たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『A Fairy Tale』『シャルム』_宝塚大劇場千穐楽LV

2019年09月30日 22時45分52秒 | 宝塚
 昨夜は眠剤でようやく五時間睡眠。真夏のような暑さがもどってきて湿度も高めで、電車の中と店はものすごく寒いのがこたえています。涙がでるほどに体がついていくことができず、着込めば外では汗だくてすっかりくさくきたないおばさん状態で、一時間と二十分ほど就労場所で仕事をしたあと無人駅近くの映画館へ。移動に一時間以上かかったので開演前になんとかおにぎり一個のお昼ごはん。冷静に考えたらわたし11時30分に出るのは当然のことで、13時からの時間給は30分はボランティアでした。だから別にいつもより早く行く必要なんてほんとはなかったのですが書類がたまるの気になるよりはマシなのでいつもより14分早い電車に乗って出勤し、20分ほどはボランティア。驚かれましたがきついことは言われず、むしろ機嫌いいぐらいでよかったです。これぐらいしないと認めさせることはできないし、きついことでしたが気になって安らかに眠ることはできないのでどのみちきつい。明日は午前中時間給。13時30分に間に合えばいいのですが明日もまだ暑いようだし一日一日きついなあと思います。これでやっと4カ月が過ぎまました。長いなあと思いますが今日花組のさゆみさんの大劇場卒業を見届けた映画館で二週間後には星組のさゆみさんの宝塚卒業を見届けることになるのか考えると早いですかね。星組のさゆみさん、ここにきて痩せてきている?というつぶやきをみかけて心配。怪我も病気もなく無事に千穐楽を迎えるのって精神的にも体力的にも大変なこと。今日は無事に花組のさゆみさんの大劇場卒業を見届けることができてよかったです。死なないために来月、月組の日帰りバスツアー申し込んでます。星組千穐楽の前日。歌劇の殿堂には二人のさゆみさんの手形が並んでいるのか。すごい巡りあわせ。



 笑いもとってきて、みりおさんらしいゆるふわなところもある楽しいサヨナラショーでした。「エターナル・ガーデン・タカラヅカ」、一年前の今頃東京宝塚劇場の2階席でこの場面をみたことがもっともっと遠い日のことのように思えました。最後の「ハピネス~?!」は音を間違えてみんなエッ?ってなっていたのかな、みりおさんらしすぎました。『ハンナのお花屋さん』が二年前。隣にキキちゃんいてほしかったなっていう気持ちもよぎって、キキちゃんのことを考えると少し複雑な気持ちになったりもしました。『金色の砂漠』が聴けたのは嬉しかったです。コメントでギィとして舞台で死んでもいいぐらいの気持ちだったという内容がありましたが、わたしがライブビューイングも含めて観劇した中で一番の作品、歌い始めた瞬間ギィとしての表情になったところはさすがでした。『ポーの一族』からエドガーとアランのデュエット。男役同士のデュエットをもってきましたかという感じでした。最後アランの家のバルコニーの一部がゴンドラになる場面の楽曲、はじめて大劇場に遠征してあまりの美しさに言葉なく見上げた時間が思い出されます。わたしの中で二番目に好きな作品かな。『メサイア』の群衆が天草四郎を囲んで団結する場面からの楽曲も。わたしは映像で断片的にしかみたことないですが、『エリザベート』から「愛と死の輪舞」、『カリスタの海に抱かれて』『ファンタジア』『新源氏物語』『メロディア』、年代順に歌っていたかな。曲が変わるごとに役のスィッチが切り替わり瞬時に役の表情になるところと歌声が素晴らしかったです。『EXCETER』は神奈川県民ホールの二階席で観たことを思い出しました。『カサノバ』は水美舞斗さんの神父と一緒に登場から真っ赤なドレスの娘役さんたちがカサノバを取り囲みながら歌い継いでいく場面。これも楽曲がよくてノリノリのいい場面でした。『カサノバ』は毎日楽しくて遊びにいくような感覚だったという内容のコメントでした。真っ赤なドレスで後ろ姿をみせていたのは瀬戸かずやさんでした。「ベアトリーチェじゃない!」、笑えました。(『シャルム』では毎回アドリブを入れていたタイミングで、次に歌い出すタイミングを待って合わせてくれていた指揮の西野先生とオケのみなさんに「お礼をいいたい人がいます」と言ってお礼を言っていました。これもみりおさんらしい。) 同時に退団する娘役さん4人は『Sante!!』のテーマソング。これも楽しくいい場面でした。

 大劇場最後の大階段は男役の正装である黒燕尾でした。男役へのこだわりを貫いたみりおさんらしい選択でした。同期からのお花渡しは望海風斗さん。まだ東京公演があるので「大劇場さんありがとう、さようなら」と大劇場にお別れとお礼のことば。涙がなかったのはやり切れたという安堵感と達成感で満たされていたからなのかな。宝塚に魅せられたのは中学3年生の時、音楽学校を受験したいと両親に言ったら反対されて3日間部屋にたてこもり、最後は熱を出しましたというあいさつ。そこから音楽学校もいれると19年間、すごいですね。「タカラジェンヌになれたのはスーパーハイメガギガ幸せ」。月組時代、台詞をまともに言えなかった、歌で声がほとんど出なかった下級生時代から、彩輝なおさんに「お芝居すきでしょ、みていればわかるわよ、と言われて、それまで好きだと思ったことはなかったかれどそうか芝居がすきなのかもと思うようになった」「女役をやることも多く悩んだが、ジャッキーを経て本役を経て男役に戻ったとき自分は男役が好きなんだと思った」自分には全く気持ちが理解できなかった『春の雪』の主人公など芝居の楽しさを知った」「役替わりのどちらもみたいと思われるようになりたかった」「普段のゆるふわな感じと違って稽古場では組子にとって厳しいと感じさせることもあったと思いますが・・・」。かなり意訳ですが断片的に思い出すままに。組長の高翔みずきさんが読み上げるコメント文をききながら観客にはわからない壮絶な葛藤と努力の日々があってここまできたのだろうなと思いました。それぞれにものすごい努力をしてこの舞台に立ち続けてきた。この舞台に立ちづづけることはほんとにすごくきびしいことなんだろうなと城妃美伶さん、乙羽映美さん、白姫あかりさん、芽吹幸奈さんのあいさつをきいていて思いました。みなさん小学生、中学生時代に宝塚に恋をして音楽学校を受験されています。そこで入学できたのがまずすごいこと。こうして宝塚を好きで好きでたまらない人たちによってバトンは受け継がれていき、105年間続ているのだとあらためてしみじみなりました

 白姫あかりさん、16年目、組内に同期はもういないのか、お花渡しは月組の紫門ゆりやさん。入団してからも身長がどんどん伸びていくのがコンプレックスで自分の足を削りたいとさえ思ったけれど、デュエットダンスが楽しくなった時から踊ることがすごく楽しくなったという内容のコメント文が印象に残りました。エイトシャルマンのダルマと横浜アリーナコンサートでみせてくれた脚長、スタイルの良さとダンス力、忘れません。乙羽映美さん、城妃美伶さんもすごく美しい笑顔でした。カーテンコールで、みりおさんが一言挨拶のあと、それぞれに綺麗、美しい、可愛いとことばをかけていました。芽吹幸奈さんは「お疲れだと思うのでおやすみなさい」らしいなと思いました。これだけの娘役さんたちが一挙に退団してしまうのか、これからが心配・・・。

 作品の仕上がりとしてみると正直やはりきびしいかな感は否めませんでしたが、終盤の華優希ちゃん演じるシャーロットの言葉が沁みました。「大人になるとね、生きていくってとっても大変だから、夢がないと現実に負けてしまいそうになるの。でも心の奥にはずっとあなたがいてくれた。だから生きてこられた。」 この時胸をポンと叩いた、それが心から出ているものだと伝わってきて、みりおさん演じるエリュと魂が響きあっているみたいで二人が抱きしめ合うのがすごく自然で素敵な場面でした。色々なご意見があるようですが二人のコンビ作品がもうひとつあってもよかったような、そうでないような・・・。

 みりおさんは本物の妖精ですね。男役と妖精の両立ってすごくむずかしいと思います。みりおさんだからこその役。衣装も舞台装置も音楽も綺麗でファンタジックなおとぎ話の世界でした。これが最後の役としてどうかだったかはちょっと別の話。

 来週のことは来週のわたしに任せればいいので今は今週を生き延びること。まだ明日は火曜日だと考えるとぞっとします。まだ暑いようだし、電話当番今週は二回あるし、きついなあ。いやいや、二週間後には星組のさゆみさんの大千穐楽だと考えると早いよきっと。ライブビューイングのチケットない人いっぱいいるみたいですが映画館の追加はないのかな、なさそうですね。

 二人のさゆみさんの卒業を見届けるまでは死ねないとがんばってきた夏が終わっていきます。いやいやまだまだ終わらない?

 まとめられていませんが月曜日なのでこんなグダグダな感じでおしまい。



二人のさゆみさん、ほんとに美人。個性の違いが退団公演とサヨナラショーに顕れていたと思います。退団したらどこかでお二人のトークないですかね。需要はあると思うのですが・・・。


 

雪組『壬生義士伝』『Music Revoilution!』_東京宝塚千秋楽LV(2)

2019年09月29日 22時50分30秒 | 宝塚
 昨夜も6時間睡眠、30分ほどお昼寝できたことでなんかと生き返りました。足腰の疲れが抜けきれず外は暑かったこもあって夕方になってようやく外へ気分転換に出ました。明日の花組大劇場千秋楽ライブビューイング、なぜか13時30分からだと思い込んでいたので12時に就労場所を出るつもりで時間給を申請しましたが間に合わないことに気づきました。締日の都合で明日から入力してもらわなければならない書類を、ためていた引き出しから所定の場所に移す、そして午後たまっていく書類を引き出しにいれておいてほしいと頼む、それだけのために出勤しようとしています。ちょうど書類がどんどんきてしまうタイミング。次の締日まで一週間あるのでボランティア残業して挽回する覚悟。11時30分に出発するように休暇申請を訂正しようかな。火曜日電話当番になっていたのはかわってもらいました。なかなか大変。それでも宝塚大劇場で雪組を観劇した6月20日の頃と比べると、あからさまなわたしの悪口はきこえてこなくなったし意地悪度もかなり下がりました。教えてもらえるだけマシで幕間ハロワに電話した追い詰められ感を思うと格段に進歩しました。ここまで自分が努力したということ。


 前置きが長くなりましたが、『壬生義士伝』、ライブビューイングで脚本のどうなのかなあっていうところに気づいたところがなかったわけではないですが、ひたむきに一日一日を生き延びていく寛一朗としづの姿に、生きるということの壮絶さをおしえられた作品でした。大劇場遠征時「くすのき」でお昼をいただいていたとき向かい側に座ったカップル?ご夫婦?は原作ファンで初観劇だった様子。男性の原作ファンも納得の舞台になっていたと思います。

 真彩希帆ちゃん、二役。出番は少なかったですが、薪を背負って新撰組に入隊した寛一郎を思う時のしづの歌声が鈴の鳴るように響いてきて沁みました。声量があるのをおさえてかぼそい声でしづの心で歌う。クリスティーヌを経ての歌声はさらに表現力に磨きがかかりました。しづによく似た両替商の娘みよと寛一郎がお見合いをしたあとの「七夕の幻想」の場面も沁みました。寛一郎との出会いが描かれていませんが一目惚れした?寛一郎にに死んでほしくない一心で自分と結婚してほしいと申し出たみよと、みよにしづの面影をみた寛一郎、二人で蛍をみて南部を思い、みよをみつめる寛一郎がみていたのはみよではなくしづでした。ライブビューイングの大画面に映る寛一郎の表情からはそれがはっきりと観客に伝わってきました。手をつないでいたのはみよではなくしづ。こういうところに望海風斗さんの芝居力のすごさを感じます。みよは寛一郎の心がわかったかな、切ないですね。寛一郎亡きあともみよはずっと寛一郎の面影を心に抱きながら生きていくのかな。そんな余韻が残る場面でした。振り付けはプログラムをみると若央りささん、わたしの中で永遠のベルナール、大活躍で嬉しいです。

 望海さんと真彩ちゃん、寄り添うトップコンビではないですが歌うまどうしで、声の相性のみならず芝居も相性がよくて、他にはない相手役同士、望海さんには真彩ちゃん、真彩ちゃんには望海さんなんだなと思いました。二人の小さな幸せのある作品をみたいとのご意見をみかけましたがはげしく同意します。最期を迎える直前這いつくばって、お金を数えてこれで子どもたちにこんなものを買ってやれる、しづにはこんなものを買ってやれると血だらけになりながら嬉しそうな表情の寛一郎。南部弁のこなれ感、しづと子どもたちにみせる優しさと家族を食べさせるために人を斬る剣客としての冷徹さ、幕府が倒れ闘う相手がいなくなったあと己の義のために待つのは死だとわかっていながら戦いを挑んでいく南部の武士としての誇り。ヒーローではない寛一郎を主役として成立させたのは望海さんの力ですね。寛一郎は戦いで命をおとしたのかと初見では思いましたが、さらなる切ない展開が待っていました。

 彩風咲奈さんの大野次郎右衛門、和装では長い足がわからないのが残念でしたがまたまた芝居力の進化を感じさせてくれました。新撰組の場面が圧倒的に多かったので出番が多くなかったですが存在感がありました。今回は竹馬の友に切腹を申し渡さなければならないむずかしい役。感情をおさえなければならない場面が多かったですね。ひとり最期を迎えようとする寛一郎のために自ら握り飯をつくってやることが心情の表現。手代の佐助の透真かずきさんがすごくいい芝居をしているというつぶやきをみかけたので注目してみました。猫背気味の立ち居振る舞いといい、握り飯を握る時の手つきといい、なんでもないような細かい所作が佐助そのものでした。大野次郎右衛門の長男千秋はどなたかなとプログラムをみると綾凰華さん、星組から移動した男役さんですね、線がすごく美しい方だと思いました。これからまだまだ雪組生になじんでいけるかな。沖田総司の永久輝せわさん、「(谷を)斬っちゃいましょうか」っていう時のにやり感が絶妙でした。咳き込む姿をみせるのが斎藤一だけだったり、繊細な演技をみせるところが芝居の雪組味、乃奏はるとさん演じる谷の逃げ足の速さとへっぴり腰具合も雪組味。層の厚さを感じさせる舞台でした。

 カーテンコールで花組へ組み替えとなるお二人の挨拶がありました。二年ぶりに戻る朝月希和さん、「じじ(この日で退団した鳳華はるなさん)と一緒に退団するような気持ちになってしまいました」「二年とは思えないぐらい雪組になじんでいました」と。永久輝せわさんも「じじと一緒に退団していくみたいで・・・」と。望海さん「いやいやこれからですよ」みたいなフォロー。時間的に余裕のある感のゆったりムードのカーテンコールでした。ライブビューイングをみようになって、毎回こうして退団者がいるのだということにびっくり。初舞台生が入団すれば去っていくものもいる、こうして105年続いてきているんだなあと。




6月20日(木)の宝塚大劇場。













2018年2月3日(土)の東京宝塚劇場。







2018年2月25日(土)の東京宝塚劇場。







2018年3月17日(土)の東京宝塚劇場。





昨年のことなのにもっとずっと長い時間が流れたような感覚です。時は確実に流れていきます。

キラキラの日比谷は聖地でした。心の逃げ場所でした。郷里近郊劇場ないわけではないですが、気持ち的にすごく遠くって今は宝塚大劇場だけが聖地かな。

明日はみりおさんが大劇場卒業。来週は5日間フル、ぞっとするので考えない、考えない。その次の週はまた三連休で紅さんと愛理さんが宝塚を卒業。早いといえば早いです。

明日無理してしまいます。今夜眠れるかな。



次回の雪組公演のポスター。見逃せないオーラをはなっています。なんだかこのメンバーはこれが最後だと感じさせる雰囲気をまとっているような・・・。






苦悩していた日々を思い出す_実習記録ノートより(7)

2019年09月28日 17時42分31秒 | 祈り
「4日目が終了。今日もここにいることができた。それだけですごいことだ。実習に入ってから心の中はとても忙しい。母のことがまざまざと思い出され、私の中に精神疾患に対する根強い偏見があること、母をうとましく思い、何よりも母から産まれた自分を好きになれないでいる自分と対峙しなければならないことがとても苦しくなっていた。ずっと苦しかった。母を受け入れられず、妹の死を受けとめるのに十年の歳月をかけ、苦しみもがきながら私は今日まで生きてきた。そんな私がフリースペースで長い時間を過ごす。あれほど嫌悪している会社にいる方がいいやと思う瞬間があるほどにつらくて逃げ出したかった。でもここで逃げ出したら前には進めない。とにかく、○○○○(実習先)にいくこと、フリースペースにいることを目標にしてのぞんだ。

Sさん、男性、初対面、かんたんな自己紹介のあと、唐突に相談に来た、3Fにきたと話が始まる。予約されていますか、3Fに一緒に行きましょうかと声をかけてみたが対応できなかったのでスタッフに声をかけた。私がこのままこの人と話し続けていいのだろうかと迷った。そんな時は利用者さんに待ってもらいスタッフに確認すること、初対面でその人の背景を知らなくても寄り添っていけることを学んだ。

Fさん、女性、初めての来所。スタッフさんに紹介されてから、フリースペースに居場所を求める。私がたまたま近くにいたこと、女性ということもあっただろうか、5時半の休憩までFさんのそばにずっといることになった。ことばがききとれない、全部をきこうとしているつもりはないが、ききとりにくいので耳を近づける。
ずっと淋しかっただろうし、話したいことがいっぱいあるのだろう。家族のこと、親類のこと、いじめられたこと、対人恐怖症だということ、友だちがいないこと、話し続けるので私は一生懸命にきいてしまった。自分が疲れを感じ始めた頃、彼女にコーヒーなど飲めることを伝えてすすめ、自分はトイレに立つなどして少し休んだ。
このまま彼女のそばに戻るのは疲れるなと思ったが、私の方を振り返る姿がみえたので、そのまま戻ることにした。
友だちができて嬉しい、あなたに会えてよかったと真っすぐにこちらを見つめている。こんな時の距離感のとり方はむずかしい。自分は実習生であること、これからは〇〇〇〇に電話をすればスタッフさんがいること、自宅からここまで来ることができたのはすごいと思うことなど、自分なりに伝えた。Fさんは私が休憩に入る時に帰宅したが、結局私はげっそりと疲れてしまい、7時を回った頃には人の話をきく集中力がなくなっていた。
それはFさん以外の利用者にとっていいことではないことを感じ取る。
自分がつぶれないように、疲れた時にはそれを相手にきちんと伝えて休むこと、全部をきく必要はないし、わからない時にはわからないことを伝えて聞き返すのは悪いことではないことをスタッフさんからおしえていただいた。
疲れを感じてもそのまま突っ走ろうとしてしまうこと。
私の普段の生活がそのまま顕れてしまったと思う。
上手に休めない。疲れていることを自分の中でごまかして、気力をふりしぼってがんばってしまう。いつもぎりぎりのところでふんばっている。だからこそ、クビにならずにこうして休みを取ることができているというのも事実だが、がんばりすぎてしまっている。

私の上司は、ワーカーホリックタイプで、神経質でいつもイライラしていて、プレッシャーのかけ方も私にとってはかなりきついものがある。おかしいなと思っても、納得できなくても、怒りを感じても、それらを表現する時間も場も与えられていないので、私は自分の中に抑え込むことをし続けてきた。そうしないと居続けられないのだが、本当にきついことをしてしまっているのだとあらためて感じる。
会社の中で、私は自分ばっかり損させられているような思いにとらわれながら、かたくなに心を閉ざして収入のためだと言いきかせながら毎日を過ごしている。
自分がどうあがいたところで自分を取り巻く環境が変わることはないが、何かもう少し自分が楽にいられるような方法があるのかもしれない。
どうして利用者さんが素直にいられるのかを感じてみるのもひとつですよ、スタッフさんの言葉だ。
各々がフリースペースの中でどんなふうに自分の居場所を見つけているのか、そんなことも感じ取ってみたい。
なんだ同じ人間じゃないか、Fさんんと話しながら感じたことだ。
妹の死を乗り越え、今母と向き合おうとし、PSWの勉強をしている。もう十分すぎるぐらいではないか。
なにが普通で、なにが普通でないのかはむずかしいところだが、当たり前のことのように日常生活を営んでいる、そういう力があるということは実はすごいことだし、素晴らしいことだと思う。
人はすごいエネルギーをもっている、もちろん、私も・・・。
自分と向き合うという作業は本当に苦しいが、私にはそのエネルギーがある。
こんな私でいいじゃないか、と思いながら、利用者さんに巻き込まれることなく、明日もそこに居てみよう。」

「平成18年10月27日(金) くもりのち晴 実習五日目。

一昨日がんばりすぎてしまったこと、生活のリズムがちがっていることで疲れがきてしまっている。上手く休むことも心がけてみたいと思う。」

星組ライブビューイング、当選

2019年09月28日 12時50分28秒 | 日記
 10月13日の星組、東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング、いちばん近郊の映画館で当選しました。二駅となりの無人駅から徒歩数分のショッピングモール内。東京、神奈川、関西と人口密度の高いところは激戦だったようで特に東京はやはりすごい。こういう時人口密度の低いところは有利。劇団は貸し切るスクリーン増やすのかな。連休なので東京近郊でとれなかった方は少し足を延ばして地方への旅どうでしょうか。観たい方がもれなく観れるといいな。わたしは無事に生き延びねば・・・。

 ほんとに最後の最後、「星なんていらない、星なんていらない、お前にくれてやるよ」の時のホンとリーの表情が大スクリーンに映し出されるんですよね。カメラマンさん、たのみます。「道場だっさい、道場だっさい」って東京にきたら言われ続けている道場がようやく「ダサくない」と反撃できるようになったみたいでどう変化しているのか楽しみ。客席も巻き込んでみんなで笑ってみんなで泣いて舞台と客席が一緒に楽しみ舞台、幸せすぎます。現実つらい、ニュースみてもつらいことばっかり。心の引き出しをあけて幸せだった時間を思い出しています。

 メモリアルブック、読み応えたっぷり。ツボは小池修一郎先生のトップスター就任時のお祝いメッセージ。撮りおろし写真の舞台は、横浜、みなとみらい地区、赤レンガ倉庫ですね。懐かしの場所。朝早くに撮影したのかな。陽射しが照りつけると日影がほとんどないのですごく暑いところ。表情がどれも素敵な写真ばかり。12月にまた日比谷に行く時スパに泊まるつもりなので訪ねる余裕あるかな。

 あまり眠れていません。30日の花組ライブビューイング、10時30分から12時まで就労場所にいき、そのあと無人駅からの徒歩数分の映画館に行くつもり。過酷なことをしますがまるまる休んできつい人たちに頭をさげ、なおかつ書類がたまるのも疲れのでどのみち疲れます。月末の書類がどんどんくるタイミングなので苦しいです。なんかね脅しにかかってきたりすごんできたりする人たち相手に闘わなければならないせいか女性がみんなきつい、口が悪い、地域性なのかわかりませんがそういう中にいるの合わないのですごくつらいのでほんとは行きたくない、通勤もつらい・・・。

 がんばれ、自分・・・。

 BDをみるためのメディアって高いのかしら、最近はDVDでなくBDだけのことも多くなってきてほしいけど買ってもみることできない・・・。

吐きそうになりながら

2019年09月27日 18時59分54秒 | 日記
昨夜は二度目がさめながらなんとか六時間近くの睡眠。脳ミソしびれながら吐きそうになりながら無事に終わりました。帰り道無事かどうかわかりませんが今のところ生き延びています。月曜日午後と火曜日午前休みで時間給を申請。考えるだけでぞっとしますがどの道つらいです。収入は必要。ただそれだけ。今日もあちこちガンガン冷えています。いつまで続くのか。

ふらふらしながらなんとか一日が終わりました

2019年09月26日 23時14分36秒 | 日記
 昨夜は5時間半ぐらい眠ることができたでしょうか。本当は立っているのもやっとなぐらいになんだかふらふらしています。いうまでもなく睡眠不足だし、足腰の疲れが抜けないまま痛みが続いているので足元からふらふらしている感です。寒くなったら股関節硬くなって動かなくなるかもなあ、そうしたら自転車生活無理だよな。毎日きついきつい言っていますが30年間ほとんど乗ることのなかった自転車に今さら乗るなんて酷なことしてます。全く自分でわかっていませんでしたが、巨大都市と田舎町、人口200倍の差は体への負担となって如実にあらわれているみたいです。今日も朝から車ビュンビュンの飛び出しがおそろしくておそろしくて二度悲鳴をあげたので喉が涸れています。無駄にエネルギーを消耗しています。ようやく9月の終わり、まだ6カ月もあるんですけど自分もつのかな。ようやく郷里も朝は涼しくなってきましたがどこもかしこも冷房きつすぎて体がおかしくなりそうで一日一日生き延びていくのがやっとこさ。なんか死んじゃうのかなあ、いつふっつりと切れてしまうのだろうと毎日不安です。こんな睡眠不足で脳みそしびれまくりの、新しいことがはいるとすぐ上書き保存されてしまいまくりの仕事をやっているなと自分で思います。職員同士の関係性悪すぎるし、口を開けば毒ばっかり飛び散ってくるし、こんなところでよくこんな状態でよくこんな仕事をしているなあって思います。なんで周りが敵みたいな言い方になってしまうんだろうなあ、きこえてきて気分が悪くなようなことばっかり、自分に悪口が向いてこなくなったのはほんとに幸いでおそろしいです、やっぱり。今は今を生きるためにこのままやれるところまでやるしかないのですがずっとはいられない、ずっとじゃないですけどね、家に暮らし続けながらこの地域で訪問のある仕事は無理だとわかったのでこのあと居場所を求めていきたい気持ちはもうさらさらありません。幻滅しかない、地域性、昔から好きじゃなかったですがやっぱり好きじゃないみたい、だめみたい。『鎌足』のライブビューイング出遅れないで最初からみればよかったなあ・・・。

 30年という歳月はおもい、今さらでした、ほんとに今さら。山奥じゃないけど、過疎の村でもまだないけど、先のなさそうな町に戻ってくるなんて過酷でした。自分の郷里、わかってなさすぎでした。どこへ旅立っていこうか・・・。

 30日午前中だけ出勤するのか、睡眠不足の頭でまだ決め切れず休暇申請していません。出勤すると長いよね、一週間が長い。翌週は久しぶりに5日間フル、長いよなあ、長い。ぞっとするので先のことは考えない、考えない。明日のことだけ、明日車にはねられたり、倒れたりすることなく無事に生き延びられますように、今はそれだけ。

 明日星組の東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング、先行抽選の結果発表、田舎だから大丈夫かな。東京は間違いなく激戦。懐かしの横浜もかな、どうでしょう・・・。

星組『食聖』_赤ちゃん、可愛かったなあ

2019年09月25日 22時50分03秒 | 宝塚
 ほんのひととき楽しい時間思い出し、思い出すのは客席を巻き込んでホンの「うけとらんやないか」も含めて泣いたり笑ったり大忙しだった楽しい時間、最後はみんなが笑顔の大団円。紅パパが背負っている赤ちゃん、小道具の人形のはずなのに大劇場よりもさらに紅パパにしっかりとつかまっているようにみえました。小さな手の可愛いこと、可愛いこと。不思議です、ほんとに手といい足といいリアル赤ちゃんにみえました。パパがゆっさゆっさとたてにゆすってるの心配になりました。しっかりつかまってる赤ちゃん、可愛かったなあ。







きついですね、きつい

2019年09月25日 18時44分24秒 | 日記
 明日もまだ暑いみたいで郷里近郊の電車と店の冷房寒すぎ、キンキンがこたえます。昨夜はなんとか五時間は眠ることができたのか、わかりません。眠剤半錠で何度も目がさめてしまい熟睡できていません。口の中にずっと眠剤が残っている感覚で気持ち悪いですが、眠れないとこわいのでのまないではいられません。毎日すごく眠いのに眠れない。不眠との闘い。自転車からくる足腰の痛みもとれません。こんな状態でよく仕事しているよねっていうことなのですが、今日も吐きそうになりながら電話当番も含めてなんとか終わりました。脳みそ満タン。担当替えで職員たちがすごくわさわさしているし不満のオンパレードは相変わらずなのでそういう中にいるだけですごく疲れます。間違いを指摘されたらとにかく頭を下げますが職員さんしっかりしてよと思うことはたびたびあり、なんでこうなの❓どういう感覚してるの信じられないよ、って思うことはしばしばあります。ほんとにしっかりしてほしい、たのむよっていう感じです。むずかしいので職員さんもわかっていない。わたしがわからなくて当然なんです。また新しい情報を上書き保存。以前の情報は抜けていきます。電話のたびに緊張。30日は午前中だけ出勤した方がいい雰囲気になってきました。そして1日の午前中を休みにする。疲れてしまいますが、そこまでする作品でも残念ながらないとわかってしまったのですが、みりおさんの大劇場卒業だから見届けたい。がんばれるかな自分。人生の時間がまだたくさんあるわけではないので荷物減らしながら楽しむところは楽しんで悔いのないようにしたいです。それにしてもすごく眠い💤😭💤なのに眠れない。


 今日も車が牙をむいてむかってきました。テーボーの坂を自転車おしてあがり上がりきろうとしたところで車がびゅんとくだってきました。危なかったです、ほんとにマジであぶなかったです。また叫び声をあげました。予測運転してくれないとマジあぶないじゃないか、ワゴン車よ。〇〇走りかなんか知らないけどひどいよ、運転乱暴な車が多すぎる。ここに適応していくことなどできない、希望がなさすぎる、怒りと憎しみしかわきあがってこない、これ以上いない方がいいけどまだまだ荷物はある、お金もかかる、今はまだ動けない・・・。


 大草原の写真まだまだあるのにアップできないですね、せっかく訪問してくださるのにつまらないぐちばかりでごめんなさい。

三連休明けのスタート

2019年09月24日 22時42分31秒 | 日記
 三連休明け、眠剤半錠で5時間眠れないまま朝を迎えたのか、6時頃お手洗いで目がさめたあとすぐには眠れなかったけれど目覚ましの携帯アラームが鳴るまで少し眠れたのかよくわかりません。足腰の疲れが抜けきれず昨日は7時間眠れていなかったし、一日中眠気が残ったままなんとか無事に終わりました。それほど書類が多くなかったのが幸いでした。今日締め日でしたが休んだ分を結果的に余裕で挽回することができました。明日も書類が少なかったらそれはそれでつらいかもですが、予定表みるとお昼の電話当番だし、ほんとに手があいたら手伝うことありますかって声かければいいだけ。電話当番、なぜか金曜日だと思い込んでいたので予定表を見直してよかったです。これから月末にかけて週の後半はまたどっと書類がきます。30日に休むってけっこうタイミングが悪い。どうしようかと迷った末、先行抽選で申し込んでいたと思ってたけど申し込んでなかった花組大劇場千穐楽ライブビューイング申し込みました。30日休むっていうのはすでに予定表に入っているのですが状況によっては見送るかな、どうしよう。実は花組、みりおさんの退団公演なのに、特にショーは心に響いてこなかったんです。熱が客席に向いていなくって常套のさよなら公演でした。ツィッターをみていると同じことを感じたのはわたしだけではないようで比べるわけではないですが退団公演として星組がよすぎたかな、それぞれなんだなあ、という話は平日なのでここらへんで打ち止め・・・。

 またグチばっかりになってしまいますが自転車とテーボー、郷里で暮らし続けていくのはきびしくって無理だと思わざるを得ません。首都圏の一部だけが便利すぎるのかもしれませんが、帰りがけ定期券の更新するのに狭い地下街にすっごい列ができているのをみただけでげんなりなりました。自分は消費税あがってからにしようと思いました。おそい列をつくらずとも券売機で手持ちのクレジットカードを使ってささっと更新できればいいのにJALスイカのクレジットカードは使えないんですよね。スイカはすぐれものなのでJR東日本エリアを外れてしまったの大きい。生活のひとつひとつが今さら変わってしまうのは大きすぎました。利便性とクオリティが落ちるのは大きすぎました。便利な方に向かっていくならいいですが真逆ですからね、ほんとに今さらでした。帰省しなければ遺品整理はできなかったし、宝塚大劇場日帰りバスツアーに行くこともできなかったわけなのでこれでよしとしようと言いきかせていますが慣れるのはきびしい。大学入学と共に東京へ出て10年前に郷里へ帰ってきた同級生が慣れるのに10年かかったって話してくれたのでわたしが慣れないのも無理はなく、さらに歳をとっているので無理でしょう。日暮れが早くなると道路の危険は増すことを実感させられました。車ビュンビュンの道路の脇は真っ暗。狭いガードレールの内側を自転車同士すれ違うことはしばしばあるのですが木の陰でほんとに暗いところを少し考えごとしながら走っていたらすっごい勢いで自転車がすれ違っていってびっくりしました。すれ違った直後にびっくりしました。ぶつかる危険性大だったとわたしは思いました。すれ違うときはスピード落とそうよって思いました。考えことしていたからいけなかったですが、反対方向から自転車がきているの気づいてせんでした。冷や汗ものでした。車も自転車も無謀運転慣れっこなのかなあ、こわいですね、こわい。昨日の夕方エネルギーを振り絞ってコンタクトレンズを購入しにいきましたが老眼加速中で細かい字をみることの方が圧倒的に多くても遠くが見えないとこわいので度数を弱くすることはできませんでした。マイナス方向で都心との落差を感じるばかりで、気がつけば怒りと憎しみばかりで、郷里に希望を見いだすことができないでいる自分が哀しいです。いない方がいいんだろうなあ・・・。

 グチはいい加減にして、ようやくアマゾンで紅ビールを購入しました。郷里近郊ではコンビニにもスーパーにもありません。この商品を購入した人はこんな商品も・・・って表示されるのは紅さん表紙のヴァンサンカンでした。お仲間ですね。週末の楽しみにとっておいて、今夜も眠剤半錠。一錠のむと喉が渇きすぎます。明日はまた最高気温が32度?なの?冷房きつすぎるしきびしいです。あまり眠れないし死んでしまうのではないかと思います。いやいやまだ死ぬわけにはいきません。なんとか生き延びていけますように・・・。



大人になったね、与六

2019年09月23日 22時59分07秒 | 日記
 泣き虫与六からはや10年、昨日は『天地人』の舞台となった新潟県南魚沼市で行われたイベントに清史郎くんが参加。さすがに行けません。ツィーターにあがった動画をとおして、さわやかイケメン青年に成長した清史郎くんの元気な姿をみることができました。声変わりはすっかり終わったのかな。でも泣き虫与六の面影がありますね。「おかえりなさい」と迎えられ、はにかみながら与六の名台詞も披露。10年前一緒に始球式に登場した原作者はすでにこの世の人ではありません。時は流れました。大きくなったなあと遠い親戚のおばちゃんの気持ち、いやおばあちゃん?一昨年の7月、帝国劇場の客席で偶然清史郎くんと憲ちゃんに会えたのはほんとに人生のご褒美。来年ミュージカルの出演が発表されているし、再来年、いやその先でも帝国劇場に清史郎くんが戻ってくるのを見届けるまで死ぬわけにはいかないとの思いをあらたに刻みました。慣れないことづくしの郷里の生活に適応できず苦しくて吐きそうですが、車にはねられないように気をつけて、真っ暗なところに突然わいてくる人や自転車とぶつからないように気をつけて、なんとか生き延びていきたい。また苦しい仕事、連休明け、あまり眠れていない頭はぼけぼけでこわい。暑さぶり返しの冷房キンキンがこたえる。無事に生き延びられますように・・・。

 
写真は劇団ひまわりと新潟日報のツィーターからお借りしました。