サントリーニ島のアクロティリ遺跡を尋ねた。1967年に発見され、まだ10%程度しか発掘されてないが、先史時代の遺跡にしては高度文明で、ミノア文明を思わせる。火山の爆発で街全体が埋もれたが人骨は発見されず、火山の爆発予知がなされていたと推定される。下水道は確認されたが、上水道はまだ、三階建ての建物が存在し、見事なカラー壁画もあり、アトランティスではないかという説もあり、今後の発掘が楽しみだ。ポンペイみたいな発掘状況だが、ミノア文明と劣らないワインやオリーブの保管壷が見事に残っている。木造物もかなりあったと思われるが、火山の爆発で燃え尽きている。
下の写真は俯瞰模型図
この壁画は春と名付けられ、現場には無く、後ほどアテネの国立博物館にて展示しているのを訪ねた