たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ささやかな小旅行

2017年06月05日 19時26分23秒 | 日記
 仕事再開まであと一週間、今日が健康診断の心づもりでしたが残念ながら来週になってしまいました。ささやかな有給休暇中、断捨離をできるだけ進めたくて土日は部屋に引きこもりましたが限界。部屋にいないとできないことは多々あれど、片付いていないことは多々あれど、出かけるとお金がかかるという心配はあれど、心の健康を維持していくためにささやかな小旅行をしてきました。ご近所のガチ引きこもりおじさんはほんとにずっといる気配。ひょえ~、勘弁だ~。せまい廊下をはさんでお向かいから喉を鳴らすような唸るような声がいやでも聞こえてきてしまうので、いやこれはきつい。関係ないですけどね、出入りがわかってしまうのでなんか見張られてるみたいで妙に緊張してしまって部屋にいても心が休まりません。いやはや部屋にいるのも大変なり。一週間後には資格をもっている人だけがやるハードが仕事が、蒸し暑い夏を越えていかなければならない、たぶん4か月よりもさらにハードと思われる仕事が待っているので、気にしない気にしない。息抜きしておかないと破裂しますね。

 ということでへんちくりんな格好して三渓園へ行ってきました。梅雨前の暑すぎず、寒すぎずの風が心地いい、快適なタイミングでした。スマホでぶらぶらと写真を撮りつつ、園内を一回り、展望台にも行ったのでかなり歩きました。写真は雲がかってきた夕暮れ時に撮った写真なのでどんよりした感じですが、日中は菖蒲の花も緑も美しくて、青空と緑と花の美しさを満喫しました。バス便が悪いので億劫な感じもあったのですが、行ってよかったです。たぶんこれまた十数年ぶり。働いているときは余裕がなくって無理。たぶん人生最後だろうなあと思うぐらい隅々まで歩いて回りました。所々、椅子に腰かけて青空と緑を見上げつつ、ぶらぶらと歩きました。4時間ほど滞在しました。お昼は、菖蒲の花をめでつつ、コンビニで買ったおにぎりとお茶ですませました。これで交通費分ぐらいは出たかな。16時ごろ閉まりかかったお店でいただいたみたらし団子がすごくおいしかったです。

 韓国人の新婚さんが記念写真を園内で撮影していました。こういう光景、韓国の昔の宮廷の庭でも、カナダのバンクーバー公園でも見かけました。結婚式と同じ衣装で記念写真を撮影してアルバムを作る習慣があるんだそうです。韓国で見かけたときは、花嫁さんがウエディングドレスの下にジーパンはいているのが見えてしまいました。今日お見かけしたカップルは日本式の着物姿でした。プロのカメラマンがついて撮影しているのでモデルさんみたいな華やいだ雰囲気。平日ならではのゆったりとした光景でしょうか。

 見るともなしに見ていると、バスに乗る人も平日の昼間は大半が無料で乗車できる方々でした。つまり無料パスを取得できる高齢者と障害者手帳を持っている方々。その分をわたしが払う税金で賄われているんだなと思うとちょっと複雑な気持ちになりました。働き損なのかなあ。でもわたしは普通に働いて、普通にお給料をもらって、普通に税金もを払う人でいたいと思います。そんな普通がいちばん。

 またいつかプリンス・エドワード島に旅できるぐらいは稼げる時が訪れると信じつつ、またいつかプリンス・エドワード島に旅する日を夢見つつ、ほんとにささやかな小旅行の一日でした。




お昼間の美しい菖蒲の花と緑の写真を追加でアップ。



 







岐阜県から移築された合掌造りの家の内部も見学しました。
がっしりとした造りと大家族が片寄せ合った暮らしぶりに感動。
久しぶりの畳と板の間にほっとしました。
やっぱり畳の部屋で暮らしたい。