国会も行政府も1年経っても公文書改竄問題が明らかになったぐらいで、森加計問題は明確にされず、改竄した張本人もお咎め無し、何故改竄したのか不明のまま。米国なら懲役刑というでは無いか。頭が腐っては官僚も腐り、セクハラ次官、はては文部官僚の子息コネ医大入学に端を発し、仲介業者による省庁をまたがる多くの官僚が接待漬け、賄賂漬けが芋づる式に発覚した。情報公開を要請しても要請元を関連の閣僚にご注進する金融庁、何故こんなことが起きるのか?
私が国際労働財団で専務理事をしていたときは、所管官庁の厚生労働省や外務省から有能な人材が派遣されてきた。また、途上国援助でODAを使ったので、厚生労働省との付き合いは日常的にあった。小泉内閣の構造改革政策で細かい点では、財団の新年会でも官僚は立食パーティに出るのが精一杯で、座って食事をともにすることは厳しく禁じられていた。まして、贈答品など決して受け取らなかった。さすがは高級官僚だと思っていた。さらに民間のボクシング連盟の会長が暴力団と親交があったことが発覚、審判まで影響されていたことも明らかになりつつある。長年、腐っていたことが表に出なかったこと自体病んでる証拠だ。日大ラグビー事件以来、日本のスポーツマン精神はどうなったのか、腐食列島をどうクリーンにするかが課題だ。
政治家から声が上がらないものか?