たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

子供がコロナをうつして、もし高齢者が亡くなったら?

2022年01月31日 23時03分15秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月27日付アゴラ言論プラットホームより、

「インフルエンザは毎年1千万人が感染して1万人の超過死亡が出る。これまで、インフルエンザ死の1万人に対してたとえ1件でも感染元を「犯人」と責め立てたことがあっただろうか。肺炎球菌は子供の約半数が保菌していて、毎年数万人の高齢者が死亡する。これまで、数万人の肺炎球菌性肺炎死に対してたとえ1人の子供でも感染源として責められたことがあっただろうか。

今まで社会はそんな判断を一切してこなかった。そんなことをしたら人間の健康と幸福から遠ざかってしまうからだ。毎年何万人も死んでいる諸々の感染症について、一つ一つに感染元・犯人を探すことが常となってしまうのなら、高齢者と子供は一年中全く接触できなくなってしまう。微小なリスクまでをゼロにしようとするのなら健康な大人同士の接触も出来なくなってしまうだろう。人間社会は決してそんな判断をするべきではないのだ。

感染症は、個人のせいに‥ましてや子供のせいにしてはいけない。

いま、コロナ死が2年で1.8万人。しかもその殆どが高齢者、健康な若者の死亡例は実質ゼロだ。どうして社会全体が恐怖に包まれ、国民同士の接触を絶って、自殺を増やさなければいけないのだろう。欧米の莫大な被害に引きずられてしまっただけなのではないだろうか。」

https://agora-web.jp/archives/2054842.html


 
2022年1月29日付読売新聞オンラインより、

「同会議に先立ち、全国知事会長を務める平井伸治・鳥取県知事は記者会見で、計34都道府県で適用されている「まん延防止等重点措置」について「飲食店だけの今の対策は間違い。本当の感染現場は学校や保育所だ。政府や専門家は十分認識していない」と批判した。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9ef0c50cf8e9284dd160681e41c2d6a95b8051b/comments?page=9&t=t&order=recommended

 
2022年1月31日付47Newsより、

「オミクロン対策、従来通りの「まん延防止」効果はあるの? 国内で最も早く流行の沖縄、琉球大の藤田次郎教授に聞いてみた-

 藤田教授は重症化しにくい理由を「オミクロン株はウイルスが上気道での増殖にとどまり、肺に落ちてこないため肺炎が起きにくい」と説明、デルタ株以前と比較して重症者の少なさを実感する。琉球大病院の入院患者のほとんどは高齢者か糖尿病など基礎疾患を持つ人で、「もちろん高度肥満、高齢者、および基礎疾患のある方は人工呼吸管理になることもあるものの、多くの方は肺炎の治療というよりは、元々の病気の看護や介護がメインとなっている」と話す。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cad600a2fcfd598d042602ce61812544af78f64c?page=3

 
 メディアが嬉しそうに?流している本日の感染者数、○○人死亡。内容を読むと、いずれも高齢、基礎疾患ありという状況に変わりはなさそうです。かかりつけ医が言っていたようにコロナ自体で亡くなったのではなく、もともとの病気が誘発されて亡くなったということではないでしょうか。ここをゼロにすることがゴールなのでしょうか、だとしたら永遠に終わりません。もう子どもたちを解放してあげてほしいです。

1997年雪組『仮面のロマネスク』-オンデマンド配信中

2022年01月31日 16時03分19秒 | 宝塚
なつかしの雪組-1997年『ゴールデン・デイズ』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b49fae2ffd3bb9088c4b3acedd114b7d

なつかしの雪組『仮面のロマネスク』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/dcc4c16239307073f2864dc19f9c86f5?fm=entry_awp


 ヴァルモン子爵:高嶺ふぶき
 メルトゥイユ侯爵夫人:花總まり
 ダンスニー男爵:轟悠
 ジェルクール伯爵:和央ようか
 トゥールベル夫人:星奈優里
 アゾラン:安蘭けい

 1997年雪組『仮面のロマネスク』、タカラヅカ・オン・デマンド15周年を記念した雪組特集で1か月限定配信中。この作品が選ばれたということは、根強いファンがたくさんいるということなのでしょう。柴田先生のオリジナル演出。場面転換のために幕をしめるのは今はみられなくなった演出、時の流れを感じます。幕開きの銀橋で花ちゃんに続いてゆきちゃんが登場するところをアップでとらえているカメラアングル、ビデオ販売用に撮影された映像でしょうか。

 ゆきちゃんの退団公演、柴田先生に「女性の敵みたいな役やけどいいか」って言われたと、以前オンデマンド配信でみた紅ゆずるさん、早花まこさんとの対談で話しています。(紅さんとまこさん、大好きすぎて入団後仮面のロマネスクごっこしていたと話しています。紅さんの初めての大劇場観劇作品)。ゆきちゃん、お化粧上手だし、指先まで美しい、顎に手をやってちょっと上目づかいでにやっとしているところがたまりません。花ちゃんはエリザベートを演じたあとで、貫録の美しさの中に可愛らしさもあります。袖がたっぷり膨らんだドレスの着こなし、さすがです。最大の萌えポイントは、ヴァルモン子爵が、混乱して自分の足元にすがりついてきたトゥールベル夫人の左手を、優しくポンポンとするところ。トゥールベル夫人の部屋から、次はセシルだと部屋を移動していくところもたまりません。リアル男子だと生々しすぎて許しがたいところを、男役が演じることで美しい世界観に昇華されています。トゥールベル夫人をここまで説得力がある役にした星奈優里ちゃんもすごく美しいです。法院長の箙かおるさんが倒れた優里ちゃんをお姫様だっこしているのに今さらびっくり。当時は当然のようにみていた気がしますが、再演した花組では寄り添い歩いて袖に連れていく演出になっているので、箙さんすごいと思いながらみています。

 衣装も素敵。お金かかっているのだろうなと振り返ってみると、日東紡績が衣装生地提供となっています。25年前も今もこんなにも贅沢でキラキラな世界を味わうことができるのが宝塚。演出助手には、中村一徳先生と齋藤吉正先生の名前。こうして受け継がれてきているのが宝塚。

(公演プログラムより「愛の真実-柴田侑宏」)

「ラクロの「危険な関係」は発表のあと、発禁の憂き目をみた。その理由は不道徳・反宗教的な恋愛心理を、18世紀フランス貴族社会の衣を剥ぎ取るように描いたためとされている。だが後年レイモン・ラディケやT・S・エリオットに影響を与え、またジイドやサルトルやマルロオらにその価値を認められている。

 それは恋愛という心の動きが、他の人間関係や社会との係わりのすべてを削ぎ落した後に純粋な人間関係の心理として描かれているからだろう。そこには精神的肉体的欲求のまにまに、人智を絞り尽くしての純度の高い恋愛心理の探求がある。時にはゲーム感覚ともいえる心の動きを、理詰めに追求していく試みや、洗練された貴族的な感覚で決めていく殺那的な切れ味の面白さもあって、これは蒸留された典型的な恋の心理と言えるかもしれない。

 高度な科学技術と複雑な経済構造が優先される社会の中では恋愛が時には不純に歪められ、時には軽視され踏みつけられている。貴族社会であるゆえにアナクロニズムのようにさえ見えるこの作品の世界を、現代に生きる人々に見てもらうのは、軽視されつつある恋の情熱と愛の本質を、追憶ではなく感じ取ることができればと思うからである。ここに登場する人物たちの心の動きや、恋の形の片鱗は、私たちの身辺のあちこちに潜んでいるのではなかろうか。」

 近年柴田作品が再演されていない年はないのではないでしょうか。直近は花組全国ツアー『哀しみのコルドバ』、トップスターへのあて書きでありながら、演出をかえて再演できる普遍性をもつ作品たちは宝塚の財産。これからも上演されていくでしょう。



 ゆきちゃん、どうしているのかときになっていたら、先日久しぶりにインスタグラム更新されました。のんびり過ごされているみたいで安心しました。同世代、元気でいてくださるだけで十分です。花ちゃんとの大劇場トップコンビ、二作品だけですが今も大好きです。優里ちゃんとのコンビ、日本青年館で『グッバイ・メリーゴーランド』を観劇したことはまた振り返ろうかな。


アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第三部ルウェリン-第一章より

2022年01月30日 14時48分38秒 | 本あれこれ
アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第二部シャーリー-第三章より
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/97093cd119163d1243459d581e311782



「ルウェリン・ノックスはホテルの窓の鎧戸を開けはなって、かぐわしい夜気を部屋に迎えいれていた。眼下には町の明りがきらめき、さらにその向こうに波止場の灯がまたたいている。

 ルウェリンは、ここ数週間感じたことのない寛ぎと平和が心を満たすのを覚えていた。もしかしたらこの島で、自分はしばしば歩みを止め、自己を再吟味し、将来について考えることができるかもしれない。今後の生活のパターンは、輪郭だけははっきりしていたが、細部は依然としてぼやけていた。苦悩とむなしさ、そして疲労-その一時期は今や彼の背後にあった。もう少ししたらーおそらく日ならずして、彼は人生の新しいスタートを切ることができるかもしれない。市井の人の単純な地味な生活、それをルウェリンはこれから始めようとしているのだった。不利な点といえばただ一つ、40歳という年齢で、それをはじめることだったが。

 彼は振り返って、部屋の中を見回した。無駄のまったくない簡素なしつらえだが、いかにも清潔なのが快かった。顔と手を洗い、わずかな持ちものを鞄から出すと、部屋を出て階段を二つくだった。ロビーの片隅の机の後ろにクラークが一人いて、何かかきものをしている。ちょっと目をあげて、遠慮がちにルウェリンを見やったが、とくに関心も好奇心も示さず、すぐまた仕事に注意をもどした。

 回転ドアを押して、ルウェリンは街路におり立った。空気は暖かく湿り気をおび、よい香りがした。

 熱帯地方特有のどこか異国的なけだるさは、ここには感じられなかった。それは心身の緊張を解きほぐすのにもってこいの暖かさだった。文明世界の気ぜわしいテンポは、遠く置きざりにされていた。この島では、人はあたかも、ひと昔前の日々を歩んでいるかのようだった。その時代には、人間はすべてにもっと余裕をもっていた。よく考え、急がず慌てず、しかし、つねにさだかな目標を見つめて歩んでいた。この島にも貧困は存在するだろう。苦痛も、肉体のさまざまな疾病もないとはいえない。しかし、より高度の文明につきまとう神経障害、熱っぽい性急さ、あすについての思い煩いは見られなかった。職業婦人の余裕のない表情、子どもの将来にすべてを賭ける母親の思いつめた目つき、自分と自分の家族が人生の戦いの敗残者にならないように、たえず苦闘している実業家の灰色の顔、より安楽なあすの生活、あるいは単に現在の暮らしを維持するためにあくせくしている、大衆の疲れた不安げな顔ーそうしたすべては、今ルウェリンの傍らを通りすぎて行く人々の中には見出されなかった。彼らはたいてい、彼の顔をちらりと眺めるだけで通りすぎて行った。礼儀正しい目ざしで彼を外国人と見てとり、すぐまた目をそむけ、おのおのの歩みを続けて行く。ゆったりと、落ち着いた足どりであった。夕方の散策であろうか、たとえ行く先をきめて歩いているにしても、心せく様子は見られなかった。今日果たせない用事には、あすという日がある。待ち人がこなければ、もう少し待つだけのことだ。腹を立てる者とていないのだから。」

(アガサ・クリスティー、中村妙子訳『愛の重さ』早川書房、昭和62年4月30日第七刷、195-196頁より)

                                        →続く

雪組『ODYSSEY-オデッセイ-』-東京国際フォーラムチケット

2022年01月29日 23時42分00秒 | 宝塚
雨が降らなければ虹は出ない(No Rain,No Rainbow)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/479406880482d8276eb177e9014c5162

 1月10日(月)から1月22日(土)までの全日程中止となった、雪組東京国際フォーラム公演『ODYSSEY-オデッセイ-』、劇団は必ずどこかでリベンジするべく調整しているのだろうと思います。だから無観客ライブ配信もなかったのかなと推測しています。一昨年の2月から、完全に幻となった公演はありません。劇団には、いい意味で執念があります。その時わたしは観劇することはきびしいかもしれませんが、野口先生がものすごく力を入れたであろう作品に、光のあたる日がくることを祈っています。

 幻となった1月17日(月)のチケット、佐川急便さんで届いていました。なにもしなくても、3月の友の会の引き落とし日に返金されるとのこと。幻となったチケットは、この世にいる間、こんな日があったのだということを忘れないよう、手元に残しておきましょうか。

 初の東京国際フォーラムでの宝塚観劇、みたかった・・・。

 







このタイミングで先天性の股関節脱臼による変形股関節症の診断、手術の告知、整形外科の手術後回し、思考停止、断捨離しながら積読本の整理・・・。
心身共に健康でいられる間にできるだけ心残りのないよう生きられたら、もうそれでいいのかなと思うこの頃・・・。

まず、私たちの意識を変えなければなりません

2022年01月29日 15時21分21秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月25日付プレジデント・オンラインより、

「「日本はコロナでいつまで失敗を繰り返すのか」現役医師がそう溜め息をつくワケ

私たちが恐れるべきは新型コロナよりも、経済の低迷による暮らしが脅かされるという現実です。

まず、私たちの意識を変えなければなりません。

そもそも「コロナはあくまで忌避すべき」という認識を、世界や日本で確認されたデータを基に、私たちの意識をアップデートしていかなければ経済も暮らしもよくなりません。
それを最初から放棄して、いまだに自粛とワクチン一辺倒を続けているのが、コロナ専門家です。コロナの感染拡大当初から継続されているマネジメント失敗の本質と人災の原因だと言えるでしょう。

コロナ専門家のマネジメントの失敗は、私たちに恐怖心を増長させ、自粛や規制によって経済をいたずらに冷え込ませました。

デルタ株以降、感染者数と死者数の「リンク切れ」(あるいはdecoupling、非連動)が鮮明になったにもかかわらず、対策のアップデートを怠ってきました。
では私たちはこの不条理にどう立ち向かえばいいのでしょうか。
それは、自分たちで離脱していくほかありません。冷静に、確認されたデータを基に私たちが意識をアップデートしていくことが重要だと思います。

私たちがコロナの存在を忘れて「どっちでもいい」と寛容になることが、この一連のパンデミック騒動の終着点になるでしょう。私たち自身が、私たちの暮らしと未来を守るのです。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/016cb56c4123976a37f03b92b67f4d9c5a68ffa4?page=3


2022年1月29日付デイリー新潮より、

「分科会メンバーも「飲食店時短」の意味を疑問視 専門家らが「尾身会長」を徹底批判する理由

尾身会長は科学者なのだから、発言の科学的根拠を示せばよかったはずなのに、こともあろうに、全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)に、「ご迷惑をかけた」と陳謝。その結果、最終的に政府に提言された対策には、「知事の判断により、人流抑制を加味することもありうる」という文章が加わってしまった。

こうして話を聞くと、尾身発言には、根拠があったとわかるが、それを説明しないままだから、不安をあおりたいワイドショーの餌食にされてしまう。

「沖縄県は、1月31日まで適用されている“まん防”の延長を知事が政府に要請しましたが、第5波までのような画一化された対応を、全国に先駆けて沖縄から変えていく必要があります。いまは疲弊した経済を活性化するときで、オミクロン株の病原性であれば、経済と医療を両立させるべきです。私のような感染症の専門医が、経済活性化の必要性を訴えることが、とても大事なメッセージになると思っています」」

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3e39260478fd4bd344182301e0754799dea2de?page=4

「市によると、死亡した(80代)女性は別の疾患で市内医療機関に入院しており、発熱などの症状が出たため検査して陽性が判明。酸素投与などの治療を受けていた。死因は敗血症で、ワクチンは3回接種済みだった。」https://news.yahoo.co.jp/articles/0eb17171dcd554db824cf6ebac1f755f93891a55

 「1人死亡」の見出しに、こうして詳細を書いている記事はまだマシなのかもしれません。一般の、80代、90代の方の死亡発表、これ以上必要でしょうか。健康な、50代以下のコロナ死の報告事例は見当たりません。特に今しかない時間を奪われている子どもたちを、もう解放してあげてほしい。社会全体をみていかに回していくかを考えるのが為政者の仕事のはずなのに、なし崩し的なインフルエンザと同じ扱いへの移行、責任の押し付け合いになってしまっているようにみえます。わたしたちが煽りにのらず、冷静になっていくことで、為政者たちが変えて行かざるを得ないようにしていくしかないのかもしれません。

整形外科の手術はあとまわし

2022年01月28日 21時58分56秒 | 日記
 なんとか無事、総合病院までの直通バスに間に合いました。コロナ緊急患者用のベッドをあけておくために、2月は整形外科の手術をしないようにとのお達しが、お上からあったそうです。3月もわからないとのこと。なので手術は早くても4月、今年中にはやりましょうということで、次回の予約は2か月後、痛み止め2か月分の処方箋をもらって本日の外来は終わりました。血液検査などには問題なく、筋肉を落とさないように散歩したり、体操したりしてくださいと。県内全部の総合病院へのお達しなので、医師個人でも病院でもどうすることもできない、従うしかないということです。コロナ以外の疾患、特に整形外科は後回しにされるという医師のツィートは本当でした。たしかに日々命がむしばまれていく疾病ではないので、優先順位低いとエラい人たちは考えるということですね。コロナの特別扱いはどこまで続いていくのか。みんな生活あります、モヤモヤします。たしかに緊急性はないけれど手術をしないと日常生活に支障がでている人はわたし以外にも何人もいらっしゃるだろうから、いつになるのかみえなくなってしまいました。2-3週間の入院で、退院する時には歩けるようになるそうです。術前に必要な血液を二週間かけて採っていくとのこと。どこかで1カ月半がんばれば、山歩きは無理だけど一人旅ならできるぐらいの可能性はひろがることになるそうですが、はて?? 宙組の東京宝塚劇場公演は4月、まだチケットないですが無事に観劇できるかなと、そればかりが気になります。痛み止めは副作用がなく、一日に2錠までのめるとのこと。いちばん寒い季節の痛みはこたえます。かばいながら歩いているので疲れると、部屋で足がつりそうになります。少し楽になるといいなと思います。

 これまでの人生でほとんどお世話になったことのない総合病院、直近は昨年の3月だったかな、4月に入ってからだったかな、業務でカンファレンスに出向いただけ。広いところだし換気もしているのでしょうが、病棟の独特の匂いと空気感は、いるだけで具合悪くなります。行きたいわけではありませんが先天性なので仕方ありません。外は寒いし、中は暑いし、すごく緊張したので疲れました。ロビーの椅子で休んだ時、持参したマウントレーニアのカフェラテ(しばふちゃんパッケージ)をのみましたが、バスの揺れで気分悪くなって、朝のバナナと共に吐いてしまいました。一つ目のバス停で降りてから、ごめんなさいキャトルレーヴの袋に吐いてしまうまでなんとかもちこたえました。時間をかけて部屋に帰りついてからもフラフラ、なんとか少し食べられるようになりました。こういう時期にありがちな体調不良。もし熱がでたら、抗原検査受けて陰性にならないと、かかりつけ医で診てもらえない?薬もらえない?こわいです、ほんとに。コロナ自体じゃなくて、この今の状況がこわいです。

 人口股関節への置き換え手術をした、90%以上の方がやってよかったと言っているとの説明でした。100%ではない、完璧ということはありえない。手術中、血圧がさがっていくこともある、何があるかわからない。100人に1人、感染症になる。基礎疾患のある人がなりやすいとのこと。10年ぐらいで再手術が必要になることもこれまであったけれど今なら死ぬまでもつだろうとのこと。ワクチン打ってないですが、とたずねたら打った方がいいけれど、人それぞれの考え方があるので強制ではないとのことでした。緊急連絡先は離れたところにいる弟しかいないけれどいいですか、とたずねたらいいそうです。お弁当とお惣菜を買うばかりですが、今はできるだけ野菜、魚、牛乳、大豆製品を採ることを引き続き心がけていこうと思います。無事に花組を観劇することだけを考えましょう。

 クロネコヤマトでキキちゃん(花組のチケットが入った阪急交通社の封筒)がやってきました。キキちゃんを捨てることができなくて、毎回切り取ってファイルしているという方をみかけました。わたしもそうしようかな。『プロミセス・プロミセス』のデジタル音源が配信されたのでダウンロードしなければ。3曲で600円ちょっと、宝塚はおサイフにやさしいです。生きるための必要経費と考えれば、ほぼ無料みたいなものです。東宝さんからは、ドッカンドッカンとお知らせが届いています。一昨年中止となった海外版権の作品たちを、リベンジするべく調整してきている東宝さんも素晴らしいです。長い歴史の中で培われてきた、大切な舞台を絶やさないという心意気とノウハウに拍手。すでにチケット争奪戦は始まっています。生きていないといけないんだなあと思います。





夢と希望がある場所、人生に必要な場所。







バスに乗れますように・・・

2022年01月28日 09時42分04秒 | 日記
一番寒い季節、右の股関節がかたまってうごかないのはつらい、かばっている左足もつらい。

曇り空は体がおもい。

なんとか5時間は眠ることができました。

ぼうっとしていますが、不安神経症に打ち勝って、総合病院までの直通バスに間に合わないますように・・・。

5~11歳のコロナワクチン接種 「努力義務」の結論は持ち越し

2022年01月27日 23時55分45秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月26日付毎日新聞より、

「5~11歳のコロナワクチン接種 「努力義務」の結論は持ち越し

 デルタ株までの変異株で得られた知見により、子どもへの接種が進むことで、社会全体の感染者数や重症者数を減少させる効果が期待されるとした。

 妊婦が努力義務の対象外になっているのは、新型コロナワクチン接種が始まった当初は、有効性や安全性に関する知見が十分ではなかったためだった。この日の分科会では、エビデンス(科学的根拠)が集まってきたとして、妊婦にも努力義務を課す方向でまとまった。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5fa2d0aa41b057e8cc374ed9b175f4b4601be0

2022年1月26日付サイエンスポータルより、

「猛威のオミクロン株、子供の感染者増加と亜種を警戒 厚労省の専門家組織

「年代別では20代が減少する一方、10歳未満が増加している」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3019de7bd6f060e7b806eab64f4ad82793f9a1b5


2022年1月27日付時事通信より、

「3回目接種の前倒し要望 検査体制拡充も、政府と協議 与野党」
https://news.yahoo.co.jp/articles/11748f31fb4b88c4d146daa26592121754d0b93a/comments

 自治体から12歳未満の子どもがいる世帯への接種券の送付が始まるようです。このタイミングで、子どもへの接種を促すような印象操作と読めてしまいます。自分で判断することのできない子どもたちに、あなたのせいでおじいちゃん、おばあちゃんが死ぬことになってもいいのかなどという圧力をかけていいものでしょうか。感染拡大を防ぐためであったはずが、接種率をあげていくことを目指しているようにみえます。こわいですね、妊婦さんにも努力義務をかすとか。

「努力義務」、労働法制では事業主が雇用責任を免れることができるようにうまく使われています。わたしたちの命にかかわるところでは、このように同調圧力をかけやすいように使われてしまうのかとおそろしいです。玉虫色の言葉と思います。「自己責任」も巧みな言葉。

泉大津市のホームページより、「ワクチンの安全性と副反応について」

国内における新型コロナワクチンの副反応について、厚労省の資料にもとづいてわかりやすくまとめられています。
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/kenko/kenkodukuri/osirase/kennkoujyouhou/koronawakutinsessyu/7070.html

 無料の検査、東京都のホームページをみるとクリスマスの頃から始まっているようです。無症状の方が対象となっていますが、症状のある人だけが検査を受ければ陽性判定者の人数は減っていきませんか。なんでもタダは人をだめにします。検査もワクチンも本当に必要な人が、一部自己負担で受けるようにすれば落ち着いていきませんか。

情報は待っていても、ちゃんとした情報がなかなかつかめない

2022年01月27日 15時27分29秒 | 気になるニュースあれこれ
 厚労省のホームページに公開されている2021年12月24日付の、ワクチン副反応の疑いの資料にもとづいた泉大津市長のメッセージ。

「泉大津市秘書広報課:新型コロナウイルスに関する市長メッセージ②(R3.12.28)
厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会 資料」

https://www.youtube.com/watch?v=A1y4UKlEqTY

「健康な若者は(コロナで)重症化しないということが言われている、一方ワクチンによる重篤な副反応がこれだけ出ていることをどう受け取るか、非常に大事なことだと思っている。このあたりの数字をしっかり見定めていただいて、特に若年層への接種についてはきわめて疑問をもっている。

 事実こういうことがあるということはしっかり情報をみてください。マスコミ、テレビはこういうことをなかなか報道しないし、2021年5月までが今回のワクチンは臨床治験中ということで、その時々であらたにわかってくることがあるワクチンなので、いいことも悪いことも含めて判断をしていくことが大事だと思っている。

 心筋炎、心膜炎についても資料が出ている。若年層、若い男性に報告頻度が多い。事実としてこうした頻度が高いということが出ている。コロナで健康な若者は重症化しにくいということが言われているにもかかわらず、こうした報告がしっかりとあがってきている。こういう事実があることも知っていただきたいし、もし打った場合、激しい運動は控えないと危ないと思う、いろいろなお医者さんからそういったアドバイスもいただいており、知っているか知っていないかで大きな差になってあらわれてしまうのはダメなので、できたらこういうことをしっかりと知っていただきたい。

 体調が悪くなって登校できなくなることも稀ではあるが出てきている。なかなか重篤な事例が出てきているのも事実。

 わからないことがほんとに多い。接種についてはそれぞれの判断を大事にしたい。

 ワクチンの副反応について、しっかりサポート体制をつくっている。困っている人がいたら助けていきたい。市外の方でもなかなかきいてくれるところがないということがあれば、チラシに書いてある問い合わせ先に問い合わせいただいたら、なにかしらサポートできると思う。

 情報は待っていても、ちゃんとした情報がなかなかつかめない。偏った情報しか入ってこないので、できたら情報は自分でとりにいっていただくことも大事にしていただきたい。」

 

 昨日久しぶりにかかりつけ医のクリニックへいくと、抗原検査を受けられるようになっていました。わたしが手術のために入院するかもしれない2月上旬にはコロナはたぶんおさまるとのこと。コロナで亡くなっている人はコロナ自体で亡くなっているのかおたずねしたところ、感染するともともとある病気が誘発されて亡くなっている、つまりインフルエンザと同じ。厚労省のホームページにあるとおりの認識でまちがいないとのことでした。

「新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方です。」

2022年1月版新型コロナ感染症のいまに関する11の知識より、
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf


「1番のコロナ対策は「テレビを消すこと」」
https://www.instagram.com/takahisa_taniguchi/



那須動物王国の”コロナちゃん”が歩く練習している様子。とても賢い猫だそうです。
https://twitter.com/nakprstaff/status/1486561326512041986

アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第二部シャーリー-第三章より

2022年01月27日 01時18分03秒 | 本あれこれ


「ポールドック氏は人差指を尽きだして振った。
「シャーリーはすぐ、まるっきり同じタイプの別な若僧と一緒になって帰ってくるよ。人間は自分のほしいものについてはよく承知しておる。シャーリーはヘンリーがほしいんだよ。もしも、彼という男が手にはいらなければ、あたりを見廻して、なるべくヘンリーと似たような男を探しだす。わしはそういう例を何度も見てきた。わしの親友がひどいあばずれと結婚した。細君のおかげで奴さんの生活は地獄も同然。さんさんに悩まされ、いじめられ、顎で使われて、いっとこも心の安まるときがなかった。なぜ、斧でも振りあげてぶっ殺してしまわないかと、はたでふしぎに思うくらいの悪妻だった。ところが思わぬ幸運が舞いこんだ。細君が両側肺炎にかかって死んだんだ!六か月後には奴さん、生まれかわったように見えたものだった。人柄のいい女性で、やつに関心を示すむきも二、三あった。ところが一年半のちにどういうことが起ったと思うね?前のに和をかけたひどい女と再婚したのさ。人間性というやつはまったく不可解だて」と大きく息を吸いこんで続けた。

「だからローラ、悲劇の女王のようなそんな顔をして歩きまわるのは、やめた方がいい。あんたは前にもいったように、人生を大真面目にとりすぎる。ほかの人間の人生を肩代わりするわけにはいかない。シャーリーは自分の畝を自分で耕すほかないんだ。それにわしにいわせれば、あの子だって、自分のことを自分で始末するぐらいの能力はもっているよ。おそらくあんたが手を出すより、はるかに有能にやっていくだろう。わしが心配しているのは、むしろあんた自身のことだ、ローラ。これまでもそうだったが・・・」」

(アガサ・クリスティー、中村妙子訳『愛の重さ』早川書房、昭和62年4月30日第七刷、126頁より)