たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宝塚カフェブレイク-しどうりゅうくん

2021年02月22日 23時15分20秒 | 宝塚
宝塚カフェブレイク-ずんちゃん
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/26889d8b323395e78dc33cf185508f94





宝塚カフェブレイク ★爽やかすぎるタカラジェンヌ!紫藤りゅうに心が洗われる⁉ 20210221
https://www.youtube.com/watch?v=WKHmbyiY7uw


 コロナ禍、寒さと乾燥が一年でいちばんきびしい季節を乗り越えて、『アナスタシア』は昨日無事に大千穐楽を迎えました。昨日配信されたばかりの紫藤りゅうくんのカフェブレイク、公演が終わりましたが、ロマノフ家、ネヴァクラブのボーイ・セルゲイ、ディミトリのかつての悪友、新聞記者とけっこうな早替わりで演じたそれぞれの役について丁寧に語っているので物語全体がより深くわかりました。和希そらくんのリリーの台詞「夜のあいさつのいいところは残りの人生が一日減ったっていうことよね」にはロシア人特有の自嘲的な皮肉がこめられているという話だとなるほどそういうことなのかと。ネヴァクラブの入り口でアーニャを追いかけてパリにやってきたグレブをからかって「ようこそパリへ!同志」と声をかけるところと華やかなネヴァクラブのダンスシーンにはいるところで、さあ始めるぞ!みたいな感じで手をカモンとしているところが私的にツボ。ネヴァ河畔で酔っぱらってディミトリとアーニャをからかう場面は、今まで酔っ払いの役をたくさんやてきたので最上級の酩酊状態になっていたそう。だからさっさとアーニャにやられてしまうという話も面白いです。酔っ払いたちの場面、歌っているのは「ネヴァ河の流れ」、14日の阪急交通社貸切公演の時にはトラピダンスをしていたとツィッターでみかけましたがわたしは認識しきれませんでした。ここでグレブを代表とする新政府と日々を生きる人々との温度差を出せたらいいなという話とか、よどみなく次々と出てきて頭の回転が速い、『フライング・サパ』のむずかしい長台詞も入っていくはずだ。

 脳みそと心が疲れているとき、幸せな気持ちになれる作品、いいですね。美しい音楽が今も頭の中を流れています。昨夜から特別プロモーション映像などを繰り返し流したりもしています。デジタル音源が配信されたら購入したいです。

 星組から組替えとなったのは2019年10月14日、紅ゆずるさんの退団日の翌日ですが、一年以上過ぎてから『アナスタシア』でようやく宙組生として大劇場デビュー、昨年は東京宝塚劇場の舞台に立っていないということになります。以前から宙組にいるかのような溶け込み具合、宝塚の組替えって不思議な力がありますね、本来もっているいいところがより伸びていく。ネヴァクラブのとびっきりのキラキラ笑顔、沁みます。

 カフェブレイク、フィナーレのかっこいい男役群舞としどうりゅうくんが和希そらくんをリフトしているところを流してくれてありがとうございます。