たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

トキイロコンドルの「トキさん」

2021年12月31日 23時24分18秒 | 気になるニュースあれこれ
2021年12月31日付、東山動物園の公式HPより

「本日(令和3年12月31日)、トキイロコンドルの「トキさん」(メス 推定60 歳以上)が 老衰(鳥インフルエンザ検査陰性)のため亡くなりました。

昭和 37 年 11 月 2 日に来園し、動物園で飼育されているトキイロコンドルの中で世界最高齢とされています。猛禽の中でもとりわけ目立つ色鮮やかな外観は、来園者の皆様から人気がありました。」
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/news/2021/12/post-675.html

 共同通信によるとトキイロコンドルの平均寿命は30年、倍以上の年月を生きて虹の橋を渡るとはお見事、動物園という環境で大切に守られてこんなに長く生きることができたのかな。掲載されているありし日の「トキさん」の写真に、刻まれた年月から滲み出る風格を感じます。トキさん、この世での長い旅路、お疲れさまでした。

 昨年の緊急事態宣言下に姫路セントラルパークのチーター、しばふちゃんを知ったことから、最近は動物園の公式ツィッターものぞくようになりました。新たな命の誕生とお別れ、どちらもあり、動物園は絶命の危機に瀕している動物園たちを守る役目を果たしていることを知りました。

 こちらの記事も興味深く読みました。日本一のお母さんホッキョクグマ「ララ」と、「ララ」と相性の良い子どもたちのお父さん「デナリ」、ララが安心して出産・育児できる環境を整えた円山動物園のお話。「ララ」が生んだ8頭の子どもたちは、末っ子の「リラ」をのぞいて全国の動物園に旅立っているそうです。こうして命がつながっていることに、静かに心が震えました。

“日本一のお母さんホッキョクグマ”を支えた、“お父さん”の「かけ引き」とは?【円山動物園さんぽ】
https://sitakke.jp/post/2060/

「舞台写真とともに振り返る「唯一無二のミュージカル・スター」としての存在感」

2021年12月31日 13時20分18秒 | ミュージカル・舞台・映画
2021年12月28日付AllAboutの記事
「追悼・神田沙也加さん…舞台写真とともに振り返る「唯一無二のミュージカル・スター」としての存在感」
https://allabout.co.jp/gm/gc/490918/?FM=rssaa_latest

『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『マイ・フェア・レディ』に出演されている川島大典さんのツィッター。ものすごくいいお声のミュージカル俳優さん。

チョコレート大好きなさやかちゃんを思い出していると、温かい思い出を綴られています。

https://twitter.com/daisuke2810

 『王家の紋章』でさやかちゃんキャロルを見逃したことが悔やまれます。『1789バスティーユの恋人たち』のさやかちゃんオランプ、自分がこの世にいる間、ずっとおぼえています。

 




星組『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム』-東京宝塚劇場千穐楽ライブ配信

2021年12月30日 16時52分02秒 | 宝塚
星組『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム』-12月17日東京宝塚劇場(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/8f00a8bc3cd071de3cd6d55454d0165a

 2021年12月26日(日)13時30分~、東京宝塚劇場千穐楽

 無事に幕がおりました。星組、一昨年の紅ゆずるさん退団公演以来、2年ぶりに生演奏で宝塚大劇場・東京宝塚劇場を、全日程走り抜けることができました。こっちゃん、ひっとんのコンビになってようやく。心からおめでとうございます。

 思い出すままに断片的な備忘録。

『柳生忍法帖』、

 ワクワクしました。エピローグで次々とキャラクターが登場するのは宝塚ならでは。柳生十兵衛も殿様も剣豪たちも歌って踊って楽しませてくれるのは宝塚だけ。

 たしかに会津七本槍が揃っている時に芦名銅伯と歌う場面があるともっとよかったかも。銀橋に全員揃ったらさらにかっこよさマシマシだったでしょう。みなさまほんとにかっこいい。かっこいいのはもうみんなかっこいいにきまっているんだから、それだけではだめだとナウオンステージで愛ちゃん。

 会津七本槍の中でいちばん色が黒いのは天華えまさんの孫兵衛、ビジュアルにインパクトありすぎて、劇場で観劇したとき最初どなたかわかりませんでした。最初に倒されてしまいましたね。カフェブレイクでの話、唯一長槍を使うキャラクター、稽古場では蛍光灯をこわしてしまうんじゃないかとひやひやした、30分ぐらいしたところで死んでしまうので、短い時間でいかに印象を残せるかが課題だと。男役10年目の芸、十分印象に残りましたが願わくばもう少しだけ出番が続いてほしかった、上演時間があるのでやむなしですが。

 孫兵衛の次に倒された会津七本槍は、碧海さりおくんの鉄斎、入団10年目以上の男役さんがそろった七人の中でフレッシュに健闘していたと思います。成長しましたね。3人目が綺城ひか理さんの廉介、4人目がひろ香さんの片目の一眼房、5人目が漣レイラさんの丈之進だったかな。みなさま、黒塗りで衣装と髪型に助けられながらキャラクターごとの個性の違いで楽しませていただきました。十兵衛が闘いながらも最後に倒すのは堀一族の生き残りの女性たちとなっていました。女性が剣豪たちを倒すという現実にはあり得ないファンタジーの世界、宝塚との親和性が低そうな物語と女性だけで演じる男役と娘役による殺陣とのマッチング、ワクワク以外のなにものでもありません。

 輝咲玲央さんの加藤明成が、朝水りょうさんの柳生宗矩から草履をもらう場面で、「115回目のありがとうございます」とアドリブがでました。指揮の西野先生がツィッターで117回と書いたのは新人公演を含めての公演回数とのこと、本公演は115回目で無事に大千穐楽。明成公、ものすごく嫌な奴なのにどこか憎み切れないお茶目な味が出ていたのは、芝居達者な輝咲さんならではかな。

 朝水りょうさんの柳生宗矩、こっちゃよりも学年下でお父さん役、プレッシャー大きかったと思いますが髭姿がお似合いで袴の着こなしも素敵、将軍家剣術指南役という家柄の当主のどっしり感がちゃんとお父さんにみえました。

 せおっちの虹七郎が、こっちゃんの柳生十兵衛を今まさに討たんとするとき、ひっとんのゆらが「待て」と止めにはいったときの、虹七郎のエッ!?っていう驚きが、えぇっ!?っていうニュアンスを含んでいるようにみえてツボ。ここでエルハポン味?ってなりました。原作の長い物語をかなりの急ぎ足でまとめあげた物語の流れの中で、ゆらがいつから十兵衛に惹かれていたのか、気持ちの変化を表現するのはむずかしかったと思います。ここでゆらは十兵衛を生かして苦しむ姿をみたいと言いますが、実は十兵衛を助けたようにもみえましたが、思い違いかな、わかりません。ひっとんの愛妾という役どころ、『眩耀の谷』に続いてですが妖艶さが加味されて綺麗でした。可愛い中にもトップ娘役の自信と貫録がでてきたと感じました。

 最後はカラッと、面白かった、楽しかったであと味すっきり、こっちゃん率いる星組の、観客を楽しませる力は紅ゆずるさんから受け継いだDNAでしょうか。こっちゃんのダンス力、芝居、歌の上手さ、ひっとんとのコンビで満足度が高い。十兵衛との親和性も高かった。「叫べ 叫べ~♪」、耳に残ります。最後にお父さんの前では、自由人のやんちゃな息子の顔になるところが可愛いこっちゃん。残念ながらこっちゃんの素晴らしさを語ることばをこれ以上持ちあわせません。なんでもやれるようにみえてたゆまぬ努力をしているのだろうと思います。





 愛ちゃんのサヨナラショー、最後の黒燕尾姿で男役さんたちを従えて大階段センターでのダンス、この姿は二度とない。宝塚でしかない。憧れの『うたかたの恋』のルドルフは、紫苑ゆうさんのルドルフのような美しい佇まい、素敵でした。オンデマンド配信中の2019年タカラヅカスペシャルでも愛ちゃんルドルフとひっとんマリーによるうたかたの恋の場面があります。サヨナラショーでは暗転の中で二発の銃声が響く演出になっていました。大階段に赤い絨毯がひかれていたら物語の世界そのもの。着用していたのは凰稀かなめさんが着た白軍服とのこと。

 愛ちゃんへのお花渡しは、宙組OGの蒼羽りくさんでした。退団挨拶の中で印象的だったのは、入団したときからいつか訪れる退団を常に意識してきたという話、「終わりがあるから美しい」という『ポーの一族』の歌の歌詞を引用しながら想いを語る愛ちゃん、2007年初舞台、限りある時間の中で命をかけて舞台に立ち続けた男役15年に悔いなしなのでしょう、卒業の日のジェンヌさんはひときわキラキラと自らの中から光を放って本当に美しい。なにもかもそぎ落としたような美しさがあります。

 カーテンコールの最後にこっちゃんと緞帳前に登場した時の会話、明日なにしますかとこっちゃんにきかれた愛ちゃんの答えは「寝る」、こっちゃんに明日何する?と聞き返すとこっちゃんの答えも「寝ましょうか」。ゆっくり休んでいただきたいです。こっちゃん、上級生のみなさんがいなくなってしますのがすごく不安だと。愛ちゃん「自分がいなくなると楽屋が静かになってしまうんじゃないかと心配」「引き継いでいきますから」とここで瀬央さんの名前が。『柳生忍法帖』の楽屋では、冗談言ってすべった人がいると愛ちゃんがせおっちに「仕留めよ」って言っているっていうのはカフェブレイクでの話、せおっちがすべったら自分で自分をしとめるって、舞台上ではラスボスの愛ちゃんが素は声可愛くて冗談ばかり言っているっていうギャップ。星組生として卒業できて本当によかった、これからの星組もよろしくお願いしますと。

 ショー『モアー・ダンディズム』の白軍服の場面では、愛ちゃんの隣で極美慎くんが踊っているのが印象的でした。愛ちゃんがきわめた男役の芸はこうして引き継がれていくのだろうと思いました。長くなってきてしまったので、ショーのことはまた後日書ければと思います。




おめでとうございます

2021年12月30日 15時27分19秒 | 宝塚
 朝海ひかるさん、愛称コムさん、ご結婚おめでとうございます。

 トップスターと結婚した坂本昌行さんはトップ娘役説?

 



東京宝塚劇場リニューアル20周年記念パネル展-星組

2021年12月30日 00時13分39秒 | 宝塚
 2021年12月17日(金)、東京宝塚劇場2階ロビーのリニューアル20周年記念パネル、最後を飾ったのは星組。たーたんの男役、ひたすら懐かしすぎました。





























『東北歴史紀行』より-「三陸海岸大津波」

2021年12月29日 17時22分34秒 | 本あれこれ
『東北歴史紀行』より-「萩盛り<津軽の野辺>」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/7d37df113c175dda0d5b4e4abc123bab



「古くて新しいもの。東北ではこの歴史の格言を、いたましく、生々しい体験としておもいおこさざるをえない現実があります。それは津波です。津波は最近にもあって、記憶に新たなところです。太平洋側には、チリ地震津波がありました。日本海側には、中部日本海地震による津波がありました。しかし、三陸海岸を、明治29年・昭和8年の二回にわたっておそった大津波は、空前のものでした。世界的な大津波として、歴史を震撼させたのです。今日では、三陸海岸といえば、リアス式海岸として、ただその美しさだけをながめ楽しむ観光地と考えられています。しかし、ここには、その美しさを、一瞬にして地獄の様相に変じてしまう。魔性のような歴史的自然があったのです。われわれは、リアス式海岸の美しさのかげに、そういう冷厳な三陸海岸を凝視する目を失ってはならないのです。

 実際、そのようにして、三陸の海の美しさを愛するがゆえに、その美しさの裏としての悲劇の深刻さからも目をそむけることができなくなって、その津波の実態の探求に入った人がいるのです。作家の吉村昭氏です。『三陸海岸大津波』はその調査報告にあたるものです。どのような目で、この美しい景色の裏の業(ごう)のような歴史を見つめるべきであるかを知っていただくために、この本の短いまえがきを紹介します。

「私は何度か三陸海岸を旅している。海岸線をたどったり、海上に舟を出して断崖の凄絶な美しさを見上げたこともある。小説の舞台に三陸海岸を使ったことがあるが、いつの頃からか津波のことが妙に気にかかりだした」

 吉村氏はそう書き出されて、身の毛もよだつような生々しい体験談の紹介に入ります。

 「ある婦人の体験談に、津波に追われながらふりむいた時、二階家の屋根の畝にそそり立った波が、のっと突き出ていた。深夜のことなので、波は黒々としていたが、その頂は、歯列をむき出したように、水しぶきで白くみえたという」

 吉村氏は、この話に触発されて、津波のことを調べはじめたのです。そして「津波の資料を集め、体験談をきいてまわるうちに、一つの地方史として残しておきたい気持ちにもなった」。この本はそのようにして、旅行が歴史になった本です。氏がことわっておられるように、これは専門の研究ではありません。しかし津波のすさまじさを丹念に堀りおこされている点においては、りっぱに歴史の真実に届いている書です。

 明治29年6月15日午後8時。世界史上第二位、日本最大という津波が、旧暦5月5日の節句を祝っている三陸沿岸の人々の家と命とを、あっという間にのみこんでしまったのです。宮城県の被害は死者3452名・流失家屋3121戸、青森県は死者343名でした。最も深刻だった岩手県では、死者実に2万2565名・負傷者6779名・流失家屋6156戸に達したというのです。波の高さは10~15メートルと推定されていますけれども、いや、そんなことではない、という有力な証言を、吉村氏は岩手県下閉伊郡田野畑村(宮古市の北)の一老人の体験談から聞き出しています。「40メートル、いや50メートルもあるかな。」小高い丘の上にある家の庭先までおしよせた津波到達の地点をさし、はるか下にひろがる海面とみくらべながら、その老人は少年時の体験を回想しながら、立ち合いの村長と、こもごもそんなふうに体験を語ったというのです。まことに想像を絶する歴史です。

 この大津波の教訓は十分に生かされませんでした。それから37年して、まったく同じ地点の、同規模の地震によって、昭和8年3月3日午前3時、三陸海岸は同じ悲劇をくりかえすことになったのです。被害は、死者が三陸三県(青森・岩手・宮城)剛健2995名・負傷者1096名。家屋流失4885戸・倒壊2256戸・浸水4147戸。明治29年ほどではありませんでした。それにしても、あれだけの大惨事があってのちの被害であるだけに、これはいたましすぎる犠牲といわなくてはなりません。

 明治29年の津波は、旧暦5月5日の節句の夜でした。昭和8年は新暦3月3日。各戸ではひな人形を飾り、今日は晴れてのひな祭りという日の未明でした。一番たのしい日が、一番不幸な日になってしまったのです。しかも二度までそうだったのです。三陸の歴史、東北の歴史の奥深い悲劇性が、そこに象徴されているように思えてなりません。

 東北歴史紀行は、こういう苦難にたえてきた人たちの歴史をほりおこして、新しい日本史の展望を開く未知の奥探訪の旅でした。」

丸の内仲通りイルミネーション

2021年12月29日 01時19分53秒 | 日記
2021年12月23日(木)、帰りに少し遠回りの寄り道。

赤レンガの東京駅丸の内駅舎









東京駅前



東京駅から有楽町駅へと続く丸の内仲通り、
冷たい風が吹いていましたが、クリスマス前の夜、シェラトンホテルなどの屋台が出て、
大賑わいでした。子どもたちの写真をとってもらっている光景も。













小岩井農場からやってきたもみの木、「ウラジロモミ」と名付けられているそうです。







久しぶりの三菱一号館美術館前広場、
寒すぎてよくわかりませんでしたが、ハリー・ポッターをイメージしたツリーでした。

三菱一号館美術館にイスラエル博物館所蔵のモネの作品が来日中とな、行きたい。

https://mimt.jp/israel/









東京宝塚劇場、イルミネーションが映ってきれいですね。



キラキラはどんよりした心に灯りをともしてくれました。浄化されました。


『THE SONG-感謝を込めて』

2021年12月28日 08時47分41秒 | 宝塚
もうすぐ年末特別番組
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/001d2f539c3495c9766cda907c36a9c2

 2021年12月25日(土)21時~タカラヅカ・オン・デマンドで配信を視聴しました。現実を忘れて幸せなひとときでした。曲名を追いきることはできなかったので、SNSにあがっているセットリストを参照させていただきます。

真風涼帆さん、
 2001年星組『夢は世界を掛けめぐる』より「青い星の上で」

鳳月杏さん、
 2007月組『Aー"R“ex』より「昨日までの僕の背中には翼があって~君の翼が導く明日の空へ」

柚香光さん、
 2000年月組『BLUE ・MOON ・ BLUE』より「ENDLESS DREAM」

朝美絢さん、
 1976年花組『あかねさす紫の花』より「紫に匂う花」

月城かなとさん、
 1994年花組『ブラック・ジャック危険な賭け』より「かわらぬ思い」

芹香斗亜さん、
 2000年宙組『砂漠の黒薔薇』より「君の名を呼べば」

海乃美月さん、
 1962年花組『皇帝と魔女』より「愛の歌」

星風まどかさん、
 1984年『ジュテーム』より「ジュテーム」

舞空瞳さん、
 1973年星組『ラ・ラ・ファンタシーク』より「愛の宝石」

潤花さん、
 1971年花組『小さな花がひらいた』より「もう涙とはおさらばさ」

朝月希和さん、
 1975年月組『ラムール・ア・パリ』より「白い花がほほえむ」

礼真琴さん、
 2000年花組『夢と孤独の果てに~ルートヴィッヒⅡ世』より「夢の果てに」

水美舞斗さん、
 1976年月組『バレンシアの熱い花』より「瞳の中の宝石」

愛月ひかるさん、
 2001年星組『花の業平』より「忍ぶの乱」

彩風咲奈さん、
 1977年雪組『ザ・レビュー』より「夢人」

最後にトップスター全員で『夜明けの序曲』より「夜明けの序曲」


 選曲がジェンヌさんたちによるものなのか、演出家によるものなのかわかりませんが、元気がでるような、やさしく背中を押してくれるような曲が選ばれていたように思います。宝塚には歌い継がれてきている、オリジナルの素晴らしい曲がたくさんあります。100年以上続いている力よ。

 トップスターのリモート対談による2021年振り返り、ライブ配信という新しい試みに出会った一年、無観客ライブ配信による上演を経験して、客席にお客様がいてくださることがいかにありがたいことかを感じたという話が印象的でした。お客様が一緒に舞台を創り上げてくださっているのだということをあらためて強く感じたと。トップコンビの退団ではひっとんが、ロミジュリの無観客ライブ配信でものすごく緊張したと。

 全員ではありませんが思い出すままに印象的だったところを・・・。

 昨日無事に宝塚を卒業した愛ちゃんは東京宝塚劇場のロビーで曲をイメージした着物を右肩に羽織っての歌唱、素敵でした。じゅんはなちゃん、ひっとん、ものすごく可愛かった、きわちゃん、ものすごく緊張していたかな、まどかちゃん、美月ちゃん、きれいでした。ちなつさん、脚の長いのが立っているだけなのにわかりました、きれいでした。キキちゃん、髪が短くなって可愛いしカッコいいし、歌声素敵でした。たしかにちなつさんとキキちゃん、衣装が似ていたかも。真風さん、ゴージャスな衣装をさらりときこなす圧倒的な王者感、マイティ、衣装の上からでもわかる筋肉、歌もうまいし、応援しているよ。

 2022年のビジュアルが公開されました。

「Keep on Moving さらなる、輝きをめざして。2022 Takarazuka Revue」
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20211227_001.html

 夢と希望があると思える場所、生徒さんたちが卒業という限りある時間の中で、命をかけてキラキラ輝くながら夢と希望を届けてくれる場所。まだ死んではいけないのだと思える場所。

 このビジュアルがすごすぎて、一瞬息がとまりました。京本大我くん?ってなりました。物語はドロドロの復讐劇のようですが、現世のドロドロを全て浄化するような力があります。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/fuyugasuminopari/index.html

 来年夏から秋にかけて発表された宙組の演目にむけてすでに予習が始まっているし、次々と生きる希望を届けてくれるの、本当にありがたいです。ついていかねば・・・。







夜明けの序曲 作詞:公文健 作曲:寺田瀧雄

「広い世界の 空の下で

 思いのままに 生きてみたい

 ただひとたびの いのちをかけて

 輝る明日の 夢をみたい

 熱い血汐を たぎらせて

 燃ゆる心を はずませて

 いざ行こう この道を

 目指すかなたは 雲のはて

 ああ わがのぞみ はばたけと

 空高く いざ歌おう

 夜明けの 夜明けの 夜明けの序曲

 夜明けの 夜明けの 夜明けの序曲」



どのみちくるしい

2021年12月28日 08時24分36秒 | 日記
 寒さと緊張のせいか、5時間で目がさめてしまいました。もう眠れません。どうにも陰鬱にさそわれるところですが、あきらめて、いくしかありません。いってもいかなくても、苦しい。どっちを向いても苦しい。ならわずかでもゼロというわけにはいかないので、いくしかない。一度悪い方向に向いてしまったら悪いことのオンパレード。ものすごくせまいところで過去から綿々と続いていると思われる統一性のなさに唸りながら入力作業するのはものすごいストレス。おじさんと二人だけになる時間もあるとか圧がすごくて、はあー。

 また資格を生かして訪問に出たり、カンファレンスに参加したり、人の役に立てる仕事をしたいという気持ちを完全に捨て去ったわけではないけれど、それらはさらに働かない人よりも入ってくるものが少ない。生まれる前からの股関節脱臼ではどうすることもできない。今日は歩ける、明日も歩ける、一週間後も一か月後も歩ける、痛み止めがないと動けないレベルになるのはまだ先、夏前はお風呂に入る時右足が曲げられくなってしまっていたのがまた曲げられるようになっている。今すぐ手術しなければならないということではたしかにない、手術の前にメンタルがもたない。何十年も右の股関節をかばいながら歩いて来たので両方の足先がすでにそってしまっている。理学療法士にためいきをつかれた。医療技術は日々進んでいるらしい。セカンドオピニオン、サードオピニオンを求めていったほうがいいらしいが、病院を彷徨い歩くだけの時間とエネルギーはない。行きたいわけではないの町の整形外科にいくのも結局中断したまま。失敗の人生は自分の責任だけれど、生まれる前からの股関節脱臼はわたしの責任ではない。こんな苦労はいらない、知らん。

 わたしの前に道はない。希望はどこにもない。来年どうすればいいのか全くわからない。一生懸命生きてさえいればとか、努力すれば、とかそんなことはもう信じられない。気持ちをどれほどがんばっても軟骨は戻らない。それで今はゼロというわけにはいかない。

 不安神経症にうちかって無事な一日でありますように・・・。

ゆっくりと休めますよう・・・

2021年12月27日 14時46分28秒 | ミュージカル・舞台・映画
 ねねちゃんはどんな想いで時をすごしているのだろうとずっと気になっていました。ようやくインスタグラムで気持ちを伝えてくれました。

https://www.instagram.com/p/CX-H71FP2mx/


『1789バスティーユの恋人たち』、2016年、2018年とダブルキャストでオランプをつとめたお二人、いつも一緒で仲良くしている様子をお互いのSNSで伝えてくれていました。久しぶりにツーショットを見返しました。

 ゆっくりと休めるよう、ねねちゃんと共に祈り続けます。

 さやねね、フォーエバー。