誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

山の事故、遭難多し

2022-08-11 18:57:03 | 出来事

     山の事故遭難が多いですね。

   YAHOOニュースを見ると、ほぼ毎日のように遭難や事故が報じられています。

  特に目を引くのが、富士山での疲労で動けなく成るという事故が多く見られます。

  コロナの影響もあってか。人の多い観光地より大自然の中の登山を楽しむ人が多くなったのでしょうか?

   私も、富士山には3度登りました。(27歳-7月,52歳-8月,60歳-9月)

  何れも弾丸登山でしたが、それぞれに違う登山だったことが忘れられません。

  1回目は、ご来光目指して登って~お鉢周回山~砂走を駆け下りて余裕綽々でした。

  2回目も、ご来光目指してスタートしましたが、8合目辺りから相方に疲れが見え始めて

  何とか山頂へ、山頂で暫く休憩しながらもお鉢を周回して砂走へと向かいました。

  7.5合目辺で相方が疲労困憊寸前になり、山小屋に荷物を運ぶブルに乗せてくれない依頼してと

  当時はそう簡単に救助隊を呼べる時代じゃなかったので、叱咤激励しながらゆっくり自力下山

  7合目相方を座らせて休憩させ、私は2人分の荷物を背負って富士宮登山口へ駆け下りました。

  そして、相方を下山させるために7合目へと向かい、背負うまではなかったが肩を貸して降りました。

  相方は、アルプスも数回経験している登山歴も長い人でした。

   3回目は、閉山された9月でしたが、9月の富士山は地獄を見た思いがしました。

  過去2回は、開山中で人が多くて辟易していたので、登山者が少なくなる9月を設定しました 

  山小屋は全て閉まっているから休むところもないし、9月の夜中の富士山は下界では真冬の寒さです。

  寒さで身体が上手く動かず、疲れ方も半端ではなく過去の2回の経験で甘く見すぎていました。

  同行者も8合目から口を開く元気はなく、私もかなり疲労していてサポートも足りなかったでしょう。

  ギリギリご来光には間に合いましたが、過去の登山経験など無いに等しいなと思った3回目の山頂

  2人ともお鉢周回の体力が残っていなくて、剣ヶ峰まで足を延ばしたあと砂走り~宝永山で下山

  7月と8月の富士山に比べて、9月は全く違う顔を持ったとても怖い山でした。

  私も周りから健脚者と言われて自惚れてた時期もありましたが、9月の富士山は凄く良い経験でした。

  PS:3回とも凄く天気が良かったのにこの結果だったんです。

   皆さん(yamahiroよ)、山を舐めてはいけません。

  

コメント
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