原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

映画「アラジン実写版」 v.s.  女子バレー・ネーションズリーグ

2019年06月14日 | 自己実現
 (写真中央は、昨日私が見た「映画・アラジン実写版」の映画館で買い求めたグッズ。 写真両側は、昨日亭主が観戦した「女子バレー・ネーションズリーグ 日本対タイ戦」会場にて買い亭主が自分で膨らませた応援風船。)


 我々夫婦は「公的年金独立採算制」を採用しているのに加え、普段の趣味活動も娘が中学生になった以降頃より「独立行動制」に移ろいでいる。

 何分、見合い晩婚夫婦だ。 そもそも、生き方も趣味も異なるのは当然だろう。
 それでも一人娘が小さい頃は「子供中心生活」となるのが必然であり、“世間並み”に一家で子連れ行動を共にする機会も多かった。

 「趣味独立行動制」に関しては、決してそれを話し合いで決めた訳ではない。 お互いの行動を尊重しているうちに、自然の成り行きで自ずとその体制が築かれていたというのが正解だ。


 さて、昨日の事だが。 偶然だが、お互いの趣味活動日が重なった。
 亭主がバレーボール・ネーションズリーグの予約をしているのは前もって心得ていた。 (ラッキーにも)亭主の帰宅が遅くなると知った私は、これぞ我が趣味活動のチャンス!と喜び、早速“映画観賞”の予約を入れたのだ。
 
 本エッセイ集バックナンバーにて幾度か記載したが、私は自宅から徒歩圏内で行ける映画館に「会員登録」をしている。 
 この「会員登録」制度が随分とお得なのだ! 年会費わずか¥500-にして、私の場合“シニア会員”扱いとなり、2Dでよければいつでも¥1,000- ポッキリで観賞可能だ! (要するに、一回見ただけで十分に年会費を回収可能。 しかも6回見れば1回分¥0- で見れるとの特典もある。 更には、会員更新時に¥500-分の館内販売物無料券が付いて来るとのおまけもある。
 何分、幼少の頃より経済観念に卓越している私だ。(前回のエッセイをご参照下さい。)“コスト対効果”の考察力などお手の物だ。


 そうこうして出かけた我が映画観賞だが。
 平日観賞はラッキーだ! 映画館内が空いている。 混雑無き映画館内でゆったりと観賞できる環境とは、何にも勝る贅沢だ。

 そんな背景的事情もあったのだろう。 映画「アラジン 実写版」は秀逸な制作映画との感想を私は抱いた。 現在の映画全般の共通項だが、とにかく特撮技術力が想像を絶するほどに進化している。

 それに加えて、この「アラジン・実写版」に登場する役者たちの演技力は元より、歌唱力、ダンス力、アクロバット技術・体力の程が物凄い!!
 今時国際的にヒットする映画に出演する役者とは、これらすべてを難なくこなす超人的能力無くして出演不能なのだろう、と改めて思い知らされた。

 特に、私の趣味でもあるダンス場面が多用されていたが、これぞ圧巻だ! まるで、一時の「インド映画」を彷彿とさせるごとくダンス場面が素晴らしかった事!

 もう一つ特筆するべきは、(今回は“日本語吹き替え版”を観賞したが)主役アラジン吹き替え役の中村倫也氏の歌とセリフが上出来だったのではあるまいか? 
 中村氏に関しては、私はNHKドラマ「半分青い」の脇役でしか認識していないのだが。 (あのドラマで“ヘボ役”をさせられた俳優の中村氏、大した演技者じゃないか! 何でその実力がありながら、あんなヘボいドラマになど出たの?? とは言いつつも、俳優とは名を売るのも仕事だしねえ… )

 映画の帰り道は、もちろん“一人酒”よ! 昨日飲んだ「新潟銘酒 菊水冷酒」が何とも美味だったこと!


 片や、亭主が出掛けた「女子バレー・ネーションズリーグ」は自宅に帰った後、テレビ生中継にて観戦した。
 現在の日本バレーボール界は男女共々不甲斐無い印象しか持てないが、昨日の日本対タイ戦ではやっとストレート勝ち出来た様子だ。
 今回の大会は、東京調布の“味の素スタジアム”の隣駅“武蔵野の森総合スポーツプラザ”にて開催されているとの亭主の話だ。

 亭主によれば、立派なスタジアムであるそうだが。 
 東京都(小池知事)はこんな何ら問題無きスタジアムが地元に存在するにもかかわらず、結果としてお台場の地に新たに五輪用「バレーボールスタジアム」建設計画を回避出来なかったようだ。  国と建設業界との癒着を物語る結論だが、この負の所産を五輪後、国と東京都は本気でどうする気なのか???
 我が想像だが、2020東京五輪後、お台場地域は間違いなく“不活性化”の道程を辿るであろう。 その負の遺産を我々都民が賄わねばならないのか?!?


 標題に話題を戻そう。
 
 昨日偶然繰り広げられた私と亭主間での“趣味勝負”に関しては、どうやら“引き分け”にて一件落着した模様だ。

 本日6月14日夜、「映画アラジン」の原作である1992年ディズニー社制作「アラジン・アニメ版」がテレビにて放映されるらしい。
 私が昨日観賞した「アラジン・実写版」はこの原作アニメ版にほぼ忠実に制作されているとのこと。
 大いに楽しみにしつつ、原作を今夜テレビにて観賞したいものだ。