子供が嘘をついた時には

2010-05-13 16:45:57 | 日記
子供というのは、時にしょうもない嘘をついたりするものです。

学習塾という勉強の場においても、こういうことは発生します。

これが学校ならば、そういうことも含めて総てが広い意味での学習の場であると言えますが、学習塾の場合はあくまで勉強が主ですから、本当を言えばこういうことは極力無いに越したことはありません。

それでも起こることのある、しょうもない子どもの嘘にはどんなものがあるでしょうか。

以前実際にあった例を書いてみます。


●テストの結果が良くなかった女子生徒が、指示された事を殆どやらずにテストに臨んだ自分の責任は横に置いて、親に言った言葉。

「テスト前に先生に伝えたのに、その単元を教えてもらえなかった」

●同じく、定期テスト前に行う対策授業で、予め聞いていた生徒の都合に合わせて組んでいた授業を直前になって理由も言わずキャンセル或いは変更してきながら、親に言っていたこと。

「ちゃんと授業を組んでくれなかったから勉強できなかった」


●「誰々さんがうるさくて勉強なんか出来ない」と、一方的に他の生徒を非難していた子がいましたが、よくよく聞いてみれば、そんなことを言っていた当の本人が周囲から浮いた存在であって、全くの逆恨みであったこと。


これらのように、勉強しなければならない当事者たる生徒自身に少なからず問題があることも稀にではありますがあって、そうした時は、これによる無用の混乱や誤解を避ける努力をする必要があります。

そして、こうした場合でも目指すべきは一日も早く当該生徒の勉強に向き合う姿勢を正しい方向に修正し、元の軌道に戻してやることです。

小さな、しょうもない嘘ではありますが、そういうことが付随することを受け入れた上で直ちに修正を掛ける事で、子供の勉強の場面における「雨降って地固まる」が成るのだと思っています。




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