行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ不況で石油が産業廃棄物になる??+コロナ情報

2020-04-23 18:34:31 | 事件

コロナパンデミックは全く予想外なことを起こす。米国でのコロナウィルスは猛威をふるっているが、原油の先物価格が一瞬とはいえ、価格がマイナスになった。需給が崩れ、ストックするタンクが満杯になり、原油が引き取れなくなり、金を払ってでも処分したいということだ。これでは産業廃棄物と変わらない。見たことのない風景だ。かつて経験したようにタンカーに積んで洋上ストックしかない。

日本は原油とLPGをほぼ100%輸入し、18年度は13.6兆円払っている。原油価格が半分になったら今年は7兆円もの援助(産油国からのプレゼント)となり、産業界を広く潤す。コロナ不況のダメーシを癒してくれる福の神だ。

原油価格で最も注目度が高い「NY原油(WTIの原油先物)」の推移、バーレルあたりのドル価格

コロナ情報
悲しい知らせが埼玉から入った。50台の働き盛りの男性が、コロナ陽性だが入院できず自宅で急死した。医療施設が不足した結果だ。医療従事者へのリスクも日に日に高まっており、院内感染も毎日報道されている。こうした中、フェイスシールドを自作しようという動きがあるので紹介したい。

『新型コロナウィルス感染症対策 簡易型フェイスシールドの設計図の公開と作り方』JILPT主任研究員 小野晶子さんの提案だ。
 新型コロナウィルスの感染力はすさまじい。目の粘膜からも感染する。医療現場では、このウィルスを防御する装具が必須なのだが、今、その不足に直面している。医療用のマスクは恒常的に不足しているが、それだけでなく使い捨て出来る割烹着スタイルのエプロン(防護服)、手袋、キャップ、シューズカバー、ゴーグル、フェイスシールドがない。

 

 

 

 

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