昨年の今頃、オリンピックで稲見萌寧が猛チャージをかけ、銀メダルをとり、日本人初めての快挙で日本中が沸いた。今年は全英女子オープン、最終日南アのアシュレー・ブヘイが首位4打差でスタートしたが、後半チョン・インジ、渋野3人が10アンダーに並ぶという目まぐるしく変わる展開、渋野は2連続ボギーの後すぐイーグルで取り返すなど、頑張りを見せたが、1打差でプレーオフに進めず3位となった。
今回最終日最終組でまわったのは渋野日向子とアシュレー・ブヘイ、2019年渋野が優勝したときと同じカップルで、優勝が決まったとたんにブヘイが手を挙げて讃えたシーンを思い出す。 今回は同じ最終日最終組でまわり、1打差でブヘイが優勝した。渋野は悔し涙を流したがゴルフの神様は公平だ。しかしスマイルシンデレラ渋野は全英女子オープンの顔になりつつある。
初めて参戦した山下美夢有は4アンダー13位と健闘した。世界ランク9位の畑岡なさは最終日3アンダーの挽回で5アンダー7位、堀琴音は3アンダー14位につけ、日本選手の活躍は称賛に値する。
西郷真央と西村優菜は期待が大きかったが、肝心のゴルフ道具が航空会社のミスで行方不明、スタート直前に届くというアクシデントに見舞われ、予選落ちとなり、気の毒だ。西村はエヴィアンからパリへの国内便で被害に遭うという普通では考えられない。ヨーロッパの航空会社はコロナの影響で人手不足に陥り、バゲージを受け取るのに相当時間がかかっている。とは聞いていたが、1週間も行方不明になるなど信じがたい。
古江彩佳、勝みなみは前週優勝の疲れがとれなかったのか、予選敗退となった。これもゴルフの神様がその難しさを暗示したのだろう。
日本では「北海道meijiカップ」が行われ、イミニョンが優勝したが、子連れゴルファー横峯さくらが最終日66でまわるという猛チャージをかけ、1打差で2位。特筆すべきは同じ2位の桜井心那、18歳ルーキーで、レギュラーツアー2戦目にして最終日最終組で堂々たるプレー、また若い人が出てきた。
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