たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『Pukul』東京千穐楽

2017年12月16日 22時24分36秒 | ミュージカル・舞台・映画
 『Pukul』東京公演千穐楽、土曜日の12時30分開演に間に合うように出かけるのはきつかったですがなんとか無事に間に合うことができて、楽しんできました。一週間前は二階席、今日はリピーターズチケットで1,000円しか違わないのに一階席。ずいぶん違うと思いました。日本青年館、二階席は椅子が特によくないし、なんだかみづらかった。一階席はみやすくて座席ひろめだし背もたれは好きになれませんが居心地よかったです。壮大なスケールの内容で次々と繰り出されるダンスと歌のパフォーマンスに圧倒されてお腹いっぱい、濃かったです。蘭ちゃん(蘭乃はなさん)がとにかく表情豊かで可愛くてリフトされるときの動きがすごくきれいだし、ダンスはしなやかで、ずっとキラキラしていて華があり素敵でした。水夏希さんの青い地球と蘭ちゃんの黄色い月のダンス、なんだか禁断の恋みたいな雰囲気でやっぱり男役トップと娘役トップのデュエットダンスにしかみえませんでした。謝先生の想いがつまったもりだくさんの内容、それを体で表現できるプロフェッショナルが集まった、あるようでなかったオリジナルショー、書きたいことはたくさんありますが容量がどんどん減ってきているし、疲れちゃっているので明日以降少しずつ書ければと思います。観劇でなんとかまた心のエネルギーを取り戻すことはできました。とにかく訪問で冷たい風にあたらなければならないし、足が疲れているのがすごくわかって、がんばって日比谷にも行ったものの、力尽きて早々に帰りたいけど帰りたくないこの部屋に戻ってこざるを得ませんでした。仕方ないね。現実逃避して非日常的な世界に浸る時間をもつことができたよかったです。劇団四季と宝塚と東宝をいちどにみたような舞台、わたしの一日分の稼ぎより少しばかり安いお値段を払う価値は十分にあったと思います。

 終演後青年館のカフェでパン・ケーキをいただき、ふらふらと歩きながら外苑前の駅に向かっていたら神宮球場から男子学生たちがどっと出てくるのと鉢合わせになってしまい彼らの波を避けながら歩いていたら、なんと湖月わたるさんと遭遇。ファンクラブの方が運転される車かな、ちょうど乗りこもうとされようとしていたタイミングでわたるさんと目があいました。わたし、マスクしていましたが「湖月さんだ」って声に出したのが聞こえたかのように、笑顔で軽く会釈してくださいました。わたし、先週購入したプログラムを梅田芸術劇場のビニール袋に入れて持ち歩いていたから、『Pukul』の舞台みた人だってわかったのかな。なんかすごくいい人だなって感じました。20年以上前の星組時代からなんども拝見しているのだから、勝手に旧友に再会したような感覚になりました。背が高くって、お顔小さくって、足が長くって、美人でイケメン、素敵でした。同じ年頃の一般人はいわゆるおばさんと呼ばれるようになっているというのに、神様に選ばれし特別な方ですね。こんな素敵なおまけがついて、体はきつかったですが心のエネルギーチャージ、舞台はいいですね。

 タカラヅカスペシャルのライブビューイングまで気がつけばあと5日。