原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ウィーン・プラーター大観覧車 と ドナウタワー

2019年06月22日 | 旅行・グルメ
 (写真は、ウィーン・プラーター公園にある大観覧車Riesenrad。 旅行雑誌より転載したもの。)


 娘と二人のウィーン個人旅行の出発を19日後に控える身にして、その下調べエッセイが続くが。

 本日は、(実際に行くか行かないか不明の)“プラーター大観覧車”と“ドナウタワー”に関する情報を調査してみよう。

 何故(実際に行くか行かないか不明)であるかに関して説明するならば。

 とにかく個人旅行とはいつ何時も予定外のハプニングが付き物である。
 地図を確認しつつ慎重に歩いているつもりでも、道に迷うわ…   あるいは昨夏米国旅行時の地下鉄途中バス振替輸送のごとく、予想だにせぬ交通網のトラブルに出くわしたり…  時間のロスが大きいのはいつもの事だ。
 あるいはやはり昨夏米国旅行時のごとく、私のペース中心に行動を続けていると娘の反発を食らったりもするのだ。 何分生まれ持って自分の心理状態の表出が苦手な娘である。 不平不満があろうがそれが極限に達するまで内心に秘め、決して口に出さないとの特質を抱えている。 とどのつまり“凍結状態”とのストライキを起こすのだが、これに気が付くかその予感がした時点で改善策を提案するのがサリバン(私の事)の使命である。(誤解無きよう記載しておくが、決して甘やかしている訳ではない! 娘が持って生まれた事情故に、丁寧な配慮と対応が必須なのだ。)

 そんな事も予想しサリバンの対策として、娘が喜びそうなプランも用意しておこうとの趣旨である。


 さて、冒頭写真の「プラータの大観覧車」に関して、ウィキペディア情報より引用しよう。

 観覧車(独: Wiener Riesenrad)は、オーストリア・ウィーン レオポルトシュタット区のプラーター公園にある観覧車。 映画『第三の男』に登場したことで知られる。
 イギリスの退役軍人ウォルター・B.バセット (Walter Basset Basset, 1864 - 1907) により1897年に建設された。 バセットはヨーロッパに4基の観覧車を建設したが、この観覧車はそのうち現存する唯一のもので、年次的にはイギリスのロンドン、ブラックプールに次ぐ3番目である。 形状はかつてブラックプールに存在したものとほとんど同じである。
 バセットは翌年フランス・パリに当時世界最大の観覧車「グランド・ルー・ド・パリ」を建設するが、グランド・ルー・ド・パリが撤去されてからは、このプラーター公園の大観覧車が現役世界最大となった。 第二次世界大戦の戦火に焼かれ、戦後には撤去の声も上がったが、30あった客車を15に減らして輪への負担を少なくすることで耐え抜き、1981年に神戸ポートピアランドに設置されたジャイアントホイール(現存せず)に抜かれるまで、半世紀以上現役世界最大の座を保持し続けた。
 ゴンドラの定員は20名であり、パーティの開催も可能(要予約)である事が明言された。 なお、撮影当時のゴンドラ内は落書きで一杯であった。
 (以上、ウィキペディア情報より引用したもの。)

 一旦、私見だが。
 へえ、映画「第三の男」に登場した観覧車なんだ。 昔その映画をテレビにて見たような記憶もあるが、内容は忘れたなあ。
 それにしても、一基の定員が20名の観覧車に乗った経験は今まで皆無だ。(その大きさのロープ―ウェイには乗った事があるものの。) よくぞまあ、その定員を乗せた客車を15車両も連ねた観覧車が運行できるものと、不可思議でもある。 

 プラーター公園は、Karlsplatz駅より地下鉄U1路線に乗り換え程近い場所にあるようだ。
 これ、娘が行きたいと言わずして、私がこの観覧車に乗りたくなったぞ! 


 次なる課題は、“ウィーンタワー”だが。

 このタワー、まさに日本の“東京スカイツリー”のごとく(?)、ウィーンにてランドマークタワーとしての存在観を誇っているようである。
 1964年建造とのこと。 随分と古い塔ではあるが、建設当初よりテレビ塔としての役割を果たしつつ、地上252mとやや低めながらウィーンの観光名所の一つである。
 回転式展望台レストランも兼ね備え、そのレストランからはドナウ川は元より、ウィーン中心部が展望可能とのことだ。
 交通手段は、地下鉄U1路線カイザーミューレン駅にて更なる交通手段に乗り換えた後、ドナウタワー駅で下車して徒歩5分らしいが。
 その“更なる交通手段”の記載の詳細が読み取れないため、これ行くの無理かも…


 そうなると今回の案件に関しては、上記の「プラーター公園の観覧車」が優位か?!?

 いえいえそれにしても旅の計画立案作業とは、まさに“もう既に旅に出掛けたがごとく”に活性化されるものだなあ!
 これ、その担当をしている我が身こそが“お得感”を抱けることに感謝しつつ、出発まで更なる作業を続けよう。