ブラックアウトは人災だったのか?
ブラックアウト以後、いろいろな報道がされているが、最も厳しい批判は北電が思考停止状態だったというものだ。確かに泊村にある加圧水型軽水炉(PWR)1号機(57万9000Kw)2号機(......
今回の台風15号の被害の実態が判ってきたが、その一つライフライン電線の切断だ。多くは倒木によるものと電柱そのものが損壊したことによる。これまでの経験を活かして電線を地下に施設すれば大部分は防げた。冒頭の「ガス管は地下にあるのに何故電線は空中に??」の答えは簡単、さぼってたからだ。経済対策が示されると必ず電線地下化が含まれていたが、きちんと実行されなかった結果がまたもや大災害を招いた。今回の長期にわたる停電は東電だけの責任ではない行政の怠慢、人災と言い切れる。
欧州に旅行した人は気がつくと思うが、パリもロンドンもローマも電線は目に付かない。記念写真を撮っても電線は写らない。大都会だけではない本日放映された旅番組で登場したスペインバスク地方の街、ビトリアのごとく田舎町でも電線は一切空中にはない。経済力の差ではなく、日本は地下化は面倒だとさぼってきたのだ。
5年計画でも良いから電線の地下化を全国で初めて貰いたい。災害は必ず起こることを肝に銘じ、改憲などより、国民の生活防衛を重視して貰いたい。
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