テレビ(特に民放)をほとんど見ない原左都子にして、3ヶ月程前から昼間在宅している時間帯にフジテレビにて放映中の長寿番組 「ごきげんよう」 を見る習慣が始まった。
それまでこの時間帯には同じくゲスト対談番組のNHK「スタジオパークからこんにちは」を視聴していたのだが、昨年頃よりNHKがどうもインパクトが貧弱なゲストを多用し番組の存在が薄っぺらくなった印象があるのだ(日により例外もあるが)。 特に若手ゲストなど一見して誰だか分からず、かつ名前も知らない人物の話を聞けと言われても、(よほどのイケメンでもない限り)それ程の暇は私にはない。 たまに知らない若手人物のトークに引き込まれる事もあるにはあるが、大抵は拍子抜けさせられ時間の無駄感が否めない日が続いた。
そんな折テレビのチャンネルを変えてみたところ、たまたまフジテレビの「ごきげんよう」にて面白いゲスト対談が繰り広げられていた。
こちらは複数のゲストを招いた対談形式が特徴の番組だ。 そのゲスト同士の兼ね合いも興味深くテンポ良い番組展開も面白く、最近はこちらを中心に視聴している。
さて、その「ごきげんよう」の数日前のゲストが女優の朝加真由美氏と市毛良枝氏だった。
朝加氏が原左都子と同年(1955年)生まれ、そして市毛氏が1950年生まれの現在65歳であられる。
還暦を既に過ぎたか過ぎようとしている熟女(?)であられるご両人の屈託のない発言が実に痛快だったのだが、その中から私にとって印象深かった話題を( )内に原左都子の私論を交えつつ以下に紹介しよう。
市毛氏曰く「私は60歳過ぎているが、年下男性を恋愛相手にどうかと聞かれても今時の50歳程の男って随分と老け込んでいるイメージですよね」 (これぞ至って同感! 近い過去に複数の同窓会やゼミOB会に出席した経験ある我が感想も、同級生及びそれより若い男性が何でこんなに老け込んでいるか!との絶望的場面に遭遇するのが常だ… 悲しいかな、4,50代にしてかっこいい男性になど一般社会で巡り合った事が一度とてない現実だ。)
朝加氏も曰く、「私は若い(おそらく2,30代の)男性と束の間の触れ合いを楽しめるだけで十分。 それ以上の関係は求めない方が付き合いが続行出来て嬉しい」(ニュアンスが違っている場合お詫びします。)
更に市毛氏曰く、「60代女性にそれ以上の年齢男性との付き合いを薦められたとて、結局交際男性の今後の介護を女性側に要求されるとの厳しい結末ですよね。」
この市毛氏のご意見に関しては、「原左都子エッセイ集」バックナンバーにて再三綴り公開している通りだ。 もしも高齢者同士で恋愛に至ったとしても、女性側が男性高齢者の介護負担を担当せねばならないなどの事態は、一切御免蒙りたい思いだ!
そういう意味で、近い将来もしも私が配偶者との離婚や死去の暁に至ったとして、私の年齢+10歳“以上”の男性とのお付き合いは回避するのが無難、と言うのが一つの揺るぎない結論となろう。
(参考のため、私側からの支援や介護を一切要しない関係でそれ以上の年齢の男性と“対等に”友達付き合いする分には今まで通り何の問題もない。)
今回このテーマにてエッセイを綴るきっかけを得たのは、朝日新聞2月21日付別刷「be」“はたらく気持ち”を見た事による。
そのコラムのテーマが、 「上下20歳の人脈作りを決意」 だった。
以下に、その一部のみを要約して紹介しよう。
52歳のH氏は人材紹介会社を設立して10年目を迎えた。 これまで自分の会社を続行するに当たり、必死に人を探すというより候補者として会った人が次の人を紹介してくれるとのプラスの連鎖を採用した。 その結果、今後最低でも後10年は現役を続けられる意向でいる。
そのH氏のポリシーとは、「一般的に人脈は自分の年齢プラスマイナス10歳の範囲で築かれる。」と言われている事に基づいているらしい。
加えてH氏のポリシーは、その一般通念を超越して「上下20歳の幅まで広げたい。」との事だ。
更にH氏は、そのためには見た目も感性も若々しくあらねばならない、との意気込みでストレッチ体操と玄米食事管理で体型を維持し、幅広い本を読むなど“引き出し”を増やす事にも常に心がけている(らしい)。
最後に、原左都子の私論で締めくくろう。
上記朝日新聞記事に対する私見を述べよう。
(これって要するに、すべての社員をコネ採用している事実を暴露したに過ぎないとの話であろうが… ここではそれは隅に置いておいて。)
未だ52歳H氏の、自分の年齢プラスマイナス20歳まで今後付き合う相手を拡大しようとのご意向には同意申し上げたい。 それ自体は素晴らしい発想であろう。
そんな52歳男性H氏の現状に照らし、私も今後の人生を模索する機会を得た。
冒頭に記した通り、私としてはやはり上限を10歳年上程度にしておくのが今年還暦を迎える身にして(男女を問わず)相手に対する介護支援等の責任負担なく付き合える最大限度であろう。
片や、-(マイナス)年齢に於いては(相手の意向が合致する場合)幾らでも“高望み”してよいとも捉えられないであろうか??
我が娘が現在21歳。 それ程の年齢の若者には幾らでも対応可能だ。
更には私は過去に於いて高校教員経験もある。 その経験に応じた印象を語るならば、娘の年代以下の若者達とも十分付き合っていける自信があるように感じる。
我が健全な老後を望んだ場合、年齢を超越して、特に“若い世代”と渡り合えてこその自らの活性化ではあるまいか?!
そんな心身共に豊かな老後を目指しつつ、自分の年齢-(マイナス)40歳位までの若い世代との人脈作りを今後培いたいとの野心もある。
それまでこの時間帯には同じくゲスト対談番組のNHK「スタジオパークからこんにちは」を視聴していたのだが、昨年頃よりNHKがどうもインパクトが貧弱なゲストを多用し番組の存在が薄っぺらくなった印象があるのだ(日により例外もあるが)。 特に若手ゲストなど一見して誰だか分からず、かつ名前も知らない人物の話を聞けと言われても、(よほどのイケメンでもない限り)それ程の暇は私にはない。 たまに知らない若手人物のトークに引き込まれる事もあるにはあるが、大抵は拍子抜けさせられ時間の無駄感が否めない日が続いた。
そんな折テレビのチャンネルを変えてみたところ、たまたまフジテレビの「ごきげんよう」にて面白いゲスト対談が繰り広げられていた。
こちらは複数のゲストを招いた対談形式が特徴の番組だ。 そのゲスト同士の兼ね合いも興味深くテンポ良い番組展開も面白く、最近はこちらを中心に視聴している。
さて、その「ごきげんよう」の数日前のゲストが女優の朝加真由美氏と市毛良枝氏だった。
朝加氏が原左都子と同年(1955年)生まれ、そして市毛氏が1950年生まれの現在65歳であられる。
還暦を既に過ぎたか過ぎようとしている熟女(?)であられるご両人の屈託のない発言が実に痛快だったのだが、その中から私にとって印象深かった話題を( )内に原左都子の私論を交えつつ以下に紹介しよう。
市毛氏曰く「私は60歳過ぎているが、年下男性を恋愛相手にどうかと聞かれても今時の50歳程の男って随分と老け込んでいるイメージですよね」 (これぞ至って同感! 近い過去に複数の同窓会やゼミOB会に出席した経験ある我が感想も、同級生及びそれより若い男性が何でこんなに老け込んでいるか!との絶望的場面に遭遇するのが常だ… 悲しいかな、4,50代にしてかっこいい男性になど一般社会で巡り合った事が一度とてない現実だ。)
朝加氏も曰く、「私は若い(おそらく2,30代の)男性と束の間の触れ合いを楽しめるだけで十分。 それ以上の関係は求めない方が付き合いが続行出来て嬉しい」(ニュアンスが違っている場合お詫びします。)
更に市毛氏曰く、「60代女性にそれ以上の年齢男性との付き合いを薦められたとて、結局交際男性の今後の介護を女性側に要求されるとの厳しい結末ですよね。」
この市毛氏のご意見に関しては、「原左都子エッセイ集」バックナンバーにて再三綴り公開している通りだ。 もしも高齢者同士で恋愛に至ったとしても、女性側が男性高齢者の介護負担を担当せねばならないなどの事態は、一切御免蒙りたい思いだ!
そういう意味で、近い将来もしも私が配偶者との離婚や死去の暁に至ったとして、私の年齢+10歳“以上”の男性とのお付き合いは回避するのが無難、と言うのが一つの揺るぎない結論となろう。
(参考のため、私側からの支援や介護を一切要しない関係でそれ以上の年齢の男性と“対等に”友達付き合いする分には今まで通り何の問題もない。)
今回このテーマにてエッセイを綴るきっかけを得たのは、朝日新聞2月21日付別刷「be」“はたらく気持ち”を見た事による。
そのコラムのテーマが、 「上下20歳の人脈作りを決意」 だった。
以下に、その一部のみを要約して紹介しよう。
52歳のH氏は人材紹介会社を設立して10年目を迎えた。 これまで自分の会社を続行するに当たり、必死に人を探すというより候補者として会った人が次の人を紹介してくれるとのプラスの連鎖を採用した。 その結果、今後最低でも後10年は現役を続けられる意向でいる。
そのH氏のポリシーとは、「一般的に人脈は自分の年齢プラスマイナス10歳の範囲で築かれる。」と言われている事に基づいているらしい。
加えてH氏のポリシーは、その一般通念を超越して「上下20歳の幅まで広げたい。」との事だ。
更にH氏は、そのためには見た目も感性も若々しくあらねばならない、との意気込みでストレッチ体操と玄米食事管理で体型を維持し、幅広い本を読むなど“引き出し”を増やす事にも常に心がけている(らしい)。
最後に、原左都子の私論で締めくくろう。
上記朝日新聞記事に対する私見を述べよう。
(これって要するに、すべての社員をコネ採用している事実を暴露したに過ぎないとの話であろうが… ここではそれは隅に置いておいて。)
未だ52歳H氏の、自分の年齢プラスマイナス20歳まで今後付き合う相手を拡大しようとのご意向には同意申し上げたい。 それ自体は素晴らしい発想であろう。
そんな52歳男性H氏の現状に照らし、私も今後の人生を模索する機会を得た。
冒頭に記した通り、私としてはやはり上限を10歳年上程度にしておくのが今年還暦を迎える身にして(男女を問わず)相手に対する介護支援等の責任負担なく付き合える最大限度であろう。
片や、-(マイナス)年齢に於いては(相手の意向が合致する場合)幾らでも“高望み”してよいとも捉えられないであろうか??
我が娘が現在21歳。 それ程の年齢の若者には幾らでも対応可能だ。
更には私は過去に於いて高校教員経験もある。 その経験に応じた印象を語るならば、娘の年代以下の若者達とも十分付き合っていける自信があるように感じる。
我が健全な老後を望んだ場合、年齢を超越して、特に“若い世代”と渡り合えてこその自らの活性化ではあるまいか?!
そんな心身共に豊かな老後を目指しつつ、自分の年齢-(マイナス)40歳位までの若い世代との人脈作りを今後培いたいとの野心もある。