たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

【ラグビー】全国高校選抜大会、決勝戦中止。東福岡の出場辞退により、報徳学園が優勝に。

2022年03月31日 14時48分58秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年3月30日、

「【ラグビー】全国高校選抜大会、決勝戦中止。東福岡の出場辞退により、報徳学園が優勝に。

 東福岡と1回戦(25日)で対戦した國學院久我山より、新型コロナウイルス陽性者が昨日29日に確認されたため、大会実行委員会は感染拡大防止の観点から東福岡に辞退勧告。東福岡はそれを受け入れた。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/efff435449f93d0af90a8fc039412bb4d8c1a3b0


 昨日まで元気だった高校生がバタバタと倒れて病院が満杯になっているのでしょうか。いつまでこんなことを続けるのでしょうか。


 社会活動をとめて日本を沈没させるようなことしか言えない専門家のご意見をこれ以上うかがう必要ありますか?もう退場していただきたいです。幽霊病床に何百億円という補助金をうけとって、どこまでわたしたちの普通の生活を破壊すれば気がすむのか。

2022年3月30日日刊スポーツ、

「「尾身茂会長「波で非常に特徴違う」第7波可能性警戒感示し警鐘 緊急事態宣言発令の可能性も示唆」」

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202203300000970.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp


 小池さんの要請で、参院選選挙の前に?岸田さんもようやくコロナ特別扱いを見直さぜるを得なくなっていくのか、なにも決断できないトップがようやく決断するのか?


2022年3月30日FNNプライムオンライン、

「コロナ扱い見直しを 小池都知事が岸田首相に要請

新型コロナウイルスは現在、感染症法で結核などと同じ扱いになっているが、小池知事は、岸田首相に、オミクロン株の特性をふまえ、この扱いの見直しも含め、必要な対応をとるよう要請した。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0fabe75da1008e743ccd6af249abc064fe0332


 町医者の入口で検温して、熱があったら院内に入ることができない、診察してもらえないなんておかしな話です。コロナだけが特別こわいもので、他は命に関わらなければあとまわしでいいんだよなんておかしな話です。2019年まで、毎日どこかで新しい命がこの世に誕生すると同時に、どこかで命の時間のかぎりがやってくれば永遠の旅に出るということは当たり前だったはずです。こうして命はつながってきています。今まで連綿と社会はそうして続いてきているはずです。不老不死を目指して?これから生まれてくるはずの命、これからがある命を犠牲にし続ける社会はもう沈没し始めているのかもしれません。すでに手遅れでしょうか。


マスクを着けられない子どもを認めて 小平市議会が全会一致で請願を採択

2022年03月31日 01時32分20秒 | 気になるニュースあれこれ
「マスクを着けられない子どもを認めて 小平市議会が全会一致で請願を採択 学校の感染予防ガイドライン修正へ

 小平市議会は3月定例会初日の2月28日、新型コロナウイルス感染をめぐってマスクを着けていない子どもを差別しないよう指導することなどを求めた請願を全会一致で採択した。請願は給食時の黙食やマスク会食についても見直すよう求めており、教育現場の行き過ぎた感染対策の緩和を求める署名運動が実を結んだかたちだ。」

https://www.skylarktimes.com/?p=37603&fbclid=IwAR3klb-K3rChMrQcerNWrkHHusvz5oDdAdhyaGBU6JfaPo1kRupkaSnrwhM



 昨年2月、体育の時間にマスクをしたまま走ったあとに倒れて亡くなったお子さん、小学校の卒業式に写真で参加されたそうです。親御さんがツィッターで報告されています。

https://twitter.com/r2kchips/status/1367241730525777923

2021年8月10日産経WEST

「年内にも再発防止策答申 高槻市の小5死亡事故

 高槻市の市立小学校で今年2月、当時小学5年の男子児童が体育の授業で持久走をした後に搬送先の病院で死亡した事故で、市教委は10日、外部の有識者3人で構成する学校事故調査委員会の初会合を開いた。」

https://www.sankei.com/article/20210810-EZFLPNBATFPXDKEGHDAX3CM7QI/



2022年3月29日毎日新聞

「感染研がエアロゾル感染認める 飛沫、接触の報告書から一転」

https://news.livedoor.com/article/detail/21913595/



 コロナ予算、令和2年度だけで77兆円、令和3年度も50兆円?(東日本大震災の復興予算は10年で32兆円、ロシア軍に破壊されたウクライナの損失70兆円)で、日本はなにを得たのでしょうか。

「「世界最大級」のコロナ対策予算を計上して、GDPが減少する日本」

https://diamond.jp/articles/-/273703

 住いの団地前の公園では夕方になると子どもたちがサッカーをして走り回っています。元気な姿に安心すると同時にマスクをしていることが心配でなりません。子どもがマスクをしないで大きな声を出している姿に、こわいと感じる大人が一定数?いるということに驚愕しています。77兆円で得られたのは、任意なはずなのに大人たちが誰もマスクを外せない社会?子どもたちを悪者にする社会?岸田さん、G7で見事にマスク外されていましたよね。コロナ死平均85歳、自然免疫力が高いとされる、未来ある子どもたちはもういい加減、解放してあげるべきではないでしょうか。このままでは本当に日本沈没・・・。



日本の原子力安全維持体制の形骸化

2022年03月30日 16時15分26秒 | 東日本大震災
東京電力・福島第一原子力発電所事故の特徴
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b167f2d9cb993c57954ff0cafec64029




『福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書 』より、

「福島原発事故独立検証委員会 北澤宏一委員長メッセージ
 不幸な事故の背景を明らかにし、安全な国を目指す教訓に

-日本の原子力安全維持体制の形骸化-

 この検証の中で、日本の原発の安全性維持の仕組みが制度的に形骸化し、張子のトラ状態になっていることが明らかになりました。その象徴は「安全神話」です。安全神話はもととも立地地域住民の納得のために作られていったとされますが、いつの間にか原子力推進側の人々自身が安全神話に縛られる状態となり、「安全性をより高める」といった言葉を使ってはならない雰囲気が醸成されていました。電力会社も原子炉メーカーも「絶対に安全なものにさらに安全性を高めるなどといいうことは論理的にあり得ない」として彼ら自身の中で「安全性向上」といった観点からの改善や新規対策をとることができなくなっていったのです。メーカーから電力会社への書類でも「安全性向上」といった言葉は削除され、「安全のため」という理由では仕様の変更もできなくなっていました。

 原子力安全委員会が「長期間にわたる全交流動力電源喪失は、送電線の復旧股は非常用交流電源設備の修復が期待できるので考慮する必要はない」とする指針を有していたという事実がその好例です。なぜ高い安全性を実現しなければならないはずの原子力安全委員会がこのような内容を盛り込んだ指針を作らなければならないのでしょうか。この指針があることで、電気事業者は過酷事故への備えを怠った面があります。安全を犠牲にして電力事業者の負担をなるべく減らそうとするご機嫌とりにしか見えません。原子力推進側にいたことのある、ある政府高官は「当時は原子力安全委員会において、東電の発言権が大きかったことは確かです。そして一旦このような指針が決められると「間違っていた」として訂正することはほぼ不可能でした」と語っています。

 米国や欧州では1979年のスリーマイルアイランド事故や2001年9月11日の同時多発テロ事件の後、センサー類やベントのためのバルブの改善を含むいくつかの過酷事故対策が実施されました。しかし当時の日本政府や電気事業者はこうした対策の多くを無視し、その結果、過酷事故への備えが不十分となっていました。世界平均の数十倍もの高い確率で巨大地震が発生する国である日本が過酷事故対策についてこのような態度をとってきたこは国際社会に対しても恥ずべきことと言わねばなりません。

 この調査中、政府の原子力安全関係の元高官や東京電力元経営陣は異口同音に「安全対策が不十分であることの問題意識は存在した。しかし、自分一人が流れに棹をさしても変わらなかったであろう」と述べていました。じょじょに作り上げられた「安全神話」の舞台の上で、すべての関係者が「その場の空気を読んで、組織が困るかもしれないことは発言せず、流れに沿って行動する」態度をとるようになったということです。これは日本社会独特の特性であると解説する人もいます。しかし、もしも「空気を読む」ことが日本社会では不可避であるとすれば、そのような社会は原子力のようなリスクの高い大型で複雑な技術を安全に運営する資格はありません。」

                                     ⇒続く

東京電力・福島第一原子力発電所事故の特徴

2022年03月30日 00時46分03秒 | 東日本大震災


 分厚い一冊、10年越しでようやく一通りなんとか読み終わりました。先週気温が低下した時の首都圏の電力逼迫、ロシアのウクライナ侵攻、海外へのエネルギー依存度をさげるために資源のない日本は、停止中の原発を今すぐ再稼働させるべきなのか、むずかしくてわかりません。一人一人が考えるべき時なのでしょう。当時就労していた大会社で、決算期の業務をやっつけながらもパソコンの画面に、放水する様子を流すニュース映像を立ち上げ、気もそぞろに緊張感をもって見守っていたことを思い出します。せめて、あの時なにが起っていたのかをたどっていきたいと思います。

 現在日本で稼働中の原発は、四国電力伊方発電所3号機、九州電力玄海原子力発電所4号機、九州電力川内原子力発電所1号機。

原子力規制委員会HPより、

https://www.nsr.go.jp/jimusho/unten_jokyo.html?msclkid=39c82ff3af7411ec94ac46f507c5e83e

『福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書 』より、

「福島原発事故独立検証委員会 北澤宏一委員長メッセージ
 不幸な事故の背景を明らかにし、安全な国を目指す教訓に

-東京電力・福島第一原子力発電所事故の特徴-

 福島第一原子力発電所の事故の最大の特徴は、「過密な配置と危機の増幅」でした。福島第一原発には、6つの原子炉と7つの使用済み燃料プールが接近して配置されていました。現場の運転員たちは、水位や圧力を示すセンサーなどの表示が信頼できないという絶望的な状況の中で、危険な状態に陥った多数の炉や使用済み核燃料プールに同時に注意を払わなければならなくなりました。ある炉の状態の悪化による放射線量レベルの上昇や、爆発による瓦礫の飛散、設備の損傷などによって、他の炉や使用済み燃料貯蔵プールに対する対策が妨げられたことで、危機は次々に拡大していきました。

 国民に対してはっきりとは知らされていなかった今回の事故の最大の危機が、この検証の中で明らかになりました。2号機などの格納容器の圧力が上がり爆発により大量の放射能が一挙に放出される可能性があったことと、運転休止中の4号機の使用済み燃料プールが建屋の水素爆発で大気中にむき出しの状態となったことについて、政府上層部が長期にわたり強い危機感を抱いていたことがわかりました。事態が悪化すると住民避難区域は半径200km以上にも及び、首都圏を含む3000万人の避難が必要になる可能性もありました。原子力委員会の近藤駿介委員長らはこうした見通しを「最悪のシナリオ」として検討し、菅首相に報告していました。」

                                         ⇒続く

宙組ブロードウェイミュージカル『プロミセス、プロミセス』-ナウオンステージ(2)

2022年03月29日 16時52分59秒 | 宝塚
宙組ブロードウェイミュージカル『プロミセス、プロミセス』-ナウオンステージ
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/712225988172c31fb739fef17f297434

(敬称略)
🎄個性豊かなキャラクターたち-

芹香斗亜(チャック・バクスター:総合保険会社の経理部の社員)
「専科から輝月ゆうまさんが出てくれて下級生だけれど頼もしい。作品に対するアドバイスがなるほどなと思うことが多くありがたい。包容力満載。
重役の方々がなかなか濃い。ミドルエイジの男性たちの哀愁がわかるわかるという感じとまだまだやるという感じがよくわかる。コメディ要素の中にちゃんとリアリティが出ている。四人ひとりずつストーリーを追いたい。
瑠依蒔世くんのマージ役、パンチがきいていてすごくいい。毎日違うことをしている。よくそんなにいろいろなものが湧いてくる。彼女のもっている面白いものがいいスパイスになっている。フランのお兄さんのカール役もいいスパイス、パンチきいている。
若い女役さんたちだけで場面をつくることに苦戦していたけれど、みんな前向きに取り組んでいる。すぐにうまくなることはないけれどちゃんと一歩一歩進んでいる。舞台にいったらより多くのものを吸収して成長していくんだろうと思う。」

天彩峰里(フラン・クーベリック:社員食堂に勤めるOL)
「瀬戸花まりさんのミス・オルスンとの場面、空気がガラッと変わる。ひとことひとことが刺さる。
 カールの発する言葉は乱暴だけれど優しさを感じる。フランはお兄さんが大好きで育ったと感じる。
 個性豊かな女の子たち、一緒にお稽古していて楽しい。みんな楽しくナンバーをつくっている。」

和希そら(J・D・シェルドレイク:人事部長)
「輝月ゆうまさん、めちゃめちゃ「おとめ」を読んでわたしたちよりも愛称を把握してくれている。」

輝月ゆうま(ドクター・ドレフィス:チャックのアパートの隣人、医者)
「重役たち、カップルによって関係性が違うというところをはっきり出してくれている。
 みんなスパイス的な感じでピリッと存在感をきかせてくれる。一幕ほとんど出ていないのでみているけど面白い。宙組のことをなにも知らなかったけれどみんあポジティブで、人と違うことを進んでするのが好きそうなイメージ。いろんなアイデアがそれぞれ浮かんできている。プロミセス・プロミセス、ぴったりだと思う。」

瑠依蒔世
(カール・クーベリック:フランの兄、マージ・マクドゥーガル:クリスマスをチャックと共に過ごす女)
「2幕と重役と社員の絡みがめっちゃ好き。」

紫藤りゅう(ジェシー・ヴァンダーホフ:クレーム調査部の部長)
「重役たちがひとりひとり全部違って面白い、全部みてほしい。ドービッチとシルヴァアの関係がめっちゃ面白い。
宙組はみんな進んで違うところに入っていこうとするのが魅力的。わたしも(星組からきたとき)すごいと思った。」

🎄ミュージカルナンバーについてー

芹香斗亜
「変拍子の曲が多いので結構苦戦した。バカラックの楽曲が物語を彩っている、このテンポが血に流れている、心拍数がこのテンポなんだという原田先生の話。第二次世界大戦が終わって成長した50-60年代のニューヨークの活気の光と影を曲で表現されている。
ソロは一曲歌いきる体力が求められる。宝塚の曲は公演時間もあり一人一人の曲が長くないけれど、今回はしっかり長さもあり、男性が歌う曲なのでその分の力強さと肺活量が必要、これを乗り越えることが自分の力になる。
クリスマスパーティーで重役たちが踊るところがいちばんお気に入りかもしれない。」

和希そら
「聴いている側の方が多いのでワクワクする。
 一幕ラストのクリスマス・パーティしているところもすごく楽しい。出てないけれど・・・。」

天彩峰里
「歌っていてワクワクする。
 二幕のチャックとマージの場面がお気に入り。」

瑠依蒔世
「ダビングコーラスにほぼ参加した。歌唱指導の西野先生(指揮の西野先生の弟さん)にすごく引き出していただいた。ダビングの時ブースに入って指揮を振ってくださった。踊りながらニュアンスをやってくださった。みんな楽しんでやれた。芝居感を出してとらなければならなかったので演じているという感じでやれた。」

輝月ゆうま
「変拍子が多くてよく考え付いたなと思う。だからこそ面白くて病みつきになる。
 宙組はもともとコーラスが積極的で強いというイメージだけれど、さらに磨きがかかった。新しい武器を手に入れたと思う。次に絶対つながると思う。」

紫藤りゅう
「チャックとドレフィスがフランを励まして歌うハッピーな場面が大好き。
 西野先生が歌稽古のとき音程とかそういうことではないといってくれたことがすとんと落ちた。歌をみるとき視覚的にみるべきだと、歌は目からも入ってくるとおしえてもらって重役たちの歌の雰囲気もがらっとかわった。」


 この作品の経験が、『NEVER SAY GOODBYE』のコーラスへとつながっているのでしょう。いまこの時、宙組が奏でる平和への祈り。今週末、東京宝塚劇場の初日。すでにみなさま東京に移動されているのかな。大劇場では半分も公演できませんでした。全日程完走できますように・・・。
わたしは友の会と阪急交通社貸切公演でB席を1階ずつ予約しています。高齢者を守るための?コロナ対策により全く先がわかりません。日本がいつまでこのままあるのかもマジでわからなくなってきました。痺れもきているので、痛み止めの副作用がつらくても頼るしかなく、悔いのないよう、なんとか無事に観劇したいと思います。いま信じることができるもの、心の支え。




『アンネのアルバム』より(3)

2022年03月29日 00時46分19秒 | 本あれこれ
『アンネのアルバム』より(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/701e77cf2b6ad7a6dfd13cb142c06c69

「ずぶぬれの逃走-

 家族たちは、おびえてしまった。だが、オットーだけは落ちつきはらっていた。

「安心しろ、こういうときのために、お父さんは、隠れ家を用意しておいたのだ。明日の朝、そこに移ろう」
「まあ、お父さん!わたし見直してしまったわ。で、隠れ家ってどこ?

 あくる7月6日、午前7時半、まず、マルゴットがオットーの秘書だったミープにつれられて、自転車で出発した。つづいて、両親とアンネが住みなれた家をあとにした。飼いネコのモールチェが、じーっと見送っていた。」

 「つれていけなくてごめんなさい」
 アンネは、泣きながらあやまった。

 ユダヤ人は、電車にも、自転車にものることを許されていなかったので、アンネたちは、ざんざ降りの雨の中を歩いていかなければならなかった。

 約二時間、五キロ以上歩いたとき、アンネの前に会は、ブリンセン堀の事務所ビルが堀の水に陰気なすがたを映していた。

 「アンネ、あの事務所ビルのうしろにつづいている四階だての家の三、四階が、わたしたちの隠れ家なんだ」

 表のビルを通って、うしろの家に入ると、小窓の向うに見える、西教会の塔の鐘の音が、ずぶぬれのアンネたちを、あたたかく迎えてくれた。」




台湾、5~11歳への接種と12~17歳の3回目接種とも見合わせ

2022年03月28日 13時21分30秒 | 気になるニュースあれこれ
「(台北中央社)衛生福利部(保健省)の専門家会議は24日、新型コロナウイルスワクチンの接種について、5~11歳の子供への接種と12~17歳までの青少年への3回目接種ともに見合わせると決めた。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/962871b2e141e25d9b99bfc9cfc899a1a2e879a4


(リンクを貼ろうとすると不正となってしまうためアドレスの記載のみ。どうしたら修正できるのか、残念ながら理解できていません。)

ワクチンハラスメント救済センターが発足しました。

https://corowakunavi.com/

コロワク治療ナビ検索サイトがスタートしました。

https://corowakunavi.com

宙組『ホテル スヴィッツラ ハウス』-ライブ配信(6)

2022年03月28日 01時23分50秒 | 宝塚
宙組『ホテル スヴィッツラ ハウス』-ライブ配信(5)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5c48f4e3b7088b05162ee18dbf254c60


2021年5月5日(水)
宙組 『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』 梅田芸術劇場公演
16時30分~、ライブ配信

 第二次世界大戦中期、永世中立国であるスイスのホテルを舞台にした多国籍の人々の物語。かつてバレエ・リュス(フランス語でロシア・バレエ団を意味する普通名詞)で活躍した天才ダンサー、ニジンスキーもサン・モリッツで療養中、このホテルで最後のパフォーマンスを行った。今は精神を病んで療養中のニジンスキーを救済するために「ホテルスヴィッツハウス」でチャリティ公演が行われるという設定でした。真風さん演じるロベルトの母は、かつてニジンスキーと同じ舞台に立っていました。ニジンスキー、宝塚では、2011年に早霧せいなさんが演じています。作・演出は原田諒先生。このニジンスキーは、キエフ生まれで両親はポーランド人なんだそうです。

2015年12月28日付ニューズウィーク日本版より、

「「ウクライナ」を創るプーチン」からの引用、

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4307_1.php

「ゴーゴリ、ニジンスキー、ホロヴィッツ、そして大鵬と聞いて、共通項がロシアというよりもウクライナだと思う人は多くないだろう。もっとも作家のゴーゴリはウクライナに生まれたことは間違いないが、当時ウクライナは帝政ロシアの一部。ゴーゴリ自身もサンクトペテルブルクに移り、ロシア語で作品を執筆した。ロシアバレエ団で活躍したニジンスキーもキエフ生まれだが、両親ともポーランド人である。現在のウクライナ領西部は一四世紀以降ポーランドやリトアニア領で、その後ハプスブルク帝国の領土になった。ニジンスキーが学んだのはサンクトペテルブルクだし、活動の中心はむしろパリとみて良いかもしれない。ピアニストのホロヴィッツもウクライナ生まれで両親はユダヤ系である。だが一九二五年にはソ連を出国し、その後アメリカに移ったので、ピアニストとしての活動の大半はアメリカ人として行われた。大鵬の父は、樺太に入植したウクライナのコサック騎兵の将校である。ロシア革命後に当時日本領だった南樺太に亡命し、そこで日本人女性との間に生まれたのが後の横綱大鵬なのである。こういった人々の人生を見ると、ウクライナ人とは何か、そもそも国家や民族のアイデンティティとは何かと考えさせられる。」

「ロシアは嫌われEUやNATOへの期待は高い。だが国際政治が好き嫌いだけでやっていけるはずはない。EUはウクライナ問題でロシアを非難はしても、ロシアとの決定的な関係悪化を望むまい。また仮にウクライナがNATOに加盟しても、アメリカ人は、組織だった抵抗もせずにクリミヤで屈したウクライナを守るために、はたして命をかけるだろうか。この国の人々は、国際政治の力学を見極めつつも、団結して独立と自由を守る覚悟はあるのだろうか。そんなことを心配しながら展示を見ていると、ふと安保法制で憲法論議に終始する日本のことを思い出した。」

 何度か読み返さないと理解できませんが、勉強になります。世界は広い、多民族が暮らすヨーロッパは大陸は広いです。いま何が起こっているのかを理解することは簡単ではありません。世界史、世界のなかの日本、特に近代史を勉強し直さなければと思うこの頃です。

 『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』、 明日がわからない第二次世界大戦の中で、自分の想いを大切にしながら懸命に生きようとする人々の姿を映画のように描いた舞台でした。サスペンス要素はうすく、ナチスの迫害から、愛するものを、芸術を守るために命をかけるキキちゃん演じるヘルマンたちに、コロナ禍となってから真っ先に舞台が不要不急として社会から糾弾された現実をかさねていました。植田景子先生もまさか一年後に世界大戦になるかもしれないという状況は想定されなかっただろうと思いますが、この状況下でふりかえるとより深い物語でした。無観客でのライブ配信はつらかったですが、画面を通して宙組生たちの熱量が伝わってきました。これもまた宝塚が奏でる平和への祈りの声、世界中に届いてほしいとあらためて思います。

「To love,To live
 (愛すること 生きること)

 作詞;植田景子 作曲;瓜生明希葉

 この世に生まれ落ち
 いつか消える この命
 一度きりの人生
 限りある時の中で

 どれだけの愛 出会えるのだろうか
 To love 愛することが
 To live 生きる意味と気付いた

 時は巡り
 二度と帰らぬ
 今 この日 この時を

 何かを愛し
 生きられたなら
 心震わせ
 愛せたなら

 熱い想い
 消せはしない
 命果てるまで

 To love 愛のため
 To live 生きたい」


宙組『ホテル スヴィッツラ ハウス』より-「Lives in the theater」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9b9a6e3bc8c72841af42bfaa715a7ae7

遥羽ららちゃん、結婚おめでとうございます。
https://www.instagram.com/p/CbjrPpfJLFX/




ウクライナ侵攻により影を潜めた新型コロナ関連報道

2022年03月27日 15時44分11秒 | 気になるニュースあれこれ
「ウクライナ侵攻により影を潜めた新型コロナ関連報道 ーそもそも連日の報道は意義あるものだったのか?」

https://comemo.nikkei.com/n/n1c1c010f5b5d



 2021年度のコロナ予算、77兆円、国民ひとりあたり60万円という勘定になるそうです。そして得られたのは、社会の分断、世代間格差の助長、少子化の促進、こどもたちの健全な心身の成長の阻害、マスクをはずせなくなった社会・・・。このツケを背負わなければならないのは、コロナの感染源として行動制限をいちばん強く課されてきている世代。どうやら本当に参議院選挙で投票してもえないと困るので、コロナの特別扱いを6月までつづけるっぽい。ワク○○4回目の前倒しも選挙対策?でしょうか。日本という船、自ら強い経済制裁を課して沈んでいこうとしています。

「検証 コロナ予算 77兆円」

https://www3.nhk.or.jp/news/special/covid19-money/post/index06.html?msclkid=5c0d1c1aad9111ecb36b9ee4a39f9653




「【新型コロナワクチン】接種後の長期間の体調不良 厚労省が全国の都道府県に患者サポートを通知」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f336d7f66b92e98bb0614506c467fb2596e476


遷延(読み)せんえん
=物事がのびのびになって、はかどらないこと。長引くこと。また、のびのびにすること。
(コトバンクより)

 聞きなれない、難しそうな言葉を使ってくるところが、いかにも的で巧みだと思います。

厚労省HPより、
「遷延する症状を訴える方に対応する診療体制の構築について」

https://www.mhlw.go.jp/content/000918573.pdf

2022年『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』-「窓辺で手紙を読む女」

2022年03月27日 01時30分07秒 | 美術館めぐり
 ドレスデン国立古典絵画館所蔵『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』、上野の東京都美術館で1月22日から始まる予定でしたが、まんボウ延長により、2月10日からの開催となりました。閉幕までのこすところ一週間。3月25日(金)、足の痛み止めをのんで、不安神経症にうちかち、なんとか無事に観覧することができました。上野までの往復、久しぶりで長時間電車に乗りました。優先席にすわることができましたが、隣がものすごく強いにおいを出す方とかタブレット端末で動画みるのにイヤホン使わない方とかだったりで緊張しました。身軽に動くことはできないので気になってもとにかくじっと我慢するしかありませんでした。もはや公共交通機関に乗るのももこわいなというのはまた別の話・・・。


ヨハネス・フェルメール
《窓辺で手紙を読む女》
1657-59年頃、
油彩、カンヴァス

-修復前-



-修復後-
 


 「17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。

 1979年のX線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗りつぶされていることが判明、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。

 しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。所蔵館以外での公開は、世界初となります。」

 フェルメールが最初に「手紙」を描いた作品、当初は、同世代のレンブラントのものとされました。修復によって鮮やかによみがえったキューピッドは仮面をふみつけています。「欺瞞や良心の欠如に打ち勝てるのは誠実な愛だけだ」という警句を表現している、女性が読んでいるのはおそらく恋文という解説が書かれていました。

 混みあっていましたが、時間指定制により激込みということはなく、少し離れたところから全景をみることができました。目の前はライトでみづらいこともあり、少し離れてみるとキュービッド、窓ガラスに映る女性の顔、カーテンの陰影などがくっきりとわかってきれいでした。閉ざされた空間の中に、明るい光が窓辺からさしこむフェルメールの優しい絵、穏やかな時間が流れていました。

 《窓辺で手紙を読む女》、この世にいる間に会えて幸せでした。フェルメールの原画にもどつく複製画も展示されていました。細部まで見事にされていてびっくりでした。

 こんな時によく来日してくれました。このあと北海道、大阪、宮城と巡回するようです。これから観覧する方々が無事楽しめますように、そして作品たちが無事ドイツに帰国することができますように・・・。

                                     ⇒続く

 
 





 2011年12月-2012年3月、東急文化村『フェルメールからのラブレター展』で出会った、アムステルダム国立美術館所蔵「手紙を読む青衣の女」も、修復が施されたあとの来日でした。東日本大震災、原発事故が起こって半年余りの日本によく来てくれました。

2011年『フェルメールからのラブレター展』_「手紙を読む青衣の女」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e05e8dc9b34ad4002fa1eb376ce7d5df


2011年『フェルメールからのラブレター展』_「手紙を書く女」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9bee299f674a8965d5ff7bd381f44b95


一昨年の『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』を最後にリニューアル工事中の国立西洋美術館、
4月9日リニューアルオープン予定。







まんボウが終り、再開した上野動物園、どうして閉園しなければならなかったのか、ものすごくもやもやします。



国立科学博物館、遠景。手前左のスタバで足を休めてから帰ってきました。