誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、一ノ峯・二ノ峯+冠ヶ岳

2011-12-13 21:35:13 | 山歩き
   一ノ峯858m・二ノ峯870m+冠ヶ岳1154m

 地蔵峠に車を置いて、偽木の階段を登っていくと立派なお堂のあり地蔵に着く 
  
お堂の横を通って進むと、大矢野岳から黒岩峠・清栄山・らくだ山への長~~い
南阿蘇外輪山の大縦走路が延びている。
一方、右に進むと一旦県道39号線を横切って、冠ヶ岳~一・二ノ峯又は俵山へと続く

 39号線脇の『冠ヶ岳登山口』も偽木の階段登りで始まる。
階段を登と檜の人工林と自然林の境界が登山道で緩やかに下って行く
すっかり葉を落とした落葉樹の間から、阿蘇の5岳が雄大な姿を見せてくれた
途中に変てこな『柵』があるが、注意書き?を見ると"モータバイク通行禁止”
なるほどなと思うが、偽木の階段と冠ヶ岳分岐から先を思うと???でもある
  

 冠ヶ岳の分岐までは、申し訳程度の登りがあるがほとんど平坦と言ってよい
分岐を過ぎると今までの歩きと一転する。
右は絶壁の外輪壁で、左は緩やかに裾を引いて広い平野となっている。
裾野の広がりを眺めるだけでも、如何に阿蘇山が大きかったかを窺い知る。
急斜面を一気に下り1075mピークに駆け上がる
1075mピークでの展望も素晴しい、カルデラに浮かぶかのような阿蘇5岳
真正面遠くに俵山、西原地区へ伸びる草原には一ノ峯と二ノ峯の駱駝こぶ
 
1075ピークからの下りは気の抜けない下りで、ザレ場と黒土が容赦なく足を掬う
鞍部に下り小ピークを上り返すと、真正面に俵山が綺麗な三角を描き
左に目を向けると、一ノ峯と二ノ峯の双耳が、まるで駱駝コブの山姿と映る。
小ピークを下り再び登り返すと、スズ竹の林の中に一の峯の案内板が見える。
案内板に従って、杉林を緩やかに下っていくと、20分ほどで広~い牧草地に出る
 
 牧草地には、防火帯が伸びており、車も走れそうな錯覚を受ける
防火帯を下って行くと、目の前の双耳峯が次第に大きくなってくる。
手前が二ノ峯で標高が少し高い、時計と睨めっこして先に一ノ峯に登ることにする
  
二ノ峯の裾から5分も歩き、切れ切れの登山道を登と一ノ峯の頂である
展望は二ノ峯で楽しむ事にして、登頂の証をカメラにゲットすると一気に二ノ峯に向かう
双耳の稜線を駆け下りて、そのままの勢いで二ノ峯の頂に這い上がる。
 
 二ノ峯の山頂には、大きな石が数個あり、その真ん中に標柱が立っている。
山頂の大石に上るのはちょっと無礼かと思いつつも、より高い所へと足が向かう
展望は、天候にもよるだろうが、鞍岳~ツームシ山を越えて、普賢竹まで見えます。
この日は、一房山とモヤッとした中に高千穂の峰と思われる三角峰が見えた。
のんびりと山のお昼を戴き、帰途に着く事にする。
帰路は、往路を忠実に引き返し、外輪山縦走路へ(時間が有れば、左の俵山もよし)

右の往路へ向かい1075ピークを目指す、視線が変わって新しい発見もある
軌跡を辿りながら一ノ峯、二ノ峯を振り返つつ、冠ヶ岳の分岐へ向かう。
冠ヶ岳分岐から20分ほどで、西原平野を一望する冠ヶ岳に到着する。
冠ヶ岳と二ノ峯の標高差は約300mしかないが、目にはかなり低く見える
北方向は、外輪山縦走路の通過点でもある大矢岳、大野矢岳も窺える
展望を楽しんだら分岐へ戻り、愛車の待つ地蔵峠へと向かう。
 

 本日は思うことあって、広大な阿蘇の麓で考えたかった
ゆったりした気持ちで考えるには、最適なコースでひとりも出会わずGoodだった。

 季節外れの、アキノキリンソウ,マツムシソウ,ウメバチソウに出逢った♪
秋グミも真っ赤に熟し綺麗だったが、酸っぱくてしぶ~ --;
 
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