決勝ラウンド、15番ホールまで西郷真央、山下美夢有が10アンダー、一組前の稲見萌寧が16番バーディで10アンダー、そこへ先に回っている青木瀬玲奈が10アンダーで上がったから優勝争いは大混戦となった。ところが16番パー5、ツーオン狙いの第2打、西郷はグリーン左のバンカー、山下は右の遠いバンカーに入れた。比較的やさしいバンカーショットの西郷は直接カップインさせてイーグルを奪い、混戦を抜け出した。山下の食い下がりもここまでとなったが、20歳どうしの優勝争いは見事だった。
西郷真央はプロ初勝利からの今季5勝目で、出場10試合での年間5勝は過去最速とのことで西郷の驀進は復活した。調子を取り戻してきた稲見萌寧は18番でバーディをとり、11アンダーで2位、あと一歩及ばなかった。
第3ラウンド後半、34歳の有村智恵は5バーディをとり、首位に並んだが最終ラウンドパットが決まらず5アンダー7位に終わった。29歳青木瀬玲奈は最終ラウンド7バーディ65で回るという快挙、次回への弾みとなりそうだ。トップアマはイーブン28位の成績で高2、馬場咲希(17歳)が獲得、特に第2ラウンドでは4アンダー68と衝撃のスコア、またまた新星が現れた。
今回のツアーは若手から、中堅、ベテランまでが躍動し、混戦を生み出したと言える。
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