誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

霧氷に誘われて、久住へお山歩

2019-11-27 17:27:30 | 山歩き

     久住山~星生山を歩いて来ました。(11/26)

    足・腰・腕の違和感が薄れてきたので、フラフトレーションを解き放ちたくてお山へ出掛けて来ました。

   ザックの重量を何時もより幾分か軽くして、足場の良い久住山へ運良ければ霧氷鑑賞(期待)のお山歩

      と、勇んで出掛けた物の意外と気温が下がっていない、そしてあろう事か瀬の本交差点付近ではガスガスガス 

  そして、今にも降り出しそうな雰囲気に、『私は、合羽を着てまで歩かんよ』と 

    牧ノ戸の駐車場も黒岩の形も判らないほどガスでした。

   天気図と天気予報通りなら、きっと晴れてくるはずと思っていると、急に陽射してきたり・・・

   意を決して車から出るとひんやり、長袖Tシャツに半袖Tシャツを重ね着、更にヤッケまで着込んでスタート

    牧ノ戸の登山口、コンクリートの階段道は好きになれません。

   帰りの疲れた足での階段下りは、膝が気になりますがGo~

    東屋に到着、ここから由布岳をみて、お山のご機嫌を伺うのがルーティーンですが

   凄い雲海で由布岳も山頂付近しか見えません。

    三俣山も雲の中

   若しかしたら、霧氷は無理のようだけど、濃いガスと時折差し込む陽射しにブロッケンの期待が

    1昨日にたっぷり雨が降り湿度OK、風も風速2~3m/sで下地は出来ていますが

   肝心の気温がちょっと高目で、霧氷どころか梢は雨の滴を湛えていました

   明日の方が気温が低めでったんだが、お天道様が雲隠れの上に☔️☔️

    まだ沓掛山の手前、ガスが消え始めました。

   霧氷に裏切られ、期待したブロッケンもガスと共に霧散してしまったようです。

   まっ良いか~

   初冬のお山歩を愉しんでストレス発散が叶えば良いじゃないか

    振り返ると雲に浮かんだ湧蓋山さんが素敵でした。

   ガスが消えると、透き通るような青空が現れました。

   最終目的地は決めてないので、心が満足する地点まで歩いて行こうと思います。

    星生山/西千里浜の分岐です。

   どうしようか?星生山に行く?久住山へ向かう?

   星生山は帰りに寄ろうよ、久し振りに久住山に行きたいな♫

 

  と言う事で、久住山に向かってGo~

    星生崎の下までやってくると、久住山~天狗ヶ城~中岳が直ぐ目の前に迫ってきます。

   避難小屋広場に下って、ガレ場を登って行くと久住連山17座を代表する久住山の頂です。

   避難小屋から久住山へ向かい始めると、カミさんの足取りが重たそうである。

   そして、久住別れを過ぎたとき、『私ここで遊んでいるから行といで~』

   独り置いておくのは気掛かりでもあったが、迷子になる場所でもないの独り山頂へ

    何時もは通らない、草原をショートカットで   

    取敢えず、久住山の頂へ

   青空久住の山並み、見慣れた光景だけどいいモンです。

   山頂滞在は1分程度で、久住別れに下りカミさんと合流して星生山へ向かう。

    

    久住別れから星生山を見上げます。

   思ったより膝の具合が良いので、カミさん要望の星生山を歩いて下ることにします。

    冬枯れ草に隠されたような急登の道を登って行きます。

    星生崎まで登ってくると、久住の中にあって最も好きな星生山の尾根が見えてきます。

   ただ、穏やかだった天候はここまでで、急に風が吹き始めてガスも再び湧き始めてきた。

   偶には、岩稜を歩いて『星生の窓』からの風景を見ようと思ったのだが風が嫌だなぁ~

    でも、しっかり” 星生の窓 ”にやって来ました。

   星生の窓ガラスは、一点の曇りもなく窓の向こうには、” 扇ヶ鼻 ”がくっきり見えていました。

   窓の向こうは、こんな感じで扇ヶ鼻が見えていました。

  更に続く岩稜帯を乗り越えると、私の一番のお気に入りの場所へ

    

    素晴らしい尾根が見えてきました。

 

   この尾根、自分が歩くのも好きだけど、人が歩いている姿を眺めるのも好きなのです。

    最後の岩稜帯が見えてきました。

   距離は短いけど岩稜帯は危険が一杯、慎重に足場を見極めて登って行くと星生山の頂


      

    本日2座目の星生山の山頂、最近始めたホーズで証拠写真撮影

   星が生まれる山って、朝駈けするとなるほどと山名に納得できます。

    歩いて来た岩稜帯を振り返ってみました。

   濃さを増し始めたガスで、岩稜を歩く登山者が霞んで見えます。

   風もメチャ冷たくなりましたが、風下で山ランチとしました。

    yamahiroの作るオニギリは”四角形!”

   

    ウインナー付き焼きおにぎりインスタントラーメンです。

   ラーメンは、我が家で採れた”タマネギ・シイタケ・ブロッコリー・ホウレン草・パプリカ”の野菜

   と我が家ではラーメンに必須の半熟?タマゴ入り、何時も変り映えしないけど定番の山ランチです。

    器に盛り付けて見栄え良くしたかったけど、手が悴んでまともに箸が使えませんでした。

   次から、フォーク持参だねと悴む手で、山ランチを戴きました。

    食事をしていると、とんでもないところを歩いている人が見えました。

   星生山から硫黄岳に繋がる尾根を歩いている4人の姿が見えます。

   やがて彼らは、我々の前まで登ってきました、先頭の人の背には測量に使う大きな三脚

    後の4人は、やや頼りなげな足取りで着いて登ってきました。

   彼らは、山頂で足を止めることもなく、星生新道分岐点まで歩いて行き三脚を卸し始める。

    星生新道でなにやら作業のようです。

   何をするか見ようと思ったが、吹き付ける風が余りにも冷たくて逃げるように下山する。

    星生山/西千里浜分岐の本道に降りてきました。

   久住山と星生山を振り返り、心と身体がリフレッシュされたことに感謝しながら下山しました。

    沓掛山から振り返ると、今度は霧氷で待っているよと。

   山はしゃべらんけどねッ

コメント (2)
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