たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

長い一日でした

2016年08月31日 22時30分48秒 | 日記
 朝夕は涼しくなってきました。台風一過の東北は被害が大きいですね。今日もまたおかしなニュースばっかりだし、今夜もすっごい風の音。なんだか落ち着きません。昨夜は12時15分ぐらいに布団に入ったかな。目覚まし時計を6時にセットしたのになぜか5時45分に目がさめてしまいました。高ストレスですからね。こんな、面接を申し込んだことが丸わかりになってしまいそうな条件のもとで面接を申し込む人っているんでしょうか。情報がどこまで共有されてしまうのかおそろしくって申し込めません。たとえ面接でストレスの原因となっていることを話したところで裁量度が高くなるわけでもない雇用形態と業務内容なのでなんにも変わりません。契約終了前に人事異動がないかぎりキイキイ声から解放されることもなさそうです。だから意味ない・・・。忙しくなくても、いつどんな人がやってきて何を言われるかわからないし、どこでどう怒られるかわからないし、なんだかねガタガタとすっごく疲れます。今日は朝からどっから声が出ているんだろうっていうキイキイ声で思いっきり突っかかられてしまいました。しかもお昼は11時30分から。眠いしすごく長い一日でした。体によくありませんが、乗換駅のコンビニで眠眠打破を買って飲み干しました。三百円ちょっともするんですね。高っ! たぶんイライラしていたんでしょうね。やたらと突っかかってくる日はそうなんですが、他の人たちがそうした方がいいと決めてよかれと思ってやり始めたことに同調して同じように進めようとしたら、「そんな指示はだしていない」と、タイミングでわたしが思いっきり怒られる羽目になりました。納得いかなかったのでこういうことでこうしようとしていると言いましたが、こうであーだからこうだと理由を挙げられて怒られました。カイシャと違うので、その内容の是非はわたしにはわかりません。まあそういうだったら従うしかないです。ただこの人わざわざ神経逆なでするようないやーな言い方しなくてもいいのにと相変わらず思ってしまったのでした。怒っているときの表情をみているとこの人のこの表情なんだろう、って思ってしまいます。先週怒鳴り散らしたオジサンが現れたことも、その日責任者は不在でしたがわたしたちの対応にも問題があったのではないかと今朝の朝礼で言わんばかりでした。自分は完ぺきでもめるようなことにもならないみたいな言い方をいつもしていますが、人をへこませるような言い方しかできない人、きっと今までに敵をたくさんつくってきたんだろうな、って思います。実際この業務を紹介してくれた人に話したらいい噂きいたことない、一喜一憂しているの勿体ないって言われたし、自分の指示で人が動いている感じがうれしいのかな。いろいろと気の抜けないことの連続ではありますが、なにもそんな言い方しなくっても、っていう、ほんとに朝から怒られたので長い一日でございました。空気はよくないです、ほんとに。でも他によりはマシといいきかせてなんとかやっています。あー、ほんとに長い。こんなふうにグチらないとやってられません。あたしゃ、精一杯やっているがな。でもちょっとしたこと一つ一つが慣れないし、自分のペースと裁量でやれないし、あー、こんな寄せ集めで仕事ってほんとにストレス。しかも責任者はぜんぶ自分のイメージ通りに動かないときがすまない。だったら全部自分でやればいいじゃん、って心の中でつぶやいてしまう時があります。長々とグチ日記でした。

 写真は本文とは全く関係なく、清史郎君と憲史郎君。かっこいい&かわいい。兄弟で仲良くキンキーブーツを観劇。ひのあらたさんのサイトよりお借りしました。憲ルドみたかったな。数年先に兄弟でレミゼやエリザの舞台に立ってほしいです。息抜き&癒し。

すっごい風の音

2016年08月30日 22時28分40秒 | 日記
 今朝は幸いなことに出勤時の雨が小降りで電車への影響もなく通常どおりでした。お昼休憩で外に出たときはまだ雨が降っていましたが夕方退社(カイシャじゃないから本当はちょっと言い方違うと思いますがなんていうのかわからないので・・・)する頃には青空。帰りの電車の中から見えた空は灰色の雲。駅からの道すがらはすっかり日が暮れようとしている頃で遠くに橙色の空が小さくみえました。そして外ではすっごい風のうなる音がしています。台風の影響でしょうか。台風は東北の太平洋沿岸を上陸。全く情報としてスルーになっていますが、海沿いに立地し暴風雨と荒波にさらされた福島第一原発への影響はないのでしょうか。ないはずはないと思いますがヤフーのニュース記事をみるかぎり報道されていません。本当はこうしてのんびりしてはいられないぐらいに大変なことが起こっているのではないかと心配になってしまいます。どうなんでしょうか。

 先日の健康診断の結果をもらいました。モバイルパソコンを毎日持ち歩いているのが心臓への負担になっているのかな、というちょっと心配な結果。母の死因が急性心筋梗塞だったからわたしも最期はそうなのかな・・・。コレステロール値が高いとあるのはちょっと太り過ぎてしまった?! 当日血液検査があるってわかりながら、朝カフェオレ飲んだし卵とか野菜も食べたし、お菓子も少し食べたような気がします。だからかな?! 昨日かかりつけの内科医に「あなたは病気になりたくてもなれない」って言われたばかり。本当は胃のレントゲン検査をした方がいいんですよね。検査の前の飲まず食わずに耐えられないので二年ぐらい受けていないかな。たぶんキノコだらけ。使い捨てにされ、その後の労働紛争によるすさまじい緊張感と今こうしてまたストレスの高い環境で働いていることが胃にどう現れているのか心配ですが、契約終了後でないとちょっと無理かな。メンタルヘルスチェックシートの質問項目で、自分が納得できていないところだけ正直ベースで回答したら、高ストレスという診断結果になってしまいました。健康相談の面接を申し込んでくださいという案内が同封されています。面接の日程調整は所属をとおして、面接の結果は上司に報告されるといったことが書かれています。しかも場所は元締めが入っている建物。就業時間中に行くのかな。これでは申し込めないでしょ。申し込んだことが責任者にも同じ仕事をしている人たちにもわかってしまうのではないですか。これでは申し込めないでしょ。そもそもこうしたシートに回答すること自体に疑問をもっています。本当の自分の姿は履歴書の表面上の言葉の行間にあるので履歴書に本当の自分の姿を表現することはできないように、こうしたチェックシートの質問項目の行間にある言葉には言い現すことができない感情こそが本当の想い。それを既成のことばで表現することはむずかしいし、雇用主に面倒見てもらうようなことでもない。仕事の裁量度が低いの、すっごいストレスになっていますが契約ベースのそういう立場なので面接したところでどうにもなりません。キイキイ声でいやな言い方されたり納得のできない怒り方されるのもすっごいストレスですがどうにもなりません。上司に報告されたところで、上司の顔を思うかべると何も期待できないことがもうわかっているので面接なんて無駄かな。申し込まないと思います。ずたずたにすり減ったところからの再出発ですなんて言えないし・・・。このままやれるところまでやるだけです。前職にかぎらず今日本のカイシャってどうなっているんでしょうね。チームで仕事、自分のペースと裁量でやれない、怒られまくり、間違いや抜けがあれば「誰がやったの?」ってつるし上げみたいになるのすっごいいやですが他よりはマシ、カイシャよりはマシらしいと言い聞かせてやっています。こんな頭がどうにかなりそうな業務と労働環境はもうごめんなのでそう言い聞かせてやっています。そう言い聞かせないとやっていられません。今日はわたしの中では月曜日ですが実際には火曜日なのであと三日で週末。父親の七回忌が目前。荷物の準備と高速バスの予約しなくちゃ。休暇申請もまだ出していなかった。片道だけで今の給料一日分より高いけど新幹線の方が断然楽かな。今度の休みに決めましょう。毎日地道に断捨離。少しでも荷物を減らしたいです。少しずつ、少しずつ。

 思いつくままに風が吹き荒れる火曜日の夜のグチ日記でした。


明日の朝は・・・

2016年08月29日 22時27分46秒 | 日記
 これから朝にかけてゲリラ豪雨が吹き荒れるんでしょうか。今はまだ小雨です。明日の朝どうなんでしょうか。今日有給休暇をとって出勤していないのでどういう連絡事項があったのかわかりません。電車が動くかぎり出勤しなければなりません。同じ路線で別の部署の人が時間どおりに出勤したら電車の遅れを言い訳にできないし、鉄道会社のHPに載っている「時間に余裕をもってお出かけください」ってどれぐらい?!普段でも定刻よりも20分ぐらい早く着くように出勤しています。これ以上無理なんですけど、遅れたらまたキイキイ声でなに言われるかわかりません。たぶんヒマで別に行かなくてもいいぐらいですがそういうわけにはいきません。どうなんでしょうか。明日を休みにすればよかった。そんな、台風の発生と進路を予測して休みを取るってわけにもいかないし、こういう時は安全確保のために全部休みとか決めてくれるといいですが、鉄道会社やバス会社で働く人、サービス業の人、なにがなんでも仕事にいかなければなりませんね。わたしの就労場所もなにがなんでも仕事にいかなければなりません。はあっ、ため息。かくて休日は終わりました。やり残しがあるけれどこれでオシマイ!

 月曜日ですが、私の頭の中は日曜日の感覚の一日でした。これでもカイシャよりはマシか、カイシャ以外でも他よりはかなりマシか。どうやらそうみたいです・・・。

 写真は今日も本文とは全く関係なく、清史郎君。12月の舞台のキャスト先行予約、当たるといいな。

『就職・就社の構造」より_人気企業ランキングの読み方_佐高信

2016年08月29日 20時29分18秒 | 本あれこれ
 横浜の市民講座で話した時のことである。ウィークデーの日中だつたので、聴衆はほとんど主婦だったのだが、私の話を聞いてある主婦がカルチャl oショックを受け、たまたま隣で聞いていた私の友人の新聞記者に、「いまのお話はほんとうでしょうか」
と尋ねたという。
 そのとき私は、日立製作所をはじめ、東芝や松下電器等がいまも社員にやらせている「みそぎ研修責フンドシ一つで伊勢神宮を流れる五十鈴川に肩まで入らせる)の話をし、それでも、そういう会社を「いい会社」だとして子どもを入れたいか、と問いかけた。

 とくに東芝では、「職場八分裁判宍府中工場の上野仁が村人分ならぬ職場八分を受けたとして訴えた)なるものが起こり、その過程で、会社側が「扇会」という秘密組織をつくっていたことが明らかになつたと話した。
 扇会のメンバーは次のような人間を「問題者」とし、会社の労務の人間と協力して″善導
”しようとするのである。
 文書として残っている「問題者」は、まず第一に、退社後の行動が見当つかない者。
あいつはたいてい飲みに行っているとか、パチンコに行っているとか、当たりがつけばいい。
しかし、それが不明な者にはクエスチョンマークがつけられるのである。
 第二に、新入社員や若い社員の面倒をよく見る者。つまり、東芝に入ったら、若い社員の面倒をみてはいけないということになる。
 第三に一生理休暇等、権利の行使に熱心な者。
第四に、自分の月給を他人に見せ、他人の月給を知りたがる者。お互いにどうして、これだけかと、月給を見せ合うことからしか、労働運動は始まらない。弁当のおかずを手で隠すように自分の月給を隠していては、正当な働きによる正当な月給を要求はできないのである。それを、むしろ、会社側がよく知っているということだろう。
 労働組合は、いま現在何の役にも立たない。「職場八分裁判」では、東芝の組合は会社と一緒になって上野仁を追いつめたのである。
 第五に、就業規則をよく読む者。
 語るに落ちた感じだが、とにかく黙って働け、過労死しても文句を言うなという魂胆であるこ
とが実によくわかる。
 しかし、世の「教育ママ」ならぬ「就職ママ」たちはそうした実態を、まったくと言っていい
ほど知らない。
 そして、人気企業ランキングに出てくる「いい会社」に子どもを入れようとする。ところが、
ここで強調しておきたいのは、いわゆる「いい会社」に過労死やみそぎ研修があるのだというこ
とである。
 「いい会社」というのは、たとえば銀行などのように不正融資のスキャンダルを軒並み起こし
ているが、つまりは、利益をあげている会社を指す。それはしかし、社員を過労死するほど働かせて数字を上げているということなのである。
 ランキングに出てくる「いい会社」にこそスキャングルや過労死があると言っても、決して過
言ではない。

 いつか、テレビの番組で就職を前にした大学生と話す企画があった。
 中で、ある女子大生が「住友銀行志望」と書いていたので、
「イトマン事件を知っているか」
と尋ねたら、
「これから勉強します」
と蚊の泣くような声で答えた。
 金融志望と書いていた男子学生も、銀行スキャンダルについては何も答えられなかったが、「いい会社」とスキャングルとは切り離されているのだろうか。
 皮肉っぼく言えば、人気企業ランキングは私には″スキャンダルoランキング″と重なって見える。
 結局、人気企業ランキングなるものは、イトマン事件を知らない住銀志望の女子大生や、金融スキャングルについてはかばかしく答えられない男子学生たちによってつくられる空疎なものだということになるだろう。
 
 世の就職ママたちも、こうした大学生と大して変わりはない。だから、私の話を聞いてショッ
クを受けた横浜の主婦が、私の友人の新聞記者に、話を聞いてくれ、ということになった。
彼女には息子が二人おり、二十六歳の上の息子は、いわゆる「いい大学」から東芝に入った。下の息子は銘柄大学ではないところを出て、オーストラリアに渡り、日本には帰ってこない。
 つまり、上の息子は自慢の息子で、下の息子は非自民ならぬ非自慢の息子ということになるが、上の自慢の息子が二年ほど前、会社(東芝)をやめたいと言い出し、とんでもないと言って抑えた。しかし、今日の話を聞いて、息子がやめたいと言った理由がわかったような気がしたという。
 友人の記者からこの話を聞いで、私は逆にそこまで会社のことを知らないものか、とショック
を受けた。『KKニッポン就職事情宍講談社文庫)をはじめ、さまざまに私が書いたり話したりし
て来たことは虚しかったのかという思いにも一瞬とらわれたのである。

 しかし、私の微力は別として、「知らない」ということではそんなものなのだろう。
「いい学校」から「いい会社」へという幻想が日本をおおっているのだから、それから脱け出
ることはそんなに容易なことではない。
 その幻想の象徴が人気企業ランキングであり、¨ある意味では″幻想ランキング″と言えないこともない。
 一九九二年五月二十七日号の『週刊新潮』「掲示板」に次のような返事が載った。
「過労死の実態をお尋ねですが、私の長男は大学を卒業後、建設会社に就職し名古屋で働いておりました。就職後すぐに様々な場所で、現場監督の見習をしていたそうです。建設現場での仕事を終えると、本社に帰って書類の整理をし、宿舎に帰る毎日だったようです。それから二年後のある朝、いつもの時間になっても息子が起きてこなかったので同僚が起しに行くと、息子は布団の中で冷たくなっていたのです。息子の場合、過労といっても、むしろストレスによる心不全だったのではないかと思います。そのためでしょうか、会社に労災の認定をした際、認められませんでした。身体も丈夫でガッチリとした体格でしたので、当初は納得のいかない葬儀を出しました。息子の遺品を整理していた際、勤務当初からの給料明細が出てきまして、それを見ますと、殆ど日曜日も休みがない状態だったようです」
 この返事の主は父親だが、主に母親たちが集う「過労死遺族の会」などに出ると、本当に遣り切れない思いがする。彼女らが口々に言うのは、夫や子どもに過労死されてはじめて日本の「いい会社」の実態がわかったということである。
 もちろん、彼女らから見れば、人気企業ランキングに並ぶ会社は、ほとんどが「問題者」ならぬ「問題企業」ということになるだろう。

 九二年十月十五日付の『朝日新聞』「声」欄には、三十歳の百貨店勤務の女性の次のような投書が載っていた。
「来年の就職活動をする方の参考にとペンを執りました。 一流と言われる私が勤める百貨店では、能力主義、チャレンジ主義を掲げ、性差なき開かれた職場をうたい文旬に毎年採用活動を行っていますが、入社する大卒男子のほとんどが縁故採用です。女子の場合はさらにひどく、ここ数年間は、全員が縁故者で占められています。
 募集要項では、こんなことは一切わかりません。リクルーターも建前しか言いませんから、
縁故のない就職希望者は、実にむなしい戦いを強いられているわけです。
 運よく入社出来たとしても、論文による昇級試験制度があり、これがなかなかの曲者です。論文という制度は点数の公表がないので、採点側にとっては、実に都合のよい灰色の試験制度です。
 その結果、まず確実に昇給するのは、役員など幹部とつながりのある者と組合関係者で、残りは各部署の部長の力関係で決まります。こうした″力″を持つ者が制するのが百貨店体質と言えるかもしれません。社員の心が荒廃し、やる気がなくなるのも当然の成りゆきです。このような採用、人事が続く限り、百貨店の構造不況から、我が社が立ち直ることは絶望的なような気がします」
 三越をはじめ、伊勢丹、松坂屋など、呉服屋から出発した会社が多い百貨店は、とりわけ、「我が社」の家業という封建的体質をもっている。しかし、決して百貨店だけではないのである。

 私は、日本の会社は憲法立ち入り禁止の″憲法番外地″だと言ってきたが、同じく十月二十日の「声」欄には、商社マンの夫の過労死を心配する二十六歳の主婦がこう訴えている。
「どれくらい働くと人は過労死するのでしょうか。商社マンの主人はもう一カ月、午前二時過ぎの帰宅が続いています。朝は九時半には会社へ着いています。 一日中打ち合わせ、会議、取引先とのやりとり、そして山のような書類を片付けると、二時まで働いても終わらないのです。二時に帰ってきて、それから食事をして、また書類を読んでいることもあります。
世間は不景気で帰宅が早くなったといっているのに、主人には全く関係ありません。休日
出勤もしています。
 主人は決して仕事が趣味というような人ではありません。絵を描いたり、読書をしたり、
とでもプライベートな生活を大切にしてきました。好きでこんなに働いているのではあヶま
せん。辞めたい気持ちも大きくなっていますが、責任もあるし、今はまだ辞められない、と
自分にむち打っています。多少苦しくても今よりはましだろうと、私は辞めてほしいと思っ
ています。ぼろ雑巾のように働かされている主人は、まるで過労死へまっしぐらの特攻隊、
といった様子です。
これが学生の人気企業ランキングに必ず名前がのるような一流企業のサラリーマンの実態
です」
 二人の女性はともに「仮名」となっている。実名で書くと、″人権先進国″ならぬ″人権赤字国”のニッポンでは、いろいろとまずいのである。

 ゼネコン汚職でゼネコン人気は落ちているのかどうかは知らないが、『週刊文春』九二年十一月二十五日号の「おじさん改造講座」は「不祥事インタビュー」を特集し、二十五歳のOLのこんな声を載せている。
「うちはゼネコン企業です。逮捕者も出てたいへんヤバイことになっている。しかし、こんなことになって談合がなくなるはずはなく、この前も十社分の見積もりを作らされたりした。これは入札前に談合してうちの社が受注することになっており、競争相手の見積もりより高値で作成するのである。したがって、この十社分の見積もりはすべて手書きなのだが、当然筆跡がちがってなければならないので、同じ人が三社分書くことはできない。こんなバカバカしい仕事を当然のようにいつもさせられてるのに、この前、社長がテレビで「談合、献金はあってはならないこと」などと言っていたのが空々しく聞こえる」
 早くこうしたゼネコンを告発しろと検察にハッパをかけたいが、二十六歳のOLの次の声にも
唸ってしまう。
「父は問題になった大手ゼネコンの社員ですが、検察が入ってからヤバい資料は全部家にあわてて持って帰ってきた。父の同僚は、談合スケジュールが書いてある手帳をお庭できれいに灰にしたそうだ。トツプがどんどん捕まり、パパは「まずいまずい、まずいまずい」と言いながら、お正月タイに行くかオーストラリアに行くか真剣に悩んでいる」
 その他、「建設会社の支店長らしい」人が自殺したのに、新聞にもテレビにも出なかったことに首をかしげる二十四歳のOLの声も掲載されている。
 つまり、こうした実態を知らないでランキングはつくられているということである。
よく私は、日本には零以上の会社はないと言う。みんな基準以下のマイナス点がつくのであり、マイナス九とマイナス七では、マイナス七の方がいいという程度の話なのである。
日経ビジネス編の『良い会社』(新潮文庫)という本がある。それに「良い会社」度を測るモノ
サシが十項目ほど挙げられているのだが、「時間外労働には対価が支払われる」とか、「大切な休みを社用でつぶさない」とか、「上司への全人格的従属をせずにすむ」とかの信じられない項目が並ぶ。                 ・
 極めつきは「社員を人間として尊重する」。さすがに『日経』は、日本には残業代を払わない会社が多く、「社員を人間として尊重しない」会社が少なくないことを知っているのである。
つまり、「あたりまえの会社」が日本では「良い会社」となってしまうのであり、私が零以上
の会社はないという意味もわかってもらえるだろう。
 そういう現状の日本で、人気企業ランキングはほとんど犯罪的な意味しかもたない。あたかも、ランクが上の会社に入ればバラ色の未来が待ち受けているかのような幻想をふりまくという意味で、それは犯罪的である。どうしてもランキングを出したいなら、その数字のすべてにマイナスをつけることを私は提案する。」

(内橋克人・奥村宏・佐高信『就職・就社の構造:』岩波書店、1994年3月25日第一刷発行、151-161頁より引用しています。)

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 10年余り前には自分が「過労死家族の会」の方々とお会いする機会が訪れることなど思いもよりませんでした。労災を申請し認められるまで何年もかけて茨の道のりを歩まれています。旦那さんを過労自死で亡くされた女性が労基署を相手取った裁判を応援傍聴したことが
あります。地方裁判所で、七回目の法廷の開廷時間はわずかに5分。話には聞いていましたが驚きました。裁判は5分でしたが、起訴した女性の側の弁護士二人と裁判長が何を話しているのか、何が進んでいるのか、労働紛争を経験したわたしには理解することができました。旦那さんが勤めていた会社にしか過労の実態を示すものは残っていないので会社の同僚だった人たちの協力を得ようとしているのです。「会社ってひどいのよ」。女性の言葉がいたいほど私にはわかります。

 この引用のなかにかかれている「”人権赤字国”ニッポン」という言葉が身に沁みます。


就職・就社の構造 (日本会社原論 4)
クリエーター情報なし
岩波書店

『ルノワール展』_ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

2016年08月28日 20時28分03秒 | 美術館めぐり
 2016年8月22日、オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵『ルノワール展』にて。

 写真の絵は「モンマルトル、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会にて」。
 1876年/油彩、カンヴァス/131.5×176.5㎝/オルセー美術館所蔵。

 「絵は楽しいものでなければならない」と考えたルノワールは、労働者、ブルジョワ・・・色々な階級の人々が集う酒場の様子を明るく生き生きと描きました。市井の人々に大きく光をあてた作品。『1789バスティーユの恋人たち』の舞台で描かれたフランス革命から87年後と考えると感慨深いものがありました。同じ酒場を外から描いたゴッホの絵も展示されていましたが抽象的でルノワールの明るい絵と対照的だと思いました。地面の木漏れ日がブルーで描かれたのは初めてのことで批判もあったという音声ガイドの解説でした。(記憶がちょっとあやふや・・・)。

「人びとの人生を生きる喜びが清新に感じられる一点である。クローズ・アップされてくるのは、人間的空間であり、人と人とのさまざまな触れ合いと交わりだ。人生を謳歌している人びとがルノワールによって描かれている。言葉を交わしている人たち、踊っているカップル・・・、人びとのさまざまなポーズや表情、まなざし、服装、帽子が目に入る。ざわめきが聞こえてきそうだ。

 日常生活の光景、楽しみごとの一場面が表現されている。パリ、モンマルトルの丘にあった憩いと楽しみの場所、ムーラン=ド=ラ=ギャレットの情景と雰囲気が、みごとに描かれている。この絵をムーラン=ド=ラ=ギャレットにおけるパリの風景、あるいはモンマルトル風景を描いた風俗画と呼ぶこともできるだろう。

 談笑している人びとが描かれている場面と、ダンスを楽しんでいる画面がはっきりと区分されている。画面の右上のコーナーから左下隅にいたる線を引いてみると、空間の相違が一目瞭然だ。姿をみせている人びとの向き、視線に見られる方向性と表情などにも、こまごまとした心くばりがおこなわれている。この絵の隅々にルノワールの目が光っている。右手前に横向きの男性が椅子に左手をかけた状態で描かれている。彼の肘のあたりに女性が手の先でつまんでいる花が描かれている。そして、なんとさまざまな帽子が描かれていることだろう。画面の左下隅には親子が描かれているのだろうか。踊っている人びとのポーズはさまざまだ。左手、奥の方に小さなステージがあって、楽団が姿を見せている。ダンス・ミュージックが演奏されているのだろうか。

 ある意味では、これは人波の絵だ。街頭の人波では人びとはほとんど匿名の状態にあるが、この絵に姿をみせている人びとは、どれほど互いに面識があるのか。人間関係、人びとそれぞれのアイデンティティ(存在証明)が注目される絵だ。この絵には、カップルがどれくらい姿を見せているのだろう。友人関係にある人びと、恋人たち、親子など、日常的世界において人間のつながりが目に入ってくる。

 右手前は木陰になっているが、木の葉をとおして光が射しこんできている。昼間の風景だが、夜は夜で別なにぎわいが見られたのだろう。この絵が描かれた当時、モンマルトルの丘にはまだ郊外の趣がいくらか、あるいは、かなり漂っていたのではないかと思われる。このあたりは行楽の地といった様相を見せていたのではないだろうか。パリの市中、特に中心部とはかなり雰囲気が異なっていたはずだ。

(略)

 にぎやかな情景が描かれている。絵は音を発しないが、画面を注意深く眺めると、さまざまな音や響きがあふれていることが分かる。ルノワールは、ムーラン=ド=ラ=ギャレットの雰囲気と光景、人びとの生活情景、モンマルトルの風景を、音風景が感じられるほどみごとに描いている。」

(山岸健著『絵画を見るということ』NHKブックス、1997年第一刷発行より引用しています。)

絵葉書を購入しました。



絵画を見るということ―私の美術手帖から (NHKブックス)
山岸 健
日本放送出版協会


今日は日曜日なんですね・・・

2016年08月28日 19時20分52秒 | 日記
 私の頭の中はすっかり土曜日ですが今日は日曜日なんですね。月曜日が土曜日分の振替休日だと五日間連続勤務になるので一週間がほんとに長いです。これで今日一日だけの休みで明日からまた五日間連続勤務をするだけのエネルギーはないので明日は休みをとることにしてよかったです。12月の前半にも、月曜日が土曜日のパターンあるんですよね。そこまで持ちこたえることができるかどうかわかりませんが、とにかく長いです。本来ならわたしたちを雇用しないでもともとの職員たちでやる業務内容。作業自体はたしかに求人票通りむずかしくない。けれどものすごく細かいし、これまでこの類の業務に携わってきたわけではないので必要書類を確認するために必要な知識をもっていない。それでもって中からも外からも怒られる羽目になる。色々と勉強にはなるけれど、こんな神経がすり減っていくような細かいことを今さら覚えてやっていきたいとは思わない。そもそもがおかしいのでもういいかな、っていう感じです。滅多に入り込むことはできない場所なので勉強にはなります。日本の社会の今の現実。労働紛争の体験をとおして知った諸々のことと相俟って考えさせられることばかりです。わたしがこの目でみた現実の一端と感じたことを情報漏えいに抵触しないかたちで綴りたいですがむずかしいですね。万が一抵触したら大変なことになるので残念ですがなにも書くことはできません。わたし、たぶん他の人よりも色々とみえてしまっていると思います、わかりませんが。それにしてもほんとに細かくって慣れないことばかり。現場を知らないエライ人たちが考えるほど単純なことではなく、色々なケースがありすぎてむずかしいことだらけです。疲れます・・・。

 台風の進路が読めないみたいで心配です。暴風雨が吹き荒れる中で出勤しなければならないような状況になるのはカンベン!

 日曜日の夜のグチ日記でした。夕暮れがはやくなりましたね。

はあっ・・・

2016年08月27日 22時37分51秒 | 日記
 今朝7時過ぎ、出勤の準備をしていると洗濯機の回る音。お隣の部屋ではなさそうな。わたしの部屋の上でもなさそうな。お隣の上の部屋か下の部屋か・・・?! 自分は出勤だったからいいですが休みだったらすごくいや。先週だったか6時半ごろに聞こえてきたときには目がさめてしまいました。土曜日の朝7時に洗濯機を回すことを早いと思うか思わないか、生活時間帯は人それぞれなので人によるとは思いますが、一般的には早いと思いませんか。できればやめてほしい。生活の音が丸聞こえで生活時間帯が丸わかり。集合住宅っていやですね。12月の初めにマンションの賃貸契約更新。早くも火災保険の契約更新の案内のDMが届きました。自分で自分にごはんを食べさせることができなければこのまま賃貸生活を続けることはできない。でも実家に帰るかとうかの決断は大きすぎてできない。どうすればいいのか今は全くわかりません。1月と2月に『ロミオとジュリエット』の観劇予定を入れてしまったのでそこまではこのままいるかな。1月1日からまた社会から孤立する日々が待っているというのになに呑気なことやっているんだか・・・。

 また台風がきているからか、今朝部屋を出た時には雨は降っていなかったのに乗り換えのターミナル駅についてみると天井からすっごい雨の音がしてびっくり。いちばん雨がひどい時に駅から就労場所まで歩くというタイミングになってしまいました。豪雨だからといって休みになるわけではないので仕方ありません。こうして雨に濡れて冷房にあたるの、いちばんよくないですね。あんまりいい一日ではありませんでしたがなんとか無事に終わりました。なんかね、その犯人わたしです、わたしがやりましたって申し出て「申し訳ありません」って頭を下げた方がいいのかなっていうこと、他の正直ベースで話せる人に相談してみたらたいしたことじゃないから別にいいんじゃやないですか、っていうことだったのに黙っていることにしました。「誰がやったの?」って犯人さがしのつるし上げみたいな目にあいたくないし、他の人たちだって間違ったり抜けたりいい加減なところだってたくさんあるし、同じ立場の人に「申し訳ありません」っていうのなんか屈辱的。チームで仕事をしているっていってもただの寄せ集めだし、なんだかほんとにむずかしいです、いろんな意味でかなり微妙なものがあります。こんな雇用形態とこんな仕事はもうこりごり。二度とごめんです。あと4か月。長いのか短いのか。そのあと自分はどこでどうやって生きていけばいいのかわからないまま毎日は過ぎていきます。

 一昨年、昨年とニュースや新聞になんどか登場したことなど知られてはならないのでなにも言えないままこらえて働いているわたし。昨日怒鳴り散らしたオジサンは、現役時代自分がすごいストレスのはけ口にされたので退職後、自分もまた現役に自分がやられたことをやっている可能性が高いんだそうです。自分がされていやだったことは人にはやらないと考えるレベルじゃないんですね。それだけ凄まじくストレスをため込みながら現役時代は働いていたということなんでしょう、あの怒鳴り散らしのほどは。人はどこまでも愚かで哀しきものかなと思います。

 明後日は有給休暇。12月末まであるというのに有給休暇10日間のうち6日間消化してしまうことになります。この夏を乗り切っていくのはすごくきびしいのでまあいいか。消化しきったあとは、無給でも辛い時は休むとしましょう。ながーい一週間の終わり。疲れました。

 今日もグチ日記でした。

I belong to me_ わたしだけに

2016年08月26日 22時36分45秒 | 日記
 昨日も書いた浅田真央ちゃんが「わたしだけに」の英語の歌にのって氷上で踊る素敵な動画。真央ちゃんのスケーティングと歌、どちらも心に沁みます。

https://youtu.be/Fq18VcmTS

『エリザベート』はウィーン発のミュージカルなのでもとはドイツ語。日本語訳も素敵ですが、ネットで検索してみると英語版もいくつかあってどれも素敵なようです。ゆっくりかみしめたいな。

 I belong to me.

 I just belong to me.

 わたしはわたしのもの。

 わたしはただ、わたしだけのもの。


 『エリザベート』の舞台で触れた限りなく孤独な魂たち。シシィもフランツもルドルフもゾフィもかぎりなく孤独。シシィの孤独な魂に震えを感じたような舞台。人はみんな孤独、みんな一人で生まれて一人で旅立っていかなけれならない。最後は自分だけ。自分で自分をだきしめてあげたい。自分で自分を信じてあげることしかできない。

 
 今日の業務は、夕方久しぶりにストレスのはけ口に怒鳴り散らすオジサンがあらわれてどっと疲れました。これで明日も出勤かと思うとうんざり、げっそり。そもそもがおかしいのでわたしらに怒鳴られてもどうしようもない。言っていることがわからないでもないところもある、わたしもそう思ってきた。わたしだって厚〇省とか厚〇労〇大臣に言いたいことがいっぱいあるさ。おかしいと思ってるよ。でもあまりにも小さくてどうしようもなく言ってもどうにもならないとわかったからこうして我慢しながら働いているんじゃないか。あんまり大声で怒鳴り散らすのみっともないからやめようよ。真摯に言いたいことを言うなら別の方法がある。なにも期待できなくてもとりあえず伝える方法はある。他にはけ口がないからといってわたしらに怒鳴り散らしてもどうしようもないよ。一般的にはよかったね、って言われますが色々な意味でほんとに微妙な、むずかしいところ。台風がまた近づいてきているせいか、昼間はからっと晴れていましたがムシムシしてきましたね。明日は責任者に怒られまくりながらおたおた仕事をしなければならない自分の姿がみえるようで気が重い。出勤日はやっぱりあんまり眠れない。気持ちが落ち着かない。明日は土曜日なので朝いちだんと音でお隣に気を使いながらの出勤。早く夕方になることを願いつつ、自分を信じてなんとかふんばれ、わたし・・・。

ようやく明日は木曜日・・・?!

2016年08月25日 22時04分45秒 | 日記
 明日は金曜日、あと一日で休みだ!っていう日ですが、わたしのあたまの中はすっかり木曜日。紙ごみの回収日なので出すのを忘れないように準備しました。夜になると秋の虫の音が聞こえてきているのに今日も朝から暑い一日でした。明日も暑い一日となるようです。わたしは冷房ですっかり体が冷えてしまい、水を飲んではトイレに行っての繰り返し。他の人に気を使いながらなので疲れます。忙しくなくても責任者の甲高い声が響きわたっていることが多くて、その声がずっと聞こえているだけで疲れます。今日は不在だったすっごいオバチャンが明日はまたいるし、って毎日いるんですけどね、一人でノリノリなってかき回すようなところがあるのでこれまた疲れます。他の人はどう思っているのかわかりませんが、これでよくクレームこないなっていうようなところが来訪者に対してあります。時々、そういう口のきき方はまずいでしょ、ってひやひやモノ。決して口には出しませんけどね・・・。昨日はお昼休憩が13時30分から。今日は11時30分から。八百円の定食はわたしには量が多すぎるのですが早すぎるので食べないと夕方までもたないためがんばって食べました。そしたら3時ぐらいにすごく胃が痛くなってきてしまって、なんとなくやっぱり気持ち悪くって体がおかしい感じです。この二時間の時差は勘弁してほしいです、ほんとに。今日の夜はあまり食べないようにしました。

 ニュース一覧からオリンピックがなくなるとわけのわからない事件と台風ばっかり。いい話がなにひとつありません。社会が劣化しているとしか思えないようなことばっかり。日本、大丈夫なんでしょうか。世界では毎日いろいろなことが起こっていると思いますがなんだか平和ボケ。いろいろなことがオリンピックのニュースでカモフラージュされてしまっていたような気がします、わかりませんが・・・。

 明後日の土曜日はとっても忙しくなる予感。わたし、立ちっぱのポジションが長いので辛い予感。大きな声でしゃべり続けなければならないし、一番苦手。段取りが悪くって一番怒られる羽目にいつもなるし、すごく疲れます。早く、土曜日の夕方にならないかな。
はあっ・・・。


息抜きにこんな素敵な動画あります。
https://youtu.be/Fq18VcmTS8E

浅田真央ちゃんとエリザベートから「わたしだけに」のコラボ。
どちらも素敵です。エリザベートの楽曲はどれもほんとに耳になじみやすく、でもミュージカル役者にとってはすごくむずかしいであろう、すばらしいメロディライン。曲を書いているとき、リーヴァイさんの上に神様が舞い降りたとしか思えません。

「わたしだけに」が英語だと「I belong to me」。なるほど。


今日は火曜日なり・・・?!

2016年08月24日 22時04分49秒 | 日記
 今日も雨が降りそうで降らない、降ったかと思うと同時に青空ものぞいていたり、わけのわからない天気でした。また台風がやってくるようですね。だからといってカイシャもわたしの就業場所も休みにはなりません。不要不急の外出は控えてくださいって防災情報が流れても休みにならないんだから出勤しなかったらさぼりになっちゃいます。カイシャで働いている人も、カイシャ以外で働いている人も、電車が遅れるのを見越していつもより早めに家を出たりとかしなければなりません。なんとかして出勤する努力をしなければなりません。はあっ。予報通り来週月曜日に上陸なら、またまた運よく有給休暇を申請している日など出勤の心配しないですみます。予報通りでありますように・・・、不謹慎ですが・・・。

 昨日から始まった一週間は長いです。今日は水曜日だと思いますがわたしの中ではまだ火曜日か、っていう感覚です。土曜日まで、ほんとに長い。今日はお昼休憩が13時半からだったので、おなかすくのを軽減するために朝からソーセージに温泉卵食べたりしたし、遅いお昼は胃の中に夕方まで残ってなんとなくやっぱり気持ち悪いです。昨日と明日は11時30分から。二時間の時差は体がおかしくなるのでほんとに勘弁してほしいです。言えるはずもありませんが・・・。今日は立ち時間が長かったのでつらいです。忙しくなくてもいつ人がくるか絶えずみていなければならないし、忙しいときは立ち位置やら流れやらで一番怒られるポジション、ずっとしゃべり続けなければならないし、一番やりたくないんですよね。明日からのローテンションを渡されましたが三日間ともけっこうこの立っぱの大変なポジションの割り当て時間が長いので気がおもいです。接客業なんてもうやりたくないんですよね。そもそも求人票は接客業という分類ではなく、うまく濁す感じになっていたような気がします。またなんか服装のことでクレームが入ったらしく、さわやかでいるようにと朝礼で言われました。わたし冷房対策で着込んでいるから暑苦しくみえるというクレームでもあったのかな。わかりませんが、わたしだけということでもなく全員に対してでしょうかね。そもそもの職員さんたちがみんなさわやかにみえるかというと全くそういうことはないですが、わたしたちはカウンターをはさんででなく直に対面しなければならないので、いちだんと色々と言われるんでしょうかね。人はほんとに勝手なものなので、百人いればそれぞれに百通りのことを言います。百人の要求全部にこたえるなんて無理なんですよね。前職のカイシャは一般の顧客が相手ではなかったのである意味鈍感でこわいものなしみたいなところがありましたが、一般の顧客相手の仕事はどこからどんなクレームがはいってくるかわからないのでほんとに大変だと思います。東宝さんがすごくがんばってたくさんの顧客の要求にこたえるかたちでようやくエリザベートのDVD発売にこぎつけてもなおあれやこれやの要求はでます。ツィッターのコメントみながら、東宝さんが全部の要求を満たすことは無理だよな、お客さん商売って大変だよなー、って思います。ほんとに人は色々で勝手な者。接客業はもういいです、はあっ・・・。

 気がつけが陽が短くなってきていて、夜になると虫の音の合唱が聞こえるようになりました。秋はもうすぐそこまできているのに昼間は暑いですね。暑さ対策でポカリスエットの粉末を溶かした飲み物、冷房対策で羽織るもの。キンキン冷房と外のもあっとした暑さとの落差はからだにこたえます。さらにカイシャの時はどうでもよかった顧客を気にしなければならないという、このきびしい夏が早く終わっていってほしいです。

 今日も本文とは全く関係なく、息抜きに清史郎君の可愛いお写真。いやされます。

 長々とグチ日記、失礼しました。