たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

星組『エクレールブリアン』_「ひとり星の上で」

2019年08月17日 16時02分59秒 | 宝塚

「僕はどこへ
 行けばいいのだ

 僕の愛は
 はるかな銀河の果てに

 ひとり星の上で
 僕は旅に出る
 銀の舟に乗り
 幸せ求めて

 新しいひとつの
 光を目指して
 僕は飛んでいく」 





「酒井澄夫(作・演出)

 エクレール・ブリアン(華麗なる煌めき!)

 このショーの発想は、ジルベール・エコーのシャンソン「ひとり星の上で」にあります。
 
 なんとなくベコーのファンであった僕は、昔からこの曲には心ひかれていました。この度、星組のショーと聞いて、なぜか、最初に紅さんの顔と共に浮かんだのがこの曲でした。遥か宇宙の彼方からやってきた紅ゆずるが、この舞台に降り立ち、夢を伝える・・・そんな発想から、このショーは生まれました。

 夢を振りまき、新しい星に飛んで行く・・・。そんな想いで、このショーを創っています。」

(公演プログラムより)


 華やかなプロローグのあと、星空をみあげながらひとり銀橋にすわって歌う紅さんの姿が、8月11日の観劇時は一階席からだと近くに感じられてそれはそれで幸せでした。優しさ、愛おしさ、切なさ、さみしさ・・・、色々な想いが込められている歌声、沁みました。生きているのも悪くないよ、ってそっと背中をさすってもらえたような、あったかい時間でした。出会えた奇跡に感謝。



旅の思い出_安曇野・松本(1)

2019年08月17日 16時02分05秒 | 小さな旅の思い出
過去から解き放たれていくために、家族は幸せなものだと信じて疑ったことなどなかった頃の自分語り。

20歳を過ぎた頃のわたしは、なぜかものすごく信州という響きに憧れを抱いていました。特に安曇野にはノスタルジックな憧れがあり、一人旅をしたいと思いが強くありました。

休日になると旺文社の「信州」というガイドブックとにらめっこし、旅しては巻末にあった地図を塗りつぶしていたのは遠い日の思い出。ガイドブックはいつかの引っ越しの時にお別れしました。この旅で購入した道祖神の置き物、ずっと家にありましたが、心の引き出しにしまって現物は断捨離しました。

「1984年5月12日(土)快晴

7:15 〇〇発

9:58 △△△

12:36 松本

13:18 柏矢町よりバスにて

13:35 あづみ野ユースホステル泊

あづみ野をレンタサイクルにて回る。穂高神社、碌山美術館、東光寺、御法田ワサビ田。
道祖神があちこちに点在。

夜、ペアレントの説明でスライドをみる。
ティータイム、紅茶を飲みながら、お喋り。

PM 8;30

 あづみ野ユースホステルの夜を過ごす。今日はあづみ野をサイクリング、2時間余り。暑い一日だった。思う存分、新緑を楽しんだ。汽車の窓からみる山々、いろんな色をしていて楽しかった。たまらなく喉がかわいている。サラサラ流れる水の音をきいたのも久しぶり。
真っ白なリンゴ畑もみた。

汗をかいたさわやかな一日は終わろうとしています。
葉書をいっぱい書きました。
みんなの手元に無事届きますように。
たまらなく喉が渇いて、食事があまり進まなかった。
おとうふがおいしかった。
夜になるとさすがに冷えてくる。
静かな夜です。
今日は疲れました。

おやすみさない。」


憧れだった碌山美術館。