たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

べーちゃん

2024年06月30日 20時39分19秒 | 宝塚

桜咲彩花/Ayaka Osaki(@ayaka.osaki) • Instagram写真と動画

 

 昨年の秋以降ほとんどインスタグラムの更新がとまっていたべーちゃん、ラジオドラマの出演以外は同期OGで宝塚観劇の写真にも姿が見えずどうしているのかと心配していました。ずいぶん心をいためてきたのだろうと思います。

 宙組大劇公演場千穐楽、桜一花さんの舞台観劇に続いて、同期で花組時代になんどかコンビを組んだキキちゃんへの思いが溢れたべーちゃんらしい優しい投稿。涙がとまりません。ジャーとビルマーヤ姫の絆は永遠。


ドイツライン川マインツからケルンまでの中部ライン地方(3)

2024年06月30日 00時17分58秒 | ドイツロマンティック街道とスイスアルプス

ドイツライン川マインツからケルンまでの中部ライン地方(2)

「ボン(BONN)

 1949‐1990年のドイツ連邦首都。ベルリンへの首都移転後も複数の連邦省庁の所在地。ライン河畔のローマ帝国要塞としては最古の都市のひとつ。16世紀、ケルン選帝侯国の首都に。18世紀以降ヴィッテルスバッハ家のバロック宮殿の所在地。1989年に2000周年を迎えた。後期ロマネスク様式のミュンスター教会、ケルン選帝侯宮殿(今は大学)とホーフガルテン庭園、植物園のあるポッペルスドルフ宮殿、ルードビッヒ・ファン・ベートーベンの生家、ライン川河畔にあるランガーオイゲン(Langer Eugen、議員会館の別名)を含めた元政府地区、新築のポストタワー、牧歌的な市場(Marktplatz)とロココ様式の市庁舎のある旧市街。主要な美術館はKunstmuseumおよびKunstーund Ausstellungshalle。ライン地方博物館(Rheinisches Landesmuseum)。」

「ボン・シュワルツラインドルフ(BONN-SCHWARZRHEINDORF)

1151年完成のロマネスク様式の二重教会(Doppel-kirche)。シュワルツラインドルフの北方にはライン川に注ぐジーク川の河口、モンドルフ(Mondorf)。」

 

ボン(BONN)、

 

ボン(BONN)、ボン・シュワルツラインドルフ(BONN-SCHWARZRHEINDORF)


SDGSの流れは止まらない

2024年06月29日 15時34分30秒 | 気になるニュースあれこれ

宝塚大劇場における使用電力のカーボンニュートラル化について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)

20240628_002.pdf (hankyu.co.jp)

 

 地球温暖化、二酸化炭素の排出削減、カーボンニュートラル云々・・・、世界経済フォーラムがつくりあげた嘘だということがだんだんわかってきていますが国策として行われているSDGS、利権構造ができあがってしまっているのでもはや止まることはないのでしょう。大企業も自治体も狂っていますが、国からの指示に従うことでお金が流れていくようになっているのでしょう。二酸化炭素を減らしたら緑が育たなくなる、コケぐらいしか生えてこなくなる、SDGSをやっている大企業は大丈夫なのかと思うと、宮沢先生が発信していたのをきいて目がさめました。公演デザートのカップもふたもプラスチック、あっちもこっちもプラスチックだらけなのにフォークだけ木製にして持続可能社会をうたうのは茶番でしかありません。阪急阪神グループだけではなく、名だたる大企業、スーパー、デパート、身近に利用しているところほぼ全部虹色のSDGS。みずほ銀行が店舗の生垣にSDGSの看板をだしているのをみたとき、デパートないの美術館でとてもいい展覧会をみたと心がいっぱいになった最後SDGSを高らかにうたっているのをみたとき、こりゃだめだと絶望感にうちひしがれました。暑くなって熊が人里近くまでおりてくるようになったのは、山肌を削って太陽光発電パネルを敷き詰めることで自然の生態系をこわすことで食べるものがなくなったからだという声が大きくなりつつはあります。宝塚大劇場と宝塚ホテル専用の太陽光発電所、遠隔地となっていますが関西電力の管轄内でしょうか。どこかの山肌を削って太陽光発電パネルが敷き詰められ、野生の動物たちの居場所と食べるものを奪うことで人間の楽しみが成り立つのだとしたら悲しいことです。これで宝塚を嫌いになることも、歩くことができなくなるまで劇場にいくのをやめることもできませんが日本全体が狂っていて残念ながら宝塚も例外ではないのだという現実。日比谷の劇場も長い間利用してきている鉄道会社もすでに再生可能エネルギーをうたっています。日本だけななく世界的に狂っているようです。

 

 

 


『アンネの日記』より-現代の悩み

2024年06月29日 11時35分53秒 | 本あれこれ

「ここの生活では、大人たちの方が苦しんでいるという人は、わたしたち子供の上にのしかかっている問題が、どんなものだかを知らないのです。これらの問題は、若いわたしたちにはあまりにも重荷で、絶えずわたしたちを苦しめています。わたしたちはいろいろ苦しんだあげく、やっとその解決策を考えついたと思っても、現実にぶつかると、その解決策は泡のように消え去ります。理想も、あこがれも、夢も冷たい現実に直面すると、たちまち打ち砕かれてしまうのです。これが今のような時代の悩みです。

 あまりばかばかしくて、とても実現しそうもない自分の理想を、全部捨てられないのをわれながら不思議に思います。理想を持ちつづけているのは、人間の性は結局、善であることを、いまでも信じているからです。わたしは混乱、不幸、死などを土台として、その上に自分の希望を築くことはとてもできません。

 わたしは世界が次第に荒廃しているのを見、わたしたちさえも破壊するかも知れない、嵐の近づいている音を聞きます。数百万の人々の苦しみを身に感ずることができます。しかしそれでもなお、天を仰ぐとき、すべてがまた正常に帰り、この残虐も終わり、平和と静けさが世界を訪れるだろうと思います。

 それまで、理想をもちつづけなければなりません。やがて、これを実現できる時が来るでしょう。」

 

(A・フランク 皆藤幸蔵訳『アンネの日記』1974年7月25日第1刷、1978年10月1日第11刷文春文庫、365~366頁より)


「必要な強制措置があってもおかしくない」と武見氏、パンデミック条約成立に意欲

2024年06月29日 01時35分01秒 | 気になるニュースあれこれ

高橋清隆の文書館 : 「必要な強制措置があってもおかしくない」と武見氏、パンデミック条約成立に意欲 (livedoor.jp)

 

ただ、レプリコンワクチンの個体伝播間恐怖煽り、WHOから国民を守る運動、WCHJの背景はよくわからないので要注意。宮沢先生と長尾医師がツィートしているので知ったツィッタースペースが参考になります。今まで信じてきた国会議員が取り込まれてしまっている姿は絶望的。

Xユーザーの🗣🇯🇵 K - Kazumi Tanikawa 🇺🇸🗣さん: 「https://t.co/T8OfyPUZdt」 / X

 


第四章OLという存在-⑪「被差別者の自由」の享受を可能にしているもう一つの理由

2024年06月28日 18時43分39秒 | 卒業論文

 圧倒的多数の男性は会社を辞めたいと思っても簡単に辞めるわけにはいかない。しかし、多くの女性は「とりあえずOLしているのであり、いざとなれば辞めればいいやと思っている」ので、ぎりぎりのところに立たされた場合には女性のほうが極端な行動をとることができてしまうことを先に記した。いざとなれば女性のほうが開き直ることができてしまう。一般職のOLは仕事の最終責任を負っていない、出世の道も初めから閉ざされているので抵抗行為をすることができる。さらに、このようなことを可能にしている背景には、OLは基本的生活水準を親に依存しており、生活の心配のないことがあげられる。通常、男性社員であれば、上司が気に入らないとか、不愉快な目に遭ったからといって簡単に会社を辞めることはできない。家族を養うためには会社でがんばって仕事をし、できれば少しは出世もして、と思ってきた。しかし、家族を養うどころか、親と同居していて自分自身の生計さえ立てなくてよい場合が多いOLは、不愉快なことがあったら、男性のように我慢することはないのである。親と同居するリッチな独身者を「パラサイト・シングル」と呼んだ社会学者の山田昌弘は、若者が親と同居しているかどうかが、労働問題を考える場合に重要な要素となると述べている。山田は男女かかわりなく、親と同居しリッチな生活をする未婚者をパラサイト・シングルと呼んでいるが、実際には親に寄生して豊かな生活を楽しむ未婚者は、女性が圧倒的に多い。この性差が持つ意味を山田は次のように説明している。男性の場合、親と同居している割合がそもそも低いし、同居していても、結婚資金を貯めたり、農業など家業を手伝っていたりする人が多く、パラサイト生活を楽しむ人は少ない。これは、日本では、専業主婦指向が強いゆえに生じている性差だと考えられる。つまり、女性は結婚によって別の人生を始め、結婚後は夫の収入に頼るという見通しを持つから、未婚者は安心してパラサイト生活を楽しむことができる。結婚前はどんな生活をしていようと、夫婦の経済生活は夫次第と思っているのだ。一方男性は親と同居しても、将来の妻子を養うというプレッシャーから解放されない未婚者が多い。それゆえ、結婚を望むなら、パラサイト生活を楽しむという心境にはならないのではないかと考えられる。結婚は女性にとって「生まれ変わり」、男性にとって「イベント」なのである。生まれ変わるから、今を楽しむだけ女性と、現在と将来と連続しているから楽しめないという構図である。[1] 基本的生活条件のコストを負担しないで済むパラサイト・シングルは、親にとっては子、外に出れば社会人という「いいとこ取り」をしているから、精神的な満足度を一般的に考えられる「好きなことを追求できることと、嫌なことをどれだけしないで済むか」という尺度で測ると満足度を高くする条件を兼ね備えている、と山田は述べている。「嫌なこと」の多くは、仕事上の問題からくる。人間関係上のトラブルもあるし、自分の実力が評価されなかったり、身につけている能力を発揮できない仕事だったり、そもそも嫌いな職業についているというケースもあるだろう。たとえ、好きな職業に就いていても、勤務時間が拘束されたり、頭を下げたりすることが多い。それでも、多くの人が仕事を続けるのは、やめれば生活できなくなるということに尽きる。それを「余裕がなくなる」といっても同じである。パラサイト・シングルはこの点でも恵まれている。基礎的生活条件が親によって保証されているので、少々の小遣いの減少を我慢すれば、嫌な仕事はやらないですむのだ。たとえ仕事をやめなくても、「いつでもやめてやる」と思ったり、言ったりすることができる。仕事における立場が強くなるのだ。また、失業したとしても、親と同居していさえすれば、住む所と食べ物には困らない。自立して、自分の給料で生活している人は、次の仕事の見通しがつかない限り、なかなか離職しない、というよりできないといってよい。しかし、パラサイト・シングルは、好きな仕事をしたいから、もしくは今就いている仕事が嫌だからという理由でやめることができる。山田が述べているところによれば、失業率は1999年3月現在で4.8%、特に若年失業率が高く、20代後半の女性で特に高い。[2] 若者の失業率が高くてもそれほど社会問題にならないのは、若者が親と同居していてパラサイト生活を送っているからである、と山田は述べている。日本の若者の失業は、ぜいたくな失業といえないだろうか。「切実に」「生活のために」仕事を探しているのではなく、「自分に合った職」「プライドを保てる職」にこだわるために、なかなか就職せず、また、自分に向かないと感じた合わない仕事はやめてしまうのではないか。非正規社員という就業形態を可能にしているのも、基本的生活条件を親に依存しているからである。長時間拘束されるのはいや、自分の時間が確保できない、職場の人間関係がわずらわしいという意識、熊沢が「被差別者の自由」と呼んだ意識と非正社員の増加とはすでに述べている通り深く関係している。これは、豊かな生活を他人に支えてもらい、あくせく働く必要のなくなった立場の労働観である。好きな仕事ならやるということは、嫌な仕事ならつかないし、やめてもかまわないという立場、つまり、「労働」の趣味化がパラサイト・シングルの間で起こっていることを山田は指摘している。[3] 繰り返し述べてきた、OLがいざとなればやめればいいやと考えることができるのは、山田の記述に沿って考察すれば、自身の生計を立てるために仕事をする必要がないからである。山田は、渡辺和博とタラコプロダクションによる『金魂巻』(1984年)から引用しながら、次のように述べている。

  一般の会社に女子社員として勤めていれば給料の差などというのはあまりないので、そんなにまる金とまるビの差は出ない気がしてきますが、実際には2-3年OLしているうちに、決定的にまる金とまるビの差が出てしまいます。いったい何によって出るかというと、自宅通勤とひとり暮らしによってまる金とまるビに分かれてしまいます。この一点です。(64頁) つまり、渡辺和博氏は、OLの経済階層は、職業や仕事内容、収入、学歴、努力などといった要素とはほとんど関係なく、ただ単に、親と同居か、一人暮らしかで決まるということを主張している。そして、その差は、単に、生活水準の差ではなく、生活様式、男女関係や社会意識、そして、心のゆとりにまで影響することが、読み進むうちに分かってくる。自宅のOLは、お嬢さん感覚を身につける一方、一人暮らしOLは、毎日の生活に追われているうちに、「疲れた」感じがどうしても出てきてしまうと評される。この本は、パラサイト・シングルの優雅な生活を描いていると同時に、未婚女性の間で貧富の差の拡大、つまり、「階層分化」が生じていることを明らかにしている。[4]

 多くの女性は自分のために他人がどれだけ稼いでくるかという点で、自分の階層意識も決まり、未婚女性にとって世帯収入が多ければ階層意識が高く、逆に世帯収入が低ければ階層意識も低くなる。山田によれば、同居の親の収入が多くて、自分の収入が少ない場合、もっとも階層意識が高くなる。結婚している女性でも似たような傾向を示し、世帯収入と既婚女性の階層帰属意識の相関が高く、自分の収入にはあまり影響されない。[5] 先にも記したように、親と同居する未婚者は女性に限ったことではないが、特に女性にとって親の経済的利用可能性が自分の生活水準を決める決定的要因になっている。86年の雇用機会均等法施行以降、女性の社会進出が進み、女性も個人として経済的に自立していくはずという認識も生じたが、実際には親と同居し、お給料は全部お小遣いとして使うことができる。生活の心配がないOLは労働の場を離れて「巨大で強烈な消費者集団」としての顔をもつ。均等法成立後も、日本型企業社会は、女性を周縁労働力として活用し続けていることは繰り返し記してきた。女性労働者は未婚の時は親に、結婚したら夫にパラサイトすることを前提に位置づけられている。今も日本型企業社会が持ち続ける雇用慣行は一般職の女性に自立を阻むものではあっても、自立を促すものではない。 松原惇子は、女性の自立が困難であることを次のように述べている。

 “自立した女”とか“自立”と言う言葉を私たちは軽く口にするが、実際に自立することは並たいていのことではない。特に女性にとって自立することは非常に難しいことである。自立には二つの要素が含まれる。一つは経済的自立、もう一つは精神的自立である。この両方をクリアできてはじめて自立していると言えるのであって、単に女性が仕事を持っているからといってその女性が自立しているということはいえない。食べていけても心の中で誰かをあてにしていたり、仕事が嫌になった時の避難場所のことを考えたりしているのでは、その女性は精神的に自立しているとは言えないだろう。最近、マスコミでは、一時の“翔んでる女”から“女の自立は何もお金を稼ぐことだけではない”路線に変わってきている。家庭で子育てをしていることも女の自立につながる。それも正論だが、私には何かすり替え論のような気がしてならない。何も経済的に自立したくない、男性の庇護のもとに暮らしたい女性に無理に外に出てお金を稼ぐべきだと言っているのではないが、自立は自分で稼げる、ということが絶対条件だと私は思うからだ。それもパートタイムやお花を教えてのチョロチョロ仕事ではなく、男性と同等の稼ぎがある。そのくらいの経済力を持ってはじめて女性が経済的に自立していると言えるのではないだろうか。[6] 

 女性が親と同居し続けることと、男女ともに根強い専業主婦志向は「依存主義」という意味で同じ現象であると山田は述べている。パラサイト生活は、親に生活条件(家事・住居など)を依存するシステムである。また、専業主婦という存在も、夫に基本的生活水準を依存するシステムである(夫から見れば家事一切を妻に依存している)。高度経済成長期は、この依存システム、熊沢が述べるところの「男女共生システム」がうまく働き、多くの若い女性は親への短期間の依存の後、専業主婦としての依存先を見つけることができた。しかし、現在は親という依存先が太り、夫という依存先が細っている。これが、日本に晩婚化現象をもたらしている、と山田は説明している。[7] 女性の選択肢の多様化、仕事と生きがい、生活がかかっている時にどうするのか、真の自立については、次章以降でさらに考察していきたい。ここでは、一般職の女性は、生活の心配がない故に「いざとなれば辞めればいい」と思うことができることを説明するに留めたい。

 

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引用文献

[1] 山田昌弘『パラサイト・シングルの時代』21-22頁、ちくま新書 1999年。

[2] 山田、前掲書、45-47頁。

[3] 山田、前掲書、16頁。

[4] 山田、前掲書、112-113頁。

[5] 山田、前掲書、117頁。

[6] 松原惇子『いい女は頑張らない』186-187頁、PHP文庫、1992年(原著は1990年刊)。

[7] 山田、前掲書、86-87頁。

 


2009年ルーヴル美術館展より‐モッラ遊びをする人々

2024年06月28日 16時14分17秒 | 美術館めぐり

カーレル・デュジャルダン

(1626-1678)

《モッラ遊びをする人々》

1660-1670年

油彩、カンヴァス

73 × 75 ㎝

 

(公式カタログより)

「カーレル・デュジャルダンによる本作品の主題はたいへん珍しいものである。これは「モルラ」、イタリアでは「モッラ」と呼ばれる遊びを表わしているように思われる。ふたりが興じているこの遊びは、その起源を古代にまで遡ることができ、ふたりのプレイヤーそれぞれが1本かあるいは複数の指を伸ばして手を上げると同時に、お互いの指の数の合計を大声で告げるものである。偶然性よりも駆け引きが問題となる遊びである。この作品では、鑑賞者の方を振り返り自分の目を指し示す兵士が相手の作り話に対する抗議を暗示していることから、大声で叫んだゲームの結果が口論を引き起こしたようだ。かつて「兵士の物語」という、モッラ遊びに関するすべてのことが排除されたタイトルが付けられたことからもわかるように、この作品の主題はとても奇妙であると同時に議論を呼んだ。

 ヘラクレス(画面前景左)と、ウェヌスとアモル(石棺の下)を表しているであろう、古代のレリーフの存在は、主要画面と関連付けて解釈されるべきだろうか? 危険なのは、逸話性に陥り、この作品本来の質を正当に評価しないことである。古代の痕跡が至る所に存在しているローマのような都市において、17世紀の同時代人たちにはありふれた光景であろう。永遠の都で、盆を持っているこの女性は取るに足らないものであろうか?斑岩の石棺(古代ローマでは皇帝の石とされていた)は、一時期パンテオンにあったものかもしれず、もちろん帝国の衰退と時の経過に思いを馳せるきっかけにもなるが、同様に「黄金の世紀」における古代の遺産についての新たな問題を提起するであろう。

 そんなふうに、カーレル・デュジャルダンのこの作品はバンボッチアンティ(イタリアで活動したオランダの画家仲間で、特に、風俗場面を描いた)の逸話的な枠組みに縛り着けるよりもむしろ、過ぎ去った古代と新しい時代の邂逅の場面という観点に立って見た方がより価値がある。過去は圧倒的で脅迫的なものだろうか?石棺は、「死を想え」という警句から遠ざかり、過ぎ去ったローマの偉大さに基づくルネサンスの大いなる伝統に含まれている。この絵の中で、まずもって古代ローマの記念碑の美しさが問題になっていると思わない者などいるだろうか?」


『KAGAYA/星空の世界 天空の贈り物』より-宙(そら)を翔ける

2024年06月28日 01時09分49秒 | 美術館めぐり

「宙(そら)を翔ける

 沖縄県、沖縄本島

 2018年1月18日06時11分38秒

 ロケット打ち上げに伴う発光雲が、まるで

 宇宙へ飛び立つ不死鳥のように見えました。」

 


みんなが「自分ごとの」都知事にしよう

2024年06月27日 14時21分00秒 | 気になるニュースあれこれ

 杉並区長が一人で投票を呼びかけています。いろいろな意味で日本は終末期であることを思い知らされている都知事選ですが、小池さんの3選はあり得ません。都民のみなさま、投票にいってください。

 

Xユーザーの岸本聡子オフィス広報さん: 「#都知事選ひとり街宣 を終えた翌日、#岸本聡子 が #東京都知事選 に向けた思いや重視したい政策について語りました。ぜひご覧ください! #7月7日は投票率77 #都民が主役 #私たちが動く政治が変わる https://t.co/0Z8KNB4RfV」 / X

 

 

東京都知事選2024!公開討論会【小池百合子vs石丸伸二vs田母神俊雄vs蓮舫】 (youtube.com)

 
1,128,653 回視聴 2024/06/24 にライブ配信 #ReHacQ #リハック #東京都知事選挙

東京都知事選挙立候補者 登壇者(届出順)

: 小池百合子 石丸伸二  田母神俊雄 蓮舫

※立候補者が多数であることから以下の要件に該当された方のみのご参加となります。

・国会議員経験者

・首長経験者

・国政政党所属または国政政党から推薦された方

・過去の都知事選において、供託金没収をされたことのない方


東京都民150名以上が告発人となり小池百合子都知事を公職選挙法違反で刑事告発

2024年06月27日 13時49分54秒 | 気になるニュースあれこれ

Xユーザーのミド建築・都市観測所さん: 「明日、東京都民150名以上が告発人となり小池百合子都知事を公職選挙法違反で刑事告発するそうです。告発状を提出後、10時30分から司法記者クラブ、11時30分から新橋のTKP新橋カンファレンスセンターで記者会見するとのことです。詳しくは画像をご確認下さい。 https://t.co/KLa82b4MOG」 / X

 

田中龍作ジャーナル | 市民178人が小池知事を刑事告発 首長への出馬要請は公選法違反 (tanakaryusaku.jp)

 

2024年6月26日東京新聞Web、

「出馬要請」の経緯めぐり小池百合子知事を東京地検に告発 都民ら175人:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

「東京都内の52区市町村長が小池百合子知事に知事選出馬を要請したことを巡り、都民ら175人が26日、5月に調布市の長友貴樹(よしき)市長に要請を打診した疑いがあるとして、小池知事を公選法違反(公務員の地位利用)容疑で東京地検に告発した。

 告発人の新宿区の大沢暁(さとる)さん(60)が都内で記者会見し「複数の市長から、出馬要請の打診があったという証言を得られたので告発した」と話した。
 
 小池知事は自分が打診したことを否定している。」