(写真は、今回我々が利用した格安航空会社 スクート 機内の“飲食メニュー”の中の1ページを撮影したもの。)
この辺で、台湾旅行 “飲食番外編” を公開しよう。
今回の台北旅行では格安航空会社の位置付けにある スクート を利用した。 (それ故に旅行費用が安価で済んだのが事実だが。)
私にとって格安旅客機を使用しての旅は、国内外問わず今回が初めての経験だった。
ただネット検索にての前評判によれば、 スクート との航空会社に関してさほどの悪評は無かった。 座席もゆったりしている様子だし、機内食のみ有料であるものの、機内スタッフの対応も良ければ、安全対策も充実していると、ネット調査済みだった。
さて機内へ搭乗してみると、まさにネット情報通りだ。
機内スタッフ達の顧客への対応は、むしろ今まで経験した航空機利用国内外旅行に比して良質との印象すら受けた。
例えば日本人客が困惑していると、すぐさま日本語が出来るスタッフに伝言されそのスタッフが駆け付ける様子だ。
この私も 「入国カード」が配布されないのをスタッフに告げると、すぐに日本語可能スタッフが「入国カードを持参して席まで来てくれた。
ところで私が思うに、 スクートの一番の弱点とは 「無料機内飲食サービス」が一切無く、すべての飲食物を機内で有料にて購入せよ! と厳しく指導している点とみた。
この猛暑時期に、搭乗客にペットボトル1本の機内持参も許さない!との意固地とも言える徹底ぶりは、さすがに行き過ぎではなかろうか??
下手をすれば、エコノミー症候群発症にて死者が出ないとも限らない。 あるいは、子供連れの顧客にはお菓子程度の持ち込みを許しても損はないとも思うのだが……。
機内で飲食したいのならば、“飲食メニュー”をご覧の上スタッフに申し出ろ! と言うが…
安全対策には周知しているらしき スクートは、乱気流が発生すると「機内サービスを取り止めます」とアナウンスする。 その間に、もしも水分不足で健康を害する顧客が出た場合、如何に対応するつもりなのだろう。
せめて猛暑の時期等には、敢えてペットボトル1本程度の飲料持ち込みや幼少の子供用のお菓子持ち込みを容認(と言うより強制)するのが、 今後の格安航空会社 スクートの「命綱」と私はみるのだが…。
スクートさん、如何だろうか??