した事であろう。

 片や飲兵衛母の私としては、次なる酒を何にするかこそが最大のテーマであり楽しみだ。
 とりあえず注文した瓶ビールをほぼ一人で飲み干した後、地元辛口日本酒を注文した。 飲むペースが異様に速い私として「2合熱燗でお願いします」なる“居酒屋ノリ”で係員に申し出たところ、「当店では1合毎にお運びしております。」なる回答だ。  いやはや早くも“飲兵衛”の恥を晒したかと反省しつつ、その後1合熱燗を3回お替りした。  更にはその後ウーロンハイ(焼酎割)3杯(もっと飲んだかも…)と続く……
 (ついでに言うなら、その後ホテル内カラオケ処貸し切りで1時間“飲み放題コース”にて歌い放題…  この酒豪で、よく還暦近い体が持つものだと我ながら呆れる始末だ…

 上記写真の「お造り」に話を戻す暇もない程に、次々と会席料理が運ばれてくる…
 (この辺が、顧客が一皿を食べ尽くす事を待ってから次のディッシュを運ぶとの“掟”があるフレンチとは異なり、フレキシブルな和会席に安堵する私だ。) 

 まずは「酒」優先の私を目の前にして、娘はマイペースで“お上品”に料理を頂いている様子だ…

 それに安心しつつ昨日のフレンチ同様、写真を一記事1枚しが掲載不能なため次なるエッセイへ移行しますので、引き続き続編をご覧下さいますように。