行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

噴飯もの土俵問題

2018-04-07 23:18:48 | 政治
今時、土俵に女人禁制とは当に物笑いの種。NHKで新番組「チコに叱られる」が始まったが、それこそ何故土俵には女性は上がってはいけないの?と聞かれてまともに答えられるか?伝統だとか言っているが、更に何故と聞かれ叱られるだろう。悪弊は取り払うのが相撲協会のトップの役割だ。宝塚市の女性市長が土俵上で挨拶ができないことを悔しがっていたが、当然のことだ。
 
今、丁度全日本水泳選手権が開催されてるが、男も女も選手は同じプールで泳いでいる。女は別のプールでとなったら大変なブーイングとなるだろう。今日のニュースでは、奈良の宝蔵院流槍術(吉川英治は宮本武蔵に対する最強の武術と描がいてる)で、初めて女性が初級の免許を取得し、1600年以来長い伝統の中で画期的と宝蔵院は評価している。
 
日本の女性の社会的地位が途上国に較べても低いことを政治家はもっと深刻に受け止め、公益法人である大相撲協会を是正指導すべきだ。かつて20年も前かニュージーランドを訪問したとき、英連邦総督、首相、最高裁長官、与野党党首が女性が占めていて男達は何をしているのと冗談交じりに聞いたことを思い出した。今の日本はどこの分野でも可能性のある女性に壁を作ら無いことが何よりも必要だ。
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