行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ギリシャ紀行 オリンピア

2018-08-16 17:22:56 | 海外
オリンピアは丘に囲まれた盆地にある小さな町だ。
BC400年代、ギリシャのポリスから選手が4年に1回集まり運動会が開催され、それがゼウス神への奉納行事オリンピックとなつた。参加資格はギリシャ人、男子で世界の植民地からも参加するようになった。ローマ時代まで行われたが、キリスト教の布教が進むにつれ、神々は忘れられ、オリンピックは近代オリンピック開催される迄歴史から消えた。
聖地の中心のゼウス神殿

この中の天井まで高さ12mに及ぶゼウス像はローマ時代後半、コンスタンチノープルに持ちさられ行方不明になっている。世界7大不思議の一つと言われている。附属博物館にはその写真が展示されている。

オリンピックの採火はどこで行われるのか?
ゼウス神殿の後、BC7世紀に建てられたゼウスの最初の奥方ヘラの神殿の手前、石の囲いがオリンピック聖火の採火場所だ。嫉妬深い強いヘラの嫉妬心にも点火するかも!

各地からの奉納品があるが、このイオニア式柱の円形モニュメントは美しい。アレキサンダー大王の父が戦勝記念に奉納し、大王が完成させたものだ。

他にも、日本語になっているジムの語源ジムナジウムの遺跡がある。
ここで参加選手は素ッ裸でトレーニングをするとのこと。
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