原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

松山バレエ団「くるみ割り人形・全幕 2024.12」in 東京文化会館大ホール

2024年12月09日 | 芸術
 (冒頭写真は、昨日 原左都子が上野・東京文化会館大ホールにて鑑賞した 松山バレエ団による「くるみ割り人形・全幕」のパンフレットを転載したもの。


 先ずは、昨日の上野駅前及び東京文化会館の様子を撮影した光景から公開しましょう。

          
          
          

          

                                   

                                   

 (下2枚の写真が、横向きになっていることをお詫びします。

          
 こちらは、我が家の「くるみ割り人形」。


 昨日、私は一人で東京・上野の東京文化会館大ホールまで、松山バレエ団による「くるみ割り人形」を鑑賞しにでかけた。

 思い起すに、私がクラシックバレエ公演鑑賞をするのは、何年ぶりであろうか?
 コロナ禍を境に、一切のバレエ公演鑑賞等々を自粛して来たため、おそらく5年ぶり程のことだろう。


 さて、今回の会場である「東京文化会館大ホール」に到着してみると。
 人、人、人 …  でごった返している。
 さすがに「松山バレエ団」は人気が高いなあ、などと思いつつ。

 今回私が予約した4階正面の座席を探すのだが。
 とにかく館内の配置が分かりにくいのと、人混みとで我が座席を探すのに難義させられた。
 やっと座席に辿り着くと、既に座席がほぼ満席状態で埋まった状態だ。


 今回演奏を担当するオーケストラは、東京フィルハーモニック管弦楽団なのだが。
 この原左都子も、中学生時代に「ブラスバンド部」の演奏会等を経験している身にして。 どうしても、本番前のオーケストラの「音出し・音合わせ」作業が気にかかる。
 その光景を4階の座席から観察しているうちに、いよいよ開幕となった。


 松山バレエ団のバレエ公演は、過去に何度も観ているが。

 今回、コロナ禍後初めて久々に観ていて気が付いたのは。
 コールドバレエ(群舞)の際に、多少のバラつきがあった事実である。 
 以前(5年以上前)に観た松山バレエ団の場合、そのバラつきが一切無かったのだ!
 それはそれは素晴らしいまでに、完璧に統制されていて。 例えば、群舞を踊るバレエダンサーの身長・体形がほぼ同じでデコボコ感が全く無ければ、当然の如くバレエの動きも完璧に統一されていた記憶がある。
 これが残念ながら、今回は群舞ダンサーの身長がさほど統一出来ていなければ、動きにも多少のブレがあったのが気にかかった。

 私的に多少気になったのは。
 フィナーレ後の最後の「団員全員の舞台挨拶」がしつこ過ぎたのではなかろうか?? との点だ。
 私がそう感じたのは おそらく、今回のバレエ公演自体に今まで程の感激度合いが、既に高齢域に達している私自身に欠けていたせいであろうと分析する。 (加えて、個人的に“早めに帰宅したい”と思った要素も大きいが…)😜 😷 


 何はともあれコロナ禍を経験した身にして、今回「クラシックバレエ公演観賞」を再び実現に移せた事実は 大いなる我が“偉業”であったと振り返る。



 あっ、そうそう。
 今回のバレエ公演鑑賞にて気付いたのは。
 今に至っては、クラシックバレエをはじめオーケストラ公演等々への“お年寄り層観客”の動員が叶っているとの事実だ!
 私の座席だった4階席など、そのほとんどがお年寄り観客だった事実に直面して。
 世が確実に変貌を遂げている事実を、実感したものである。

 そう言う意味では クラシックバレエ公演においても、お年寄り連中(今となっては私もその一員に過ぎないが…😱😝  )を動員できている事実こそが、世の進化ではなかろうか。


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