今回の山歩きは、諏我守峠から三股山の4峰歩きです。
牧ノ戸峠を越えて、大曲の駐車場が今回の登山口となった。
最初の砂防を越える。
涸れ沢を渡り、黒土の狭い登山道を登り詰めると、長者原に繋がるコンクリート道に合流する。
左=長者原へ,右=硫黄山&諏我守峠
三股山西峰の崩壊が激しいです
穏やかな日差しを浴びながら歩くこと35分で、砂防を渡りガレ場の本格的な登山道へ入る。
本格的な登山道に分岐します。
ガレ場と言ってもさほど傾斜が有るわけでも無く、お散歩気分で歩き20分で鐘のある諏我守峠に着く
久しぶりのガレ場歩き
諏我守峠の避難小屋と鐘
峠を下って左へ行くと法華院へ、右に行くと北千里ヶ浜”別称?月の沙漠”を経て久住別れへ
法華院や久住山は、次の機会にお預けして、直角に左に折れて三股山の西峰へと向かうことにします。
左=法華院・右=久住別れ~久住山
三股山へ向かいます。
久住連山は、どのピークも素晴しい展望があるけれど、今の時期の三股山は圏外なのだろうか?
緩い傾斜が段々きつくなると、右手に中岳と天狗ヶ城が見えてくる。
それにしても良い天気で、雲一つ無く遙か彼方まで透き通って見渡せる。
ふと斜度が緩むと、左=西峰/右=本峰直登の分岐に到着して、先ずは、左の西峰へと向かう。
諏我守峠から25分三股山5峰の周回コース分岐
膝丈ほどの笹原をゆっくり登っていくと、分岐から2分で第1峰の三股山西峰1678mに到着する。
三股山西峰1678m
真下に諏我守峠、その先に水蒸気噴煙の硫黄山と星生山
久住山~天狗ヶ城~中岳~稲星山~白口岳
大船山の全貌
今から向かう、左から本峰(見えない!)、Ⅳ峰、南峰
西峰から本峰へと向かいます、一旦鞍部へと下りせっせと登り返します。
傾斜が緩み振り返ると、先きの西峰越しに硫黄山と星生山が見え、右奥には普腎岳も見えている。
更に高度を上げていくと、久住別れ超しに阿蘇根子岳が浮かび上がっていた。
久住山と星生山の間に根子岳が見えています。
本峰とⅣ峰の分岐点から北に向きを変えると、西峰から20分で本峰に到着する。
三股山本峰1744m
本峰の展望も最高、四国の山々までは見えなかったが言うことなしの展望でした。
由布岳~鶴見岳・・・別府湾から佐賀関も見えます。
南峰に目を向けると、大船山~黒岳~平治岳と見えない山はない?
大鍋小鍋の火口底と三股山北峰
*北峰は、シャクナゲか紅葉の時期にお鉢周りで訪ねたいと思っております。
本峰の展望を楽しみながらの昼食も考えたが、南峰~Ⅳ峰の周回の時間を考えて南峰へと足を向ける。
大鍋を左に見ながら本峰と南峰の鞍部へと下るが、登山道の窪みの雪がアイスバーン化していて慎重に下る。
Ⅳ峰への分岐を右てすぐに、大鍋小鍋周回ルートと合流すると南峰への一気の登りが始まる。
ウッ、足下は滑り頭は小木に行く手を阻まれる
本峰から20分でやっと南峰の頂点が見えてきた。
本日の3峰目は、三股山南峰1743mです。
P
眼下に法華院温泉と坊ヶつるのキャンプ場が見えます。
鉾立て峠を挟んで左に立中山、右に白口岳、その奥に佐渡ヶ窪
北を振り向くと、本峰(右)Ⅳ峰(左)
南峰のてっぺんで昼食をと思ったが、吹く風が冷たくてとても食なんか出来そうに無い
山頂の南側の小陰に飛び込んで、冷たい風を避けての昼食となった。
相変わらずラーメンですが、今日は海苔巻き付きです。
この日(節分)ために作った、恵方巻きを山のてっぺんで北北西を向いて食べるのです。
食事の時は、何かの会話が欲しいけど、恵方巻きだけは無言で、無病息災を願って食べました。
さて、食事を終えたら最後のピークとなるⅣ峰へと向かいます。
周回路へは戻らずに、小藪の中を南峰とⅣ峰の鞍部へ一気に下って登り返すとⅣ峰です。
鞍部へ下ります。
南峰を振り向く、ここを下ってきました。
右へ登り返します。
左へ行くと、Ⅳ峰を巻いて西峰の8合目付近に出ます。
南峰から10分で、矢印の岩峰がⅣ峰1736mです。・・・・・・アレッ?写真が無い!
三股山5峰のうち4峰周回を終えて(北峰はパス)たら、下山するのみとなりました。
Ⅳ峰/本峰の分岐へ下り往路を辿って西峰へ、西峰の北東をトラバースして諏我守峠に下る。
西峰トラバースからⅣ峰(中央)を振り返る。
左から、本峰(頂上部は見えていません),Ⅳ峰,南峰,雲一つ無い青空がとっても綺麗でした。
西峰からの下り、予想はしていたが、思った以上に霜解けが酷くて所々が泥濘み状態になっていた。
1歩1歩、持ち上げた足の下ろし所に四苦八苦しながら、ようやく時間分の三股山からゴールしました。
ゴ~ル🎵
まだですよ~、ガレ場下りとコンクリート道が待っていますよ~
諏我守峠からの下りは楽ちんなので、鼻歌でも歌いながら下ろうと思っていたのだが
三股山と星生山(硫黄山)の峠へ駆け上ってくる西風は、三股山の峰々よりも風が強く冷たい
寒~い、早く下りたいけど、ガレ場恐いよ~
鼻歌どころか、今にも鼻水が出そうになりながらコンクリート道へと下った。
寒かったぁ~涙が出そう~
大曲へのコンクリート道になると、風が止みお天童様の陽にほっこり気分で大曲に下った。
お疲れ様でした、本当のゴールです。
うなだれています、久しぶりのガレ場歩きで疲れちゃったのかな?
4時間30分(昼食30分)の山歩き、年に何度も無いような雲一つ無い素晴しい晴天
「風が無ければ」と、贅沢を言っちゃいますが、有り難く申し分の無い山歩きが出来ました。