鳥取大山1709mに登りました。(2回目の登山)
コスタイム:夏山登山口~(30)~3合目~(60)~6合目避難小屋~(60)弥山山頂(65)~
(40)~行者谷分岐~(40)~元谷~(25)~大神山神社~(20)~情報館・・・・・ゴ~~ル
前回のチャレンジは、大山寺~元谷コースだったが、元谷から雪が降り出して
登山道が全く見えず、尾根をトラバースしながら這々の体で夏山登山道に出会い
5m先が見えないまま、弥山山頂に立つも真っ白のキャンパスでがっくり項垂れ(-_-)
下山後、二股山から階ヶ岳に登ったら、雲一つ無い青空に雪の大山が見えたものでした。
今回は、そのリベンジを兼ねて2回目の大山登山です。
夏山登山道を登ります。
名物の階段道です。
歩き出して10分足らず、大山寺の中にあって最古の阿弥陀堂に到着する。
阿弥陀堂です。
石段から高低差900mの登りが始まると、1合目からが登山道になります。
1合毎に標識が立ててあって、現在地が判りやすく整備された登山道となっています。
3合目当たりから傾斜が増してきますが、5合目まではブナ林のジグザグ道です。
5合目を過ぎた頃からはますます坂がきつくなり、岩の段差も増えてきます。
何処までも、何処までも階段です。
股ぐらいの高さの大きな段差もあり、登ると言うよりも乗り越える感じです。
登山道の真ん中にブナです。
高低差450mほど登って、元谷コースと合流すると6合目の避難小屋が見えきます。
この先も木の階段が続いています。
7合目、悲しいかなガスの中に突入(>_<)
五月の大山登山道、数少ない花はツツジでした。
避難小屋を過ぎると、露岩ゴロゴロの登山道をジグザグに8合目へ登ります。
登山道の脇は、地に這うような大山キャラボクに覆われてきます。
大山キャラボク
9合目になると傾斜が緩くなり、階段から木道にと変わります。
目の前に山頂の避難小屋が見えてきましたがガスに覆われてボンヤリしています。
オマケに風も強くなってきて、崩壊地付近ではロープを握って歩きました。
避難小屋が見えてきました。
標高1700mの大山山頂、気温は16度で汗に濡れ身体が急激に冷えてきます。
湿ったガスから逃れるように小屋に駆け込みます。
小屋の内部は綺麗で快適です。
小屋で10分ほど休んで、弥山山頂へ向かいます。
もちろん、弥山山頂はガスの真っ只中です。
剣ヶ峰への縦走ルートは通行禁止(強者は通るそうです。)
何にも見えない弥山山頂、ガスと強風に追われて小屋に逃げ戻ります。
小屋で登山道整備に登ってきた人と四方山話が弾んで、60分の長居となってしまいました。
低気圧接近で天候回復は望めなく、リベンジの返り討ちを受けて下山することにします。
階段道は下りでもしんどいです。
ガスに煙っていても、人気の山らし次々に登山者が登ってきます。
山頂の様子を尋ねられて、ガスと強風を返事するとガッカリされるので返答が辛かった。
元谷分岐を右に折れると、見下ろすような階段道が続いています。
下るのも大変、ましてや登るなんて想像したくありません。
急な階段と木道を40分歩き続けて、やっと元谷の河原に飛び出した。
ホッと安堵した瞬間でした。
大山を見上げると、山頂はガスに包まれています。
河原の対岸に渡って、以前に来たときのことを思い出してみました。
河原は積雪で対岸へのルートが見えなかった様な記憶が残っています。(小屋も見えていなかった。)
石堤を真っ直ぐに渡って、そのまま斜面を登って行ったんじゃ無いかと考えられます。
下ってきた階段道から逸れるなんて考えられませんから・・・・
対岸に渡ると、未舗装ながら車道がありますが、参道保全用となっていて歩行禁止です。
川岸に沿って山道を只管歩いて行くと大山神社の裏手に出ます。
大神山神社の裏手(登山成就と言っても良いかな)
大神山神社には、ボケ防止&健康増進の馬が祀ってあります。
当然ながら、お馬さんの頭をなでなでしましたが、お賽銭を上げてないので御利益は期待薄か
内部は撮影禁止なので、参道から本伝を写しました。
大神山神社から情報館へは、石畳の参道で登山靴で歩くのはちょっときつかった。
頑張れ~もうすぐゴールだぁ~♪
下山して情報館から大山を見上げとやはりガスでした。
2回目の大山登山でしたが、前回同様に全く展望は得られずリベンジならずでした。
もしかして、初回も今回も山頂の展望に恵まれないのは、名前に関係があるのか?
もぅ一度、大山に登るチャンスがあったら、弥山は回避して三鈷峰のユートピアを愉しもうかな
大山の全貌
この後、昨日のお礼を兼ねて、休暇村蒜山高原に向かいます。