旧友と新宿御苑の八重桜を見ようと計画した今日、既に桜は散り、しかも寒い雨、予約してるそば屋で一杯と思いきや、案内役の植物の権威A氏をはじめ、懐かしさも有り、御苑に入場。結果的には桜はなくとも不思議満載の植物の生態に感動した。
新宿門から「母と子の森」に入ると、遠くからハンカチがぶら下がってるように見えるハンカチの木が見える、鳩みたいに見えるので英語名はDoves Tree
例年だと29日頃に咲く花が見事に咲いていた、これは珍しい。白いのは葉であって、受粉の使命が終わると落下する。
更に珍しいのは落羽松、地上ににょきにょきと根っこを出して呼吸をする。気根と言うとのこと
日本庭園の青楓も美しい、ヘリコプターのような実を一杯つけている
日本の松の葉は2本、外国の松は3本、五葉松は5本と言われ、松も観察、中国産の白松もあった。
そしてビックリしたのが黒松に赤松が合体した松林、根元は黒く、幹は赤、形も特徴が有る。
あと、著莪の花の橙色は虫を導入するためで、ツツジにもあるとか、植物は受粉させるため精一杯努力をしている。梅林では、梅が落ちてるのは残った梅を大切にしたいからとか、自家受粉の梅を落とし、他科受粉ものを残してるとか