誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

大障子岩1451m

2022-11-19 17:02:51 | 山歩き

     大障子岩1451m(単独行)

    ルートが不明瞭?な未踏ルートを歩くとあって、農作業などこなしながら数日前から天気予報をチェック

   11/18が最高の天気となりそうな予報から、そわそわしながら準備したのだったが・・・

   当日の朝、4時に起きて天気予報を見ると、晴れマークは消失して雲リマークがビッシリ!

   天気図を見ると予想異常に低気圧が北上してきていた。m(_ _)m

    行くか止めるか一時躊躇したが、今年の残りを考えると時間が作れそうになく決行となった。

  

    6:58-神原白水登山口をスタートする。

   これから凡そ1時間にも及ぶ長~い林道歩きとなっている。

    直ぐに橋を渡ります。

    最近整備の手が入ったらしく、4駆車なら楽に入って行けそうな林道である。

    7:11-クネクネと曲がりながら歩いて行くと、冬季に氷瀑が見られるという中内門の滝取り付きか?

    嫌だなと思っていた林道歩きだったが、紅葉を終えた落ち葉が地面いっぱいを飾って気持ちいい

    7:26-木材搬出に使われたウインチ小屋を通過します。(予定より少し早いか?)

    7:40-アレレ~資料にあった林道を塞ぐ大岩を見落として、2つ目の洗い越しを渡る。

    と、細引きのロープのゲートが有り急に林道が荒れ始めます。

    7:45-林道の終点か?登山届けのボックスが有り、その先が徒渉点のようです。

    なるほど、雨期の大雨の後は渡渉が難しいかな?

   簡単そうに見えるが意外と石が滑るので飛んで渡るのは無理だった。

    7:53-渡渉して直ぐ、大きな杉の木きヒラヒラの大きなピンクのテープが巻かれてある。

   近寄ってみるとこの地点で、右=メンノツラ谷~祖母山,左=池の原ルートに別れていた。

   ここから不明瞭とされる池の原ルート、思い込み判断は止めてテープを探しながら歩く事とする。

   

    7:56-最初の渡渉地点だが、資料と違って短い間隔でテープが有ってルートは判りやすい。

     左手に水量は少ないが、水力に落ちる滝が見えルートに間違いは無いようだ。

    名物の急登りが始まったが、まだ歩き始めて1時間チョットなので4駆になる傾斜ではない

     フッと斜度が緩むと尾根を外れて、やや下り気味のトラバース道となる。

    この付近は、テープが少なくなっていて少し不安になる。

    荒れ谷を2回3回と越えた先、ここを登るのかと尻込みするような急傾斜が待っていた。

   とても足だけでは登る事は出来ず、yamahiro4駆出動で1174m尾根への登りとなった。

   *首からぶら下げていたカメラが邪魔になって、カメラをザンクに仕舞った。

    8:54-息も絶え絶えに成って、ようやく1174m尾根の横に這い上がった。

   目茶苦茶な急登を終えた後だけに目の前の広がる森が大変に美しく見えた。

    仲良しの木です。

   根元からテッペンまで一分の隙も無いくらい寄り添って真っ直ぐに伸びています。

    9:23-石楠花の群生地、馬酔木の大木林を抜けると目印の池の窪が見えてきました。

   この付近は、縦走路の稜線が見えていることも有ってテープは殆ど有りません。

   縦走路への正確なルートを見失ってしまったがそのまま稜線へと登って行った。

    9:26-建男~祖母山の縦走路に出会い、右=祖母山,大障子岩は左に進路を取ります。

   縦走路(池の原)からメンノツラ谷へ下る目印を探しながら周辺を彷徨き回るもイマイチ判らず

   諦めて縦走路を池の原三角点へと向かう。

    縦走路は、手付かずの自然の森なので気持良く歩けます。

    9:44-大展望を誇る池原三角点です。   

   瞬きもせずに目をいっぱい広げると視界は真っ白、目を閉じると祖母山から障子岳がクッキリ😁 

   この日も、曇り空に山歩きを決行した戒めか、いよいよガス男襲名の日が近いようだ。

    周りの景色は諦めて縦走路を東へ進みます。

   葉を落としたアケボノツツジが目立ち、以前の縦走時に見たアケボノツツジやシャクナゲを思い返します。

    10:05-縦走路の一大核心地の鹿の背です。

   両側は深く切れ落ちていて、落ちたらまず助からないナイフリッジです。

   この日は、岩が乾いていたので恐怖は感じなかったが、雨天時や凍結時は四つん這い通行ですね。

    振返ってもう一度

   少し疲れが見え始めましたが、まだ大障子岩まで1時間ほど掛かります。

   展望なし!誰にも会わず、でも山を独占したようで気持ちよく歩けます。

    10:37-下の八丁越(白水への分岐)

   大障子岩に登った後、この下の八丁越から白水へ下ることになります。

    1分後に上の八丁越(尾平への分岐)

    11:00-いよいよ大障子岩へのアクセスが始ります。

   5mチムニーとでも呼びましょうか?立派な鎖が付けられてあります。

    大障子岩の下を巻いて行くと、鈴の音が聞こえてきました。

   この日始めてあった人は、尾平~大障子岩ピストン山歩の男性だった。

    縦走路から別れると大障子岩下目の前です。

    11:15-大障子岩1451mに到着~👏

   山頂の突端に行くと、下関からの御夫婦がお食事中で白亜とでも言うべき光景を嘆いて居られた。

   直ぐに引返すつもりだったが、御夫婦と四方山話が盛り上がり序でにランチする。

   11:47-ガスも一層濃くなり、雲行きまで怪しくなってきたので下山開始です。

 

    12:10-下の八丁越、右に折れて只管下ることになりますが、ここからも未踏のルート

    八丁越~白水の案内板

    思っていたより傾斜のきつい下りで、落ち葉が積もっていて滑ります。

   この数ヶ月、右膝(変形性関節炎)の調子が悪く、下りの段差は襲撃を受け易く辛い

   

    何度か涸れ沢を超えて、長い杉林を黙々と歩きます。  

     見所も歩く楽しさも感じられないルートです。m(_ _)m

    おっ、この表現って面白くないですか?

   50m先を渡渉?もう少し渡渉地点の近くに設置しても良いのではと笑いました。

    13:23-橋が見えて、目の前がゴールです。

   ルートは思いのほかハッキリしていたが、聞きしに勝る池の原への登りは辛かった。

   八丁越からの下りは、右膝の痛みとの闘いが辛かったがゴールすると膝の痛みなど何処へ

   次は、アケボノの時期にメンノツラ谷~祖母山~宮原~八丁越を歩いてみたいなと描くのでした。

   山の滞在時間=6時間28分、歩いた歩数=27,946歩

   この後、ヒイバチの滝探索しました。(後日報告かな?)

コメント
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