星生山~扇ヶ鼻ミヤマキリシマお花見です。(6/12)
牧ノ戸~沓掛山~扇ヶ鼻~星生山~牧ノ戸=6時間05分
計画は、星生山の朝駈け(東雲の空&朝陽)~扇ヶ鼻のミヤマキリシマだったが
日頃の疲れと牧ノ戸の寒さにテンションが上がらず、朝駈けは中止と成った。
4:30車の外を見ると、一面真っ白のガスの中で気温9℃で再度シュラフの中へ
5:30-起床し、ご飯パンとコーヒーだけの簡単な朝食を摂りながらお空と睨めっこ
8:20-お昼頃にガスが晴れることを信じて、重たい腰を上げてスタートする。
牧ノ戸、何時もの試練のコンクリト階段へ向かいます。
晴れぬガスに心も晴れず,夏の遠征訓練と言い聞かせつつモクモクと歩き沓掛山着
三股山は勿論、星生山すら見えません。
沓掛山を下った当たりのミヤマキリシマは、久住に玄関の役目を終えているようでした。
ピークを終えたミヤマキリシマ
一向にガスは晴れてくれませんが、皆さん思いは一つで久住の深部へと歩いて行きます。
なかなか、ピンクに染まった山肌に逢えません。
9:35-扇ヶ鼻分岐までやって来ましたが、ガスの扇ヶ鼻は帰りに寄ることに星生山へ
後で来るから、お化粧直しして待っててねぇ~
星生山へは、南西尾根を登ることにします。
本道から南西尾根へ向かって直ぐ、足下に”白花ミヤマキリシマ”を発見
しかも、5m四方に3株も有り、白花ミヤマキリシマを見た感動は湧きません。
最近は、そこかしこで見かけるようになった白花ミヤマキリシマ
気を取り直して、急登りから星生山の頂へ向かいます。
足下も不安定、しかも急登
難所の急登を抜けたら、素晴らしい尾根が待っているのだが、この日はガス・・
ザレ場を登って、星生山の西斜面を見ますが、太陽光が無くミヤマキリシマは映えません。
星生山の西尾根
山頂手前から、星生山のビューポイントへ下って、一番好きな稜線を眺めます。
ここからの眺め、もう少しガスが晴れたら最高なんだが
一方ミヤマキリシマは、ちょうど見頃かと言って良いかと思える開花状態と思いますが
星生山周囲のミヤマキリシマ
皆さんが仰るように、やや花の数が少ないように感じました。
ビューポイントから山頂を経て、星生崎への稜線へと向かいます。
馬の背に近い稜線の素晴らしさも、岩場の恐怖感もガスに煙って恐怖感も漂いません。
岩場~稜線~岩場から星生崎へ
星生崎から振り返るとガスと岩場が素敵な雰囲気に
星生崎から久住別れに向かわず、ショートカットの激下で星生山を下ります。
避難小屋を見下ろし、久住山に背を向けて西千里浜へと下ります。
西千里浜から姿を見せ始めた久住山を振り返ります。
左を見上げる肥前ヶ城のミヤマキリシマが樹勢を取り戻して輝いています。
今、久住の山々の中にあって、一番ミヤマキリシマが美しいのではないだろうか?
立ち寄りたい対気持をグッ抑えて、扇ヶ鼻へと向かったのでした。
肥前ヶ城のミヤマキリシマ(直に見るともっと綺麗です。)
扇ヶ鼻分岐に戻ってきました。
皆さん、思いは同じのようで、沢山のミヤマキリシマファンが押し寄せていました。
ピンク一色とは言い難いが、数年前に比べたら雲泥の差
扇ヶ鼻山頂手前のお花畑のピークへ向かい、ミヤマキリシマを纏う扇ヶ鼻を眺めます。
どうでしょうか?
今年の扇ヶ鼻の見頃の判断は難しい様です。
枯れ始めた株あり、満開の株あり、まだまだ蕾の株ありと個体間差が大きい様です。
一斉に咲き揃わないようで、見た人の感性で5分咲き~7分咲き~見頃となっているようです。
ややお年を召したか?
ちょうどお年頃のようで👏
まだまだ、幼子さんのようです。
お花畑から登山道へ戻り、扇ヶ鼻の山頂へ向かいます。
12:00-扇ヶ鼻の山頂です。
平日にも関わらず大勢がいますが、皆さんのテンションも低いようで静かな山頂
時はお昼時、お楽しみの山ランチを戴くことにしましょう。
ご飯パンにウインナーとキャベツを挟んだホットサンドとカップ麺
ホントサンドの作り方が上達せず、サンドプレートを使い始めてから未だ試行錯誤中
パン+キャベツ+ウインナー+マヨネーズ+マスタードが良い感じに♪
見た目より美味しいホットサンドでしたよ(^_-)
13:15-食後のコーヒーを飲み干すと、心は下山モードまっしぐらです。
もう一度登って来るぞと思いつつもミヤマキリシマの見納め
期を過ぎたミヤマキリシマが、より満開のミヤマキリシマを引き立たせています。
沓掛山まで戻ってきました。
ようやく、三股山~星生山~扇ヶ鼻の全貌が見えていました。
山の天気は判断が難しいよね~
私には、久住山は近場の山だから、思い立ったら何時でも来れるけど遠方さんは
まあ、お天道様に輝くミヤマキリシマに感動するも運
ガスを纏った神秘さの山を飾るミヤマキリシマに感動するもヨシと事でしょうか?
14:25-牧ノ戸登山口に帰還しました