誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、可愛岳(エノタケ)

2013-01-03 21:34:12 | 山歩き

  2013年の初山は、可愛岳727m+烏帽子岳588m

  初山は地元で楽しみましょうと、可愛岳に出掛けた。
 俵野地区にある”西郷隆盛資料館”から南ルート~北ルートを周回
 登り始めて直ぐに伐採地跡にでて、展望のある明るい場所を登る。
 伐採地はすぐに人工林となり、5合目んの”ザレの頭”まで辛抱の歩きが続く
         
    可愛岳の高級分譲地の”ザレの頭”・・・なかなか売れません
 ザレの頭を過ぎると展望所あり、ガレ場ありの変化に富む登山道となり
 やがて、水場の沢に出会うが、水はチョロチョロしか流れていない
         
    大岩の裏側にかわいらしい滝があります。
 滝の左側のロープを登って涸れ沢に出ると、今でも使えそうな炭窯が見える。
         
    ここから炭俵を運ぶのも大変だったろうね
  炭窯を過ぎると、スルズルのザレ場をジグザグに登って尾根に出る
 尾根に登ると、露岩が目立ち始めやや急登りになってきて、北ルートと合流する。
 北ルートに合流すると、石垣の積まれた”前屋敷”と標識のある場所の着く
         
    可愛岳の高台分譲地の”前屋敷”
  前屋敷から2~3分登ると、”千畳ノゾキ”と言う目の覚めるような展望所が待つ
 ”ノゾキ”変な事を期待しないで下さいね、垂直に切れたつ足元を覗くんですよ~
         
     延岡市内と北川の蛇行が美しい
  ノゾキまで登ってくると、可愛岳登山は90%と言ってもいい地点となる
 10mのロープ場を過ぎると、可愛岳~烏帽子岳の稜線に出会い、ほとんど勾配はない
 次々に現れる大岩を右左に巻きながら進むと、目の前に天を衝く”鉾岩”が現れる
 初めて可愛岳に登山した時は、この素晴らしい場所が山頂かと思ったものです。
          
     素晴らしい展望の鉾岩です。    
  鉾岩から、可愛岳の山頂までは一息である。
 アップダウンと言えば大げさな、上り下りを数回繰り返すと、10分ほどで山頂に着く
 山頂から、桑原山・木山内岳・大崩山の名峰が望め、以前は立木で見えなかった日向灘も一望
 15kgの荷物を背負って縦走した、行縢山もその雄姿を眺めることができる。
         
     山頂から大崩山方向(鹿納坊主もかすかに見えます)
     ただ、展望を作るために、立木を切る事には首をかしげるが・・・
  山頂での食事には時間が早いので、烏帽子岳に向うことにする。
 稜線出会いまで往路を戻り、分岐を直進して前屋敷で合流する。
 前屋敷からさらに下って行き、北ルートに入って、単調な横歩きで烏帽子岳へ
         
     可愛岳の山頂から20分ほどで烏帽子岳
         
     11:20昼食です、野菜たっぷりのチャンポンと餅とコーヒー
  お腹を満たし、展望を楽しんだら下山開始です。
 山頂を立とうとした時、ふと足元を見ると、つやつやと光沢を放つ真っ赤な実が
 よく見ると、私の大好き”小人たちのリンゴ”でした。
         
     小人たちのリンゴ=十両の実です。
         
     そうそう、途中に”土鳥餅茸”も見かけました。
  烏帽子岳から北ルートを西郷資料館まで一気に下るが、この下りも変化に富む
 嫌なゴロゴロ石もあれば、油断するとしりもちの赤土、オマケには猪のヌタ場もあり
 林道を横切り、転げる様に下ってくると、西南戦争で犠牲になった無名戦士の墓があり
 さらに、西郷軍の逃走時間を稼ぐために自刀した熊本滝口隊隊長の中津大四朗の
 立派な墓が立てられ、綺麗に掃除されていて思わず手を合わせる
 墓場を過ぎると日豊線が見え、西郷資料館の駐車場に戻る。、
         
     西郷資料館、いつもなら西郷隆盛の大きな人形が見えます。
  
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