うーん岩井千怜を次の週、誰が止めるかが焦点になる。3番バーディでリードを広げると、ピンをデッドに狙うことはしないでひたすらは安全運転のノーボギー路線、ところがこの日コースレコードの64で猛追してきた山下未夢有に14番で並ばれてしまう。それでも慌てず15番のパー5でもツーオンは狙わずパーでおさめ、チャンスを待つ。17番パー3で5mを沈めバーディをとり、パットの好調さを示した。
しびれたのは18番最終ホール、パーオンしたが長いパットが難しいラインで残った。寄せきれず1.2mのパーパットが残った。外せば先に上がった山下美夢有とのプレーオフ、大勢のギャラリーも含め緊張感でシーン、岩井はラインを読むとエッと思う速さで打ち強めのパットでなんなく優勝を決めた。
試合運びはベテラン並み、メンタルコントロールは20歳とは思えない。インタビューで、「スタート前の決め事、周りがバーディを獲っても焦らずにチャンスを待とう」と勝因を語っているが、きちんと実行するメンタルの強さは並大抵ではない。
次の北海道小樽でのツアー、誰が岩井千怜を阻止するか、今日猛追した山下美夢有か2週連続最終組で敗れた勝みなみか、それともランキング1位の西郷真央が復活するか、目が離せない。他に注目したいのは19歳最終日68で3位に入った武田麗央、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます