行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

そこに銃があるから

2018-04-23 21:45:25 | 海外

米国南部ナッシュビルのレストランでまたも銃の乱射事件が起き、数人の死者が出たと報道された。1970年代の初頭、仕事でナッシュビルを含む米国南部を何日か訪れたことがあった。現地のマーシャル(保安官)は「北部と違ってこのあたりは犯罪が少なく、ホテルのドアを開けていても良いほどだ」と胸を張っていた。それが最近は高校でも乱射事件が頻発し、今や大きな社会問題になって、高校生も立ちあがっている。しかしトランプ大統領は全く動こうとしない。

日本では派出所で新人警官が教育担当の上司を射殺した事件が起きた。会社のパワハラでは起きえないことが警察で起きたことはまさにそこに銃があったからだ。米国南部は貧しくかつては銃による事件は少なかったが、豊かになり皆が高価なライフル銃を保持するようになったがために悲劇が起きている。連射式のライフル銃だと被害は多数に及ぶ、銃規制は米国の第一の課題だと、共和党の政治家は何時になったら気がつくのだろうか。

今の米国に観光旅行に行く気はしない。

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