春は人事異動のシーズンですね。
認知症予防活動に従事して、その中でも確かな手ごたえを感じている保健師さんたちは、こんな思いで仕事に向かっているのです。
「今回、人事異動がありまして、私は包括支援センターという別部署に異動になりました。
この認知症予防事業については、愛情を持って精一杯やってきたので、とても残念です。後ろ髪をひかれる思いです。」
その後には、担当を外れるというのに、今年度の認知症予防事業についてのお願いが書き連ねてありました。
また、このようにがんばり過ぎてしまって疲れ切っている保健師さんもいます。
大きな理由は、自分の職場での力量が意識している以上に追いつかず、心身の器が壊れそうな感じがして、このまま仕事を続けるのが困難に感じたためです。
自分の今後の予定は、4月にゆっくり考えつつ、また、どんな形でかはわかりませんが、保健・福祉の仕事に携われれば幸せかなと感じております。」
そして高齢者たちが元気で発表会をした時には、
「涙が溢れるのを必死でこらえていました。」
12年も前になるでしょうか?!あなたの町で「ボケ予防教室」を開いたのは。
市内各地のいくつかの教室が、さまざまに形を変えながらも「認知症予防=脳の健康維持」という理念は保って継続してきていたのです。
12年も前になるでしょうか?!あなたの町で「ボケ予防教室」を開いたのは。
市内各地のいくつかの教室が、さまざまに形を変えながらも「認知症予防=脳の健康維持」という理念は保って継続してきていたのです。
脳の機能検査はしていませんが、皆さんほんとにお元気でした。
それはあなたをはじめとする保健師さんたちの力です。
脳機能から見た認知症予防は、まさに保健師さんたちに最も求められる脳の健康づくりという生活改善指導でした。よくがんばりました!
最後に
「自分もボケないように、人生を楽しめるよう、歩んでいきたいと思います。」
こういう思いを持って、仕事をしている保健師さんたちがいるのです!
他の事業のことはよくわかりませんが、認知症予防の事業に関して言えば人と人との関わりがその基礎にあります。
その時にこのように深い思いを持って対応できる保健師さんがいることは、その町の宝だと思います。