昨日午前中のニュース報道に寄れば。
安倍晋三首相夫人の昭恵氏は3月24日午後、北九州市で講演した。 昭恵氏は学校法人「森友学園」への国有地売却問題で関与が取り沙汰されていることに触れ、「多くの方に騒がれることになってしまい、自分の甘さがあったのかなと反省している」と語った。 会場からの励ましの拍手に涙ぐむ場面もあった。
講演は報道陣に非公開で行われた。 出席者によると、昭恵氏は自身について、「本当に私は普通の主婦、普通の女性だ」と強調。「主人と私と、一生懸命この国のために働いていることをぜひご理解いただければ」と訴えた。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
3月24日と言えば、籠池氏に対する国会証人喚問が実施された翌日の事だ。
何ですって?? 今回の証人喚問の渦中人物である安倍昭恵氏が、その翌日に公費で北九州にまで秘書連れて、何とまあ“尻軽”にも自分の支持者達に“お涙頂戴”講演に行ったのだって?!?
原左都子としては、アンビリーバブな事態だ。
しかも自身は「私は普通の主婦、普通の女性」の位置付けにしつつ、これまたぬけぬけと、「主人と私が一生懸命この国のために働いていることを国民は理解せよ」だと?!!
支離滅裂の論理に呆れるのに加えて、これだけ世論が森友学園不祥事に大騒ぎしている最中に反省の色の欠片もない事実に驚かされる。
昭恵さん、貴女は「私人」と私は捉えている。 故に、貴方に “国のために働く” 事を元より一切期待していないし、国費から“秘書”を5名も付けている事実を即刻廃止せよ!、と私は何度も訴えている。
今一度言うが、ご亭主や貴方の側近に言われるがままに行動するのではなく、少し落ち着いて自分の頭で物事を考える時間を設けてはどうなのか。
一方、昭恵氏と籠池氏婦人の間で交わされたメールの数々が既に世間に公開されている。
その一例を以下に紹介すると。
「森友学園」事件をめぐり、安倍総理大臣の夫人の昭恵氏と森友学園の籠池理事長の妻とのメールのやり取りが公表された。 今月16日分として昭恵氏が「100万円の記憶がないのですが」と送り、籠池氏が、おととし、昭恵氏から受け取ったとしている100万円の寄付金をめぐるやり取りと見られる。
それによると、大阪・豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことが国会で取り上げられた先月中旬に、昭恵氏は、「この度のことはどうなっているのか、ご説明もなくマスコミから追いかけられて戸惑っております」としている。
これに対して、籠池氏の妻は、「お電話をおかけしてはご迷惑になりますでしょうか」などとしたうえで、翌日には「いたらないことばかりで大変申し訳ございません」などとしている。
先月21日には、昭恵氏が「なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。やはり怪しまれるようなことはしないほうがよかったのかなあとは思います」というメールを送っている。
これに対し、籠池氏の妻は「公開しなかったのは、土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評をたてられたら困るのでしませんでした」として、国有地の売却価格が、当初、非公開にされていたことをめぐって交わしたやりとりと見られる。
その後、安倍総理大臣が先月24日の衆議院予算委員会で、昭恵夫人が開校が計画されていた小学校の名誉校長を辞任することを明らかにし、その翌日(25日)、籠池氏の妻が「国会議員が来て自民党を守るために、昭恵さんの写真を外してほしいといわれました」としている。
これに対し、昭恵氏は「私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう」。
さらに籠池氏の妻は、24日の衆議院予算委員会で、安倍総理大臣が籠池氏のことを「しつこい」などと答弁したことについて、「今国会のテープをきかせていただきました。しつこいとは安倍総理には失望しました。主人は悪者ですね」。
これに対して昭恵氏は、「人の受け取り方はそれぞれですね。 籠池先生のお役割もわかったような気がします。お辛いでしょうが、頑張って下さい。ありがとうございます」と返信し、籠池氏の妻は、その翌日に、「あきえさん辛くなんかありません。安倍総理を信頼していた主人は国会でしつこい方なんかいわれても動じない」などと返している。
さらに先月28日に昭恵氏が、「私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか」、「籠池園長の熱意は信じています。本当に記憶から飛んでしまって、他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません」などとしている。
そして今月8日に、籠池氏の妻が、建設を進めていた小学校の認可をめぐって、「土を運ぶ費用等認可をいただくには3億5000万足りません。あきえさんも協力して下さい」などと送り、昭恵氏は「祈ります」と返信している。
籠池氏が野党4党と自宅で面会した先週16日分として、籠池氏の妻が、「大事な民衆をきりすてるのは許せない。国会にでます」などと送っている。
これに対して昭恵氏は、「私もどうしていいかわかりません。神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています」などとしたうえで、「100万円の記憶がないのですが」と送っている。
(以上、昭恵氏と籠池夫人とのメールやりとりの一部をネット情報より引用したもの。)
これを如何に読みこなすのかは、おそらく見る側の立場により結論が大きく食い違うのだろう。
当該メールやり取りに関する原左都子の私論を記すならば。
籠池夫人側が比較的率直にご自身の感情も交えつつ、昭恵氏と交流せんとしているのに対し…、
昭恵氏側の態度が途中から大きく変貌し、他力本願に発言を自重しているのが読み取れる。
特に昭恵氏の、「私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう」。 のくだりなど、昭恵氏自らがご亭主である安倍首相を筆頭とする政権がらみの連中が当該事件にかかわっている事実を認めたもの、とも受け取れる。
あるいは2月28日に昭恵氏から、「私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか。籠池園長の熱意は信じています。本当に記憶から飛んでしまって、他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません」などとした後に。
籠池氏夫人が、「大事な民衆をきりすてるのは許せない。国会にでます」などとメールを送ったのに対し、昭恵氏は「私もどうしていいかわかりません。 神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています。100万円の記憶がないのですが」と送っている。
このメールのやり取りこそが、原左都子は大いに気になるのだ。
私論だが、昭恵氏がもしも真に金銭授受をしていないのならば、それを籠池氏のご亭主に強く「私は一切の金銭授受を貴方達ご夫婦としていない!」と直言すれば済む話のはずだ。
にもかかわらず、あくまでも昭恵氏はいつまでもちまちまと籠池氏奥方相手にメールを送り、「記憶がない」なる不明瞭な言葉まで持ち出している始末。
しかもしかも安倍政権側は今回の事件に関し、野党側からの安倍昭恵氏証人喚問要求を断固として断り続けている。 軟弱な昭恵氏が証人喚問の場で自己の非を認める危険性があるからに他ならないため、と私は理解しているのだが。
そうではなく、真に安倍政権側が蓮池氏側と一切の金銭授受をしていないのならば、この際野党からの昭恵氏証人喚問に応じる事こそが、一番の方策と私は指南申し上げたい程だ。
繰り返すが、結局それを断固としてしないのは政権自ら金銭授受を認めたもの、と国民は受け止めてよいという事だろう。
現在、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、与党は、証人喚問された学園の籠池氏の証言について、真偽の検証を進めている。
虚偽と判断した場合は偽証罪での告発も視野に入れる。 国会の告発には重い責任が伴うため、全会一致で決めるのが通例だが、野党は籠池氏の証言をもとに政権への追及を強めており、実現のハードルは高い。
自民党は「籠池氏はかなりのウソつき」(高村正彦副総裁)として、議院証言法に基づく偽証罪(懲役3月以上10年以下)での告発の検討に着手。早期の事態収拾を図りたい考えだ。 告発するには、喚問を行った委員会での「3分の2以上の多数」が必要。 籠池氏を喚問した衆参両院の予算委員会のうち、衆院予算委は与党だけで3分の2以上を満たしているが、記録が残る1976年以降の12人はすべて全会一致だったという先例がある。このため、「野党が納得できる虚偽証言でなければ、告発は難しい」(自民党中堅)との見方がある。
民進党内では「密室での寄付などは水掛け論になり、反証しにくい」(幹部)と告発に慎重な意見が多い。真相解明のため、昭恵氏の証人喚問を求めている。
森友学園を巡っては、籠池氏夫妻が国有地取得に絡んで鴻池祥肇・元防災相に賄賂を渡そうとしたとして贈賄(申し込み)容疑で大阪地検特捜部に告発状が出されている。
(以上、本日公開されていたネット情報より引用したもの。)
最後に、原左都子の私論でまとめよう。
蓮池氏ご自身に関しては、教育論自体の時代錯誤及び学校設立に際する資金ぐりの過ち等々、元教育者でもある私としても反論したい事項が山々あるのが事実だ。
ただ、今回の蓮池氏国会証人喚問劇を視聴した立場の一国民として、もっと大きな勢力による劣悪に歪んだ事態にこそ驚愕させられる。
それこそが、表題に掲げた安倍政権による「政治の私物化」に他ならない。 (このフレーズは、本日昼のNHKニュース内で社民党福島議員が発言された言葉を引用させて頂いた。)
この事態を国民が許し続ける(あるいは放置し続ける)ならば、この国がまさに「安倍独裁国家」に成り下がる危険性さえ孕む事実を、一人でも多くの国民の皆様に気付いて欲しいのが本音だ。
もしも蓮池氏が偽証罪に問われる事になれば、国家と国民が結託して蓮池氏一人を悪者に仕立て上げたとの意味で申し訳ない思いすらある。
今回の「蓮池氏証人喚問」とは、安倍政権による「政治の私物化」危機に国民皆が対抗するまたとは無いチャンス!と捉え、微力ながらも我が「原左都子エッセイ集」にて再三取り上げたという訳だ。
安倍晋三首相夫人の昭恵氏は3月24日午後、北九州市で講演した。 昭恵氏は学校法人「森友学園」への国有地売却問題で関与が取り沙汰されていることに触れ、「多くの方に騒がれることになってしまい、自分の甘さがあったのかなと反省している」と語った。 会場からの励ましの拍手に涙ぐむ場面もあった。
講演は報道陣に非公開で行われた。 出席者によると、昭恵氏は自身について、「本当に私は普通の主婦、普通の女性だ」と強調。「主人と私と、一生懸命この国のために働いていることをぜひご理解いただければ」と訴えた。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
3月24日と言えば、籠池氏に対する国会証人喚問が実施された翌日の事だ。
何ですって?? 今回の証人喚問の渦中人物である安倍昭恵氏が、その翌日に公費で北九州にまで秘書連れて、何とまあ“尻軽”にも自分の支持者達に“お涙頂戴”講演に行ったのだって?!?
原左都子としては、アンビリーバブな事態だ。
しかも自身は「私は普通の主婦、普通の女性」の位置付けにしつつ、これまたぬけぬけと、「主人と私が一生懸命この国のために働いていることを国民は理解せよ」だと?!!
支離滅裂の論理に呆れるのに加えて、これだけ世論が森友学園不祥事に大騒ぎしている最中に反省の色の欠片もない事実に驚かされる。
昭恵さん、貴女は「私人」と私は捉えている。 故に、貴方に “国のために働く” 事を元より一切期待していないし、国費から“秘書”を5名も付けている事実を即刻廃止せよ!、と私は何度も訴えている。
今一度言うが、ご亭主や貴方の側近に言われるがままに行動するのではなく、少し落ち着いて自分の頭で物事を考える時間を設けてはどうなのか。
一方、昭恵氏と籠池氏婦人の間で交わされたメールの数々が既に世間に公開されている。
その一例を以下に紹介すると。
「森友学園」事件をめぐり、安倍総理大臣の夫人の昭恵氏と森友学園の籠池理事長の妻とのメールのやり取りが公表された。 今月16日分として昭恵氏が「100万円の記憶がないのですが」と送り、籠池氏が、おととし、昭恵氏から受け取ったとしている100万円の寄付金をめぐるやり取りと見られる。
それによると、大阪・豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことが国会で取り上げられた先月中旬に、昭恵氏は、「この度のことはどうなっているのか、ご説明もなくマスコミから追いかけられて戸惑っております」としている。
これに対して、籠池氏の妻は、「お電話をおかけしてはご迷惑になりますでしょうか」などとしたうえで、翌日には「いたらないことばかりで大変申し訳ございません」などとしている。
先月21日には、昭恵氏が「なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。やはり怪しまれるようなことはしないほうがよかったのかなあとは思います」というメールを送っている。
これに対し、籠池氏の妻は「公開しなかったのは、土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評をたてられたら困るのでしませんでした」として、国有地の売却価格が、当初、非公開にされていたことをめぐって交わしたやりとりと見られる。
その後、安倍総理大臣が先月24日の衆議院予算委員会で、昭恵夫人が開校が計画されていた小学校の名誉校長を辞任することを明らかにし、その翌日(25日)、籠池氏の妻が「国会議員が来て自民党を守るために、昭恵さんの写真を外してほしいといわれました」としている。
これに対し、昭恵氏は「私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう」。
さらに籠池氏の妻は、24日の衆議院予算委員会で、安倍総理大臣が籠池氏のことを「しつこい」などと答弁したことについて、「今国会のテープをきかせていただきました。しつこいとは安倍総理には失望しました。主人は悪者ですね」。
これに対して昭恵氏は、「人の受け取り方はそれぞれですね。 籠池先生のお役割もわかったような気がします。お辛いでしょうが、頑張って下さい。ありがとうございます」と返信し、籠池氏の妻は、その翌日に、「あきえさん辛くなんかありません。安倍総理を信頼していた主人は国会でしつこい方なんかいわれても動じない」などと返している。
さらに先月28日に昭恵氏が、「私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか」、「籠池園長の熱意は信じています。本当に記憶から飛んでしまって、他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません」などとしている。
そして今月8日に、籠池氏の妻が、建設を進めていた小学校の認可をめぐって、「土を運ぶ費用等認可をいただくには3億5000万足りません。あきえさんも協力して下さい」などと送り、昭恵氏は「祈ります」と返信している。
籠池氏が野党4党と自宅で面会した先週16日分として、籠池氏の妻が、「大事な民衆をきりすてるのは許せない。国会にでます」などと送っている。
これに対して昭恵氏は、「私もどうしていいかわかりません。神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています」などとしたうえで、「100万円の記憶がないのですが」と送っている。
(以上、昭恵氏と籠池夫人とのメールやりとりの一部をネット情報より引用したもの。)
これを如何に読みこなすのかは、おそらく見る側の立場により結論が大きく食い違うのだろう。
当該メールやり取りに関する原左都子の私論を記すならば。
籠池夫人側が比較的率直にご自身の感情も交えつつ、昭恵氏と交流せんとしているのに対し…、
昭恵氏側の態度が途中から大きく変貌し、他力本願に発言を自重しているのが読み取れる。
特に昭恵氏の、「私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう」。 のくだりなど、昭恵氏自らがご亭主である安倍首相を筆頭とする政権がらみの連中が当該事件にかかわっている事実を認めたもの、とも受け取れる。
あるいは2月28日に昭恵氏から、「私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか。籠池園長の熱意は信じています。本当に記憶から飛んでしまって、他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません」などとした後に。
籠池氏夫人が、「大事な民衆をきりすてるのは許せない。国会にでます」などとメールを送ったのに対し、昭恵氏は「私もどうしていいかわかりません。 神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています。100万円の記憶がないのですが」と送っている。
このメールのやり取りこそが、原左都子は大いに気になるのだ。
私論だが、昭恵氏がもしも真に金銭授受をしていないのならば、それを籠池氏のご亭主に強く「私は一切の金銭授受を貴方達ご夫婦としていない!」と直言すれば済む話のはずだ。
にもかかわらず、あくまでも昭恵氏はいつまでもちまちまと籠池氏奥方相手にメールを送り、「記憶がない」なる不明瞭な言葉まで持ち出している始末。
しかもしかも安倍政権側は今回の事件に関し、野党側からの安倍昭恵氏証人喚問要求を断固として断り続けている。 軟弱な昭恵氏が証人喚問の場で自己の非を認める危険性があるからに他ならないため、と私は理解しているのだが。
そうではなく、真に安倍政権側が蓮池氏側と一切の金銭授受をしていないのならば、この際野党からの昭恵氏証人喚問に応じる事こそが、一番の方策と私は指南申し上げたい程だ。
繰り返すが、結局それを断固としてしないのは政権自ら金銭授受を認めたもの、と国民は受け止めてよいという事だろう。
現在、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、与党は、証人喚問された学園の籠池氏の証言について、真偽の検証を進めている。
虚偽と判断した場合は偽証罪での告発も視野に入れる。 国会の告発には重い責任が伴うため、全会一致で決めるのが通例だが、野党は籠池氏の証言をもとに政権への追及を強めており、実現のハードルは高い。
自民党は「籠池氏はかなりのウソつき」(高村正彦副総裁)として、議院証言法に基づく偽証罪(懲役3月以上10年以下)での告発の検討に着手。早期の事態収拾を図りたい考えだ。 告発するには、喚問を行った委員会での「3分の2以上の多数」が必要。 籠池氏を喚問した衆参両院の予算委員会のうち、衆院予算委は与党だけで3分の2以上を満たしているが、記録が残る1976年以降の12人はすべて全会一致だったという先例がある。このため、「野党が納得できる虚偽証言でなければ、告発は難しい」(自民党中堅)との見方がある。
民進党内では「密室での寄付などは水掛け論になり、反証しにくい」(幹部)と告発に慎重な意見が多い。真相解明のため、昭恵氏の証人喚問を求めている。
森友学園を巡っては、籠池氏夫妻が国有地取得に絡んで鴻池祥肇・元防災相に賄賂を渡そうとしたとして贈賄(申し込み)容疑で大阪地検特捜部に告発状が出されている。
(以上、本日公開されていたネット情報より引用したもの。)
最後に、原左都子の私論でまとめよう。
蓮池氏ご自身に関しては、教育論自体の時代錯誤及び学校設立に際する資金ぐりの過ち等々、元教育者でもある私としても反論したい事項が山々あるのが事実だ。
ただ、今回の蓮池氏国会証人喚問劇を視聴した立場の一国民として、もっと大きな勢力による劣悪に歪んだ事態にこそ驚愕させられる。
それこそが、表題に掲げた安倍政権による「政治の私物化」に他ならない。 (このフレーズは、本日昼のNHKニュース内で社民党福島議員が発言された言葉を引用させて頂いた。)
この事態を国民が許し続ける(あるいは放置し続ける)ならば、この国がまさに「安倍独裁国家」に成り下がる危険性さえ孕む事実を、一人でも多くの国民の皆様に気付いて欲しいのが本音だ。
もしも蓮池氏が偽証罪に問われる事になれば、国家と国民が結託して蓮池氏一人を悪者に仕立て上げたとの意味で申し訳ない思いすらある。
今回の「蓮池氏証人喚問」とは、安倍政権による「政治の私物化」危機に国民皆が対抗するまたとは無いチャンス!と捉え、微力ながらも我が「原左都子エッセイ集」にて再三取り上げたという訳だ。