行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

懸念多い訪日トランプ発言

2017-11-06 22:19:13 | 政治
安倍首相は「日本は『全ての選択肢がテーブルの上にある』とのトランプ大統領の立場を、一貫して支持している」と語ったが、武力行使も選択肢であることは確かだ。米国の専門家は日韓で400万人の死者が出るとの予測をしてるが日米首脳ではどのような話があったのか全く不明だ。国民を不安にさせる今回の訪問だ。
 
日本との2国間貿易について経済人会合でトランプは「米国は巨額の赤字を抱えている。対日貿易は自由ではなく、互恵的でもない」と不満を表明した。とりわけ自動車分野の貿易不均衡を取り上げて「実質的に米国から日本への自動車輸出はない」(日経報道)と言いきっている。日本で走り回っているジープは米国製ではないのか!自動車企業からはホンダの社長が出ていたようだが、反論無しとは情け無い。テレビ放送での訳は「米国から日本への自動車輸出は全くない」なので、原文を見てみると “many millions of cars are sold by Japan into the United States, whereas virtually no cars go from the United States into Japan.”要はvirtuallyの訳だ。日経報道では実質的にと訳し、何が問題なのかはっきりしない。もう一つ忖度すれば、「米国から日本への自動車輸出はほとんど無いも同然だ」ということなら少なくともトランプが嘘をついたことになら無い。
 
いずれのトランプ大統領発言は理解が難しい。米国なら大統領が怒り出すまでマスコミは会見で糺すのだが。

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